世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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沼津港深海水族館 2018 FILE:6

2018-10-28 10:55:55 | テーマパーク
それでは、シーラカンス・ミュージアムのある2階へ・・・と、その前に
階段の前に、もう1部屋、深海のプラネタリウムがあるので見ていこう。

駿河湾大水槽と、深海のプラネタリウムの間にも、なにやら新たな水槽が
設けられているのを発見。へんな名前の生き物たちコーナーらしいが・・・
4つある水槽の内、上段2つの水槽にいたのは、ツユベラミズタマハゼ
へんな名前の生き物たち ツユベラ ミズタマハゼ
ツユベラは成魚の斑模様が、雨のしずくのように見えることから名前が付いたそうだが
展示されていたのは幼魚の方で、こちらは模様が全く異なり、クマノミに近い色合いだ。
ミズタマハゼは読んで字のごとく、顔の後ろにある水玉模様が特徴だそうだが、水玉といえば
これまた最近、しながわ水族館のウミウシ展で見てきた、フレリトゲアメフラシの印象が強い。

そして下段2つの水槽は、カエルつながりで、イロカエルアンコウアマガエル
カエルアンコウと言えば、前回は真っ黒なオオモンカエルアンコウが居たけれど
こいつは黄色みを帯びている。色変えるのかな?イロカエルアンコウだけに・・・
イロカエルアンコウ アマガエル アマガエル
最後のアマガエルは・・・もはや海の生き物ですらないやーん!
今回(6月)は梅雨がテーマで、この4種が展示されていたけれど
イロカエルアンコウ以外は、さほど変な名前って感じではないな。

そんなコーナー前の天井には、メンダコの形をした照明が吊るされてあった。
沼津港深海水族館 2階へ続く階段前 深海のアイドル メンダコ メンダコの説明板
一時期は、生きたメンダコも展示されていた事があったみたいだけれど、なにぶん
ストレスに弱いメンダコは、カメラを向けられただけでも死んでしまう事があるそう
なので、どのみち生きた個体が展示されていても撮影はできないから、これで充分か。

そんなこんなで、ようやく深海のプラネタリウムへとやって来た。ここは以前
深海の光という名前のエリアだった場所だが、リニューアルしていたみたいだ。
60-Edit改 ヒカリキンメダイの説明板 ヒカリキンメダイの光
と言っても、部屋周りの装飾が追加されたくらいで、真っ暗な部屋の中で
ヒカリキンメダイが発光しながら泳ぎ回っている事に変わりはないけれど。
一応その光は撮影したが、こればかりは実際に見に行った方が良いだろう。

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沼津港深海水族館 2018 FILE:5

2018-10-27 21:40:40 | テーマパーク
引き続き、駿河湾大水槽エリアにある、深い海の生き物たちを見ていく。

海底のお掃除屋さん、オオグソクムシの水槽。
オオグソクムシの水槽 オオグソクムシ
今回は、海の底の水槽にダイオウグソクムシが居なかったので
ここに来て、ようやく深海生物の代名詞、グソクムシの登場だ。

深海のイソギンチャクたちも、5年前と同様に、ここに展示されていた。

1904年に日本で発見されたという、ドフラインイソギンチャク。その後
110年間も見つけられずにいたため、幻のイソギンチャクと呼ばれていたが
2014年に再発見され、今こうして展示されている。(前回は見れなかった種)
ドフラインイソギンチャク ダーリアイソギンチャク
ダーリアイソギンチャクは、ダリアの花に似ている事から名前が付けられてそうだが
この日は、ぜんぜん丸くなっておらず、空気の抜けた風船のようにぺしゃんこだった。

オオコシオリエビと、セトモノイソギンチャク科の仲間
この組み合わせも、5年前から変わっておらず、仲良し。
オオコシオリエビとセトモノイソギンチャク科の仲間 アカフクロウニの仲間
アカフクロウニは非常に柔らかく、生きている姿を見ることが難しいウニだそうだ。

そんな生き物たちの他に、ここでは様々な標本も展示されている。

ホテイエソヒゲキホウボウクロツノアンコウフエカワムキ
アワトゲヒラタエビゴマフイカ・・・標本の種類も、5年で増えたか?
希少な深海生物の標本 ミツクリエナガチョウチンアンコウの標本
少し前に駿河湾深海生物館でも見てきたミツクリエナガチョウチンアンコウの標本もあるぞ。

コウモリダコに、ユウレイイカリュウグウノツカイと、標本展示にも
だいぶ力が入れられている印象を受ける、ラインナップになっているね。
コウモリダコの標本 ユウレイイカの標本 リュウグウノツカイの標本
ちなみに、これから向かう2階にも、まだまだ面白い標本があるのだが・・・
それは、また、もう少し先のPartで紹介することになる。

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沼津港深海水族館 2018 FILE:4

2018-10-25 17:05:05 | テーマパーク
ヘンテコ生き物エリアを過ぎ、駿河湾大水槽の前へと到着。
(水槽の全容は、前回訪れた時の画像を参照。)

この大きな水槽には、駿河湾の海の中が再現されているのだが、5年前に見たときに比べて
泳いでいる魚の数こそ増えている気はするものの、とくに目立って変わった所は無さそうだ。
タカアシガニ タカアシガニ
そんな水槽の中で、やはりメインとなる巨大なタカアシガニの存在感は大きい。

またタカアシガニ以外にも、テナガオオホモラという大きなカニも居た。
2015年に初めて搬入されたそうだから、前に来たときには居なかった種だ。
テナガオオホモラ テナガオオホモラ
こいつの特徴は、マニキュアを塗ったような黒い爪。さらに、一番後ろの足が
他の足よりも高い位置についており、その足の先端が、カギ状になっている点か。
この足で貝殻などを背負って身を護るそうで、ヤドカリに近いイメージだろうか?

他にも何種かの蟹が、この駿河湾大水槽では飼育されている。魚よりも、蟹ばかりに
注目してしまうのは、それだけ蟹たちの存在感が強く、目を引くからであって、けっして
すばやく動き回る魚よりも、動きが遅い蟹の方が撮影しやすいから・・・では無いぞ!

そして、この大水槽の前では、深海実験教室というイベントも開催される。
駿河湾の説明板 深海実験教室 深海実験教室
この実験では、水圧によって物へとかかる負荷を、縮んでいくコップから確認する事ができる。
なるほど、ミニチュアの玩具は、こうやって作られていた(ry (それ、5年前もやったから)

実験も見終わった所で、この大水槽前の広いエリアを確認していくとしよう。

ここでは、深い海のサンゴと、浅い海のサンゴの比較展示もされていた。
深い海のサンゴ 浅い海のサンゴ
深い海のサンゴの説明板 造礁サンゴの説明板 浅い海のサンゴの説明板
サンゴは動きがないから撮影が楽だが、面白味も少ない。詳しい説明は、説明板を参照。

さらに同エリアには、深い海の生き物を展示した水槽も、いくつかある。
体がゼリー状の皮膚で覆われているという、ボウズカジカ。とても大人しい。
ボウズカジカ ホテイウオ
似たような魚で、腹ビレが吸盤状になっているホテイウオも居たが
こいつは水槽の奥にくっついたまま、まったく動くことは無かった。

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沼津港深海水族館 2018 FILE:3

2018-10-22 15:54:54 | テーマパーク
浅い海 深い海の廊下を抜けて、ヘンテコ生き物エリアへと到着。

レイアウトは5年前から変わりはないが、入口の方から続く廊下の壁には
岩を模した装飾が増えており、より海の中にいるような雰囲気が増した。
沼津港深海水族館 案内板 ヘンテコ生き物の説明板 イエローヘッドジョーフィッシュ
ヘンテコ生き物エリアには、ユニークな魚たちが居る。
まず紹介するのは、イエローヘッドジョーフィッシュ

その名の通り鮮やかな黄色い頭が特徴の魚だが、すごく厳つい顔をしていた。
この表情、カートゥーン系のアニメーション作品で、よく見る気がする・・・

顔に似合わず非常に臆病な魚で、すぐに砂の中に潜ってしまう。
ただしオス同士が一緒にいると、どちらかが死ぬまで戦うそうだ。
イエローヘッドジョーフィッシュ ロイヤルグラマ
さらに鮮やかな色合いの、ロイヤルグラマも、ここに展示されていた。
こいつもよく見ると、イエローヘッドジョーフィシュと似た顔つきだ。
綺麗な魚だが縄張り意識が強く、こいつも同種を同じ水槽に入れると
どちらかが死ぬまで戦うらしい。だからこんなに険しい顔なのかな?

中央にある円柱状の水槽には、コンビクトブレニーが居た。こいつは
集団で生活をするタイプとの事だが、イエローヘッドジョーと同じく
砂の中に巣を作るそうで、よく砂中に潜っては、砂を吐き出していた。
コンビクトブレニー ディープウォーターグレイモレイイール
そして、ディープウォーターグレイモレイイール・・・簡単に言えば、ウツボだ。
この4種に加え、あと1種、ブルーハムレットという雌雄同体の魚の水槽もあったが
そいつだけは残念ながら隠れてしまっていたため、姿を確認する事ができなかった。

クモガゼの仲間の、ロングスパインドアーチンも、ここで展示されていた。
先ほど見たガンガゼに比べると、針の鋭さは、あまり感じられないウニだ。
ロングスパインドアーチン アロークラブ
鋭いと言えば、頭の尖ったアロークラブアローヘッドクラブ)も居る。
(この画像だと頭を確認しにくいので、尖り具合は5年前の画像を参照)

最後に、カニを2種。カラッパ、すなわち、ヤシの実という名前が付いた、ヤマトカラッパ
ヤマトカラッパ オレンジスパイニークラブ
それから、世界初展示!?世界最小のイガグリガニ?オレンジスパイニークラブ
約2cmという小ささだが、詳しい生態は、まだ分かっていないという珍しいカニ。

以上が今回、ヘンテコ生き物エリアに展示されていた、生き物たちだ。
前回お気に入りだった、コクテンフグが居なくなっていたのは少々残念。

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沼津港深海水族館 2018 FILE:2

2018-10-19 15:46:46 | テーマパーク
沼津港深海水族館1Fの、浅い海 深い海エリアにある水槽を見ていく。

深い海の水槽(左)には、ジンゴロウヤドカリ
浅い海の水槽(右)には、ソメンヤドカリが登場。
ジンゴロウヤドカリ ソメンヤドカリ
どちらも、イソギンチャクを貝殻に付けて共生している、という特徴は同じだけれど、
ジンゴロウヤドカリは水深90-400m、ソメンヤドカリは水深5-50mと生息水深が異なる。

こちらは、ちょっと変わって、キホウボウと、ホウボウ
深い海の方がキホウボウ、浅い海の方がホウボウだが・・・
キホウボウ ホウボウ
キホウボウの生息水深が150-400mなのに対し、ホウボウは25-600m。
浅い海に生息しているホウボウも、深い海まで潜る事ができるのだ。

ストローのような長い口が特徴の、サギフエと、ヘコアユ
サギフエ ヘコアユ
『逆さで歩む』という名前の通り、ヘコアユは常に頭を下にして泳いでいる。
サギフエにも同じ習性があるようだが・・・なんかもう普通に泳いでいたなw

続いて登場したのは体の長い魚、ヌタウナギと、チンアナゴだ。
この2種に関しては、体の大きさから生息水深まで、全く異なる。
ヌタウナギの卵 ヌタウナギ チンアナゴ
ヌタウナギは卵も展示されていたけれど、この時点でチンアナゴの太さといい勝負だな。

とりあえずこれで、浅い海 深い海の水槽は終りとなるが、他にもメインの生物とは別に
一緒の水槽で生息している生き物もいるので、そういう所にも注目してみるのも面白い。
ヒラアシクモガニ リンボウガイ
この、ヒラアシクモガニと、リンボウガイも、そんな同居生物たちの一部だ。

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沼津港深海水族館 2018 FILE:1

2018-10-16 16:52:52 | テーマパーク
沼津港深海水族館に初めて訪れたのは、まだ消費税が5%だった2013年。
あれから5年たった今、館内はどう変わっているのか改めて見ていこう。

ちなみに入館料は、5年前と変わらず、大人1人1,600円。水族館や動物園が
のきなみ値上げしている中、当時の価格を維持している点には好感が持てる。

館内に入り、エントランスで受け付けを済ます。前回はスルーしてしまったが
ここにも1つ水槽があり、その上には様々な深海生物のレリーフが施されている。
エントランスにある水槽 イズカサゴ
そんな水槽の中から1匹、イズカサゴをピックアップ。他にも色々な魚が
泳いでいるが、ここで時間を使うわけにもいかないので先へ進むとしよう。

受け付けを過ぎて最初に現れるのは、海の底の水槽。
前回は、ここにダイオウグソクムシが展示されていたが・・・
海の底・浅い海 深い海の水槽 アブラボウズ
今回はオシツケこと、アブラボウズが展示されていました。
深海200~1,000mに生息する、体の約40%が脂肪分の魚だ。

そして、海の底エリアを過ぎると、浅い海 深い海の水槽エリアに突入。
この辺りの構成は前回と同じだが、展示されている顔ぶれは結構変わっていた。

今回は分かりやすいよう、それぞれの比較された生き物を並べて掲載した。
展示されている位置どおりに、左側が深い海、右側が浅い海の水槽となる。
サガミアカザエビ ショウグンエビ
まずは海老だ。深い海からは、サガミアカザエビ。浅い海からは、ショウグンエビ
こいつらは前回も見たが、カメラや現像ソフトが変わって、より綺麗に記録できた。

続いて現れたのは、雲丹。深い海からは、シロウニ。浅い海からは、ガンガゼだ。
シロウニ ガンガゼ
5年前の記事を見返してみたら、当時はウニではなく、ヒトデが比較されていたけれど
その時も浅い海の方は、ガンガゼ同様に毒をもつ、オニヒトデという危険なヤツだった。

そして魚からは、ベニテグリと、コウワンテグリが登場。
ベニテグリ コウワンテグリ
手繰り網で捕獲できるから、テグリという名前が付いたとの事。

今Part最後は、海星。ウチダニチリンヒトデに、カワテブクロだ。
ウチダニチリンヒトデ カワテブクロ 浅い海 深い海の説明板
カワテブクロは、ヘンテコ生き物エリアから、こちらにお引越ししてきたのね。

次Partでも引き続き、浅い海・深い海の生き物の比較を掲載していきます。

2013年の沼津港深海水族館  沼津港深海水族館目次  FILE:2へ進む

ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展 FILE:5

2018-10-13 17:18:19 | 自然・動物の画像
ウミウシ展、ラストを飾る5種のウミウシ達は、これだ!

まずは先ほどの兄弟に続く、トサカイボウミウシタテヒダイボウミウシ
キイロイボウミウシの、イボ3兄弟。その中でも、タテヒダイボウミウシの
インパクトは凄まじく、パイプ周りに密集している光景は、さぶいぼ物だ。
トサカイボウミウシ タテヒダイボウミウシ キイロイボウミウシ
トサカイボウミウシと、キイロイボウミウシは数が少なく、探すのに苦労した。

続いて、黒地に緑のラインという毒々しい色合いの、アカフチリュウグウウミウシ
この種は腹足の裏側まで青黒く、ヨウ素液を垂らしたジャガイモもビックリな色だ。
アカフチリュウグウウミウシ アカフチリュウグウウミウシ アカフチリュウグウウミウシ
こいつもパイプ周りにわんさか居て、まるで木に大量発生した毛虫のようだった。

最後の水槽は、ハナオトメウミウシ。乳白色の体に、赤い突起、黒い斑、
つくしのような触覚が特徴。ヤギという、サンゴの仲間を餌にしている。
ハナオトメウミウシ ハナオトメウミウシ ハナオトメウミウシ
ガラス越しに見る腹足の裏側は、その色も相まって、まるでスライスした松茸のようだ。

以上、全30種(内確認できたのは26種)が、今回のウミウシ展に展示されていたウミウシの仲間たちだ。
なかなかこれだけのウミウシを扱っている水族館って無いので、今回のイベントは貴重な経験となった。

今回はウミウシ展に掛かりっきりになってしまったけれど、特別割引券も貰ったし
またイルカショーが再開された頃にでも、しながわ水族館へと行ってみるとしよう。
(と思っていたら、10月18日からイルカショー再開らしい)

最後に、多目的ホールの前にあった大きな水槽で泳いでいた
メガネモチノウオナポレオンフィッシュ)と、ハナミノカサゴ
メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ) ミノカサゴ
他にもハリセンボンなど、大きく育った個体が多くて見応えがあるぞ。

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ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展 FILE:4

2018-10-07 20:00:00 | 自然・動物の画像
ウミウシ展も後半へと突入。残す左側エリアの水槽を見ていこう。

まずはコイボウミウシと、ハイイロイボウミウシの、イボ兄弟。
その名のとおり、全身には無数の突起を確認することができる。
コイボウミウシ ハイイロイボウミウシ
この種以外にも、パイプ周りに集まっているウミウシを
よく見かけたが、居心地が良いのだろうか?(撮影しづらい)

そして、このウミウシ展に展示されていたウミウシの中でも、特に美しかったのが
次の水槽の2種。カグヤヒメウミウシに、シンデレラウミウシと、名前からして凄い。
カグヤヒメウミウシ シンデレラウミウシ シンデレラウミウシ
どちらも似たような見た目をしているが、紫色の体と、白い縁取りの境目が
ハッキリしている方がカグヤヒメで、斑模様になっている方がシンデレラだ。

さらに次の水槽にも、マダライロウミウシの仲間と、ブチウミウシという綺麗な2種が。
ヤドカリの殻の上から、ブチウミウシにちょっかいを出す、マダライロウミウシの仲間。
ヤドカリの上からブチウミウシにちょっかいを出すマダライロウミウシの仲間 ブチウミウシ
ブチウミウシは、真っ白な体に、黒い斑模様。ずんぐりした体が牛みたいで可愛い。

一方、マダライロウミウシの仲間は、白い体に、黄色い斑模様、紫色の縁取りと
こちらも鮮やか。特定が難しいのか、この種だけ名前に『の仲間』と付いていた。
マダライロウミウシの仲間 マダライロウミウシの仲間 ブチウミウシ
天板から、ぶら下がって巻き付く、2匹のマダライロウミウシ(略)。
ブチウミウシは、展示されていたウミウシの中でも一番のお気に入り。

左側4つ目の水槽は、ミゾレウミウシ。ベーシックな形に、淡い青色と
ここまで個性的なヤツが続いてきただけに、今ひとつ印象が薄い種だ。
ミゾレウミウシ ミゾレウミウシ
さて、今回のウミウシ展も、次Partにて最後となるのだけれど・・・
残りの3つの水槽には、けっこうグロテスクな見た目のヤツが(ry

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ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展 FILE:3

2018-10-03 15:40:40 | 自然・動物の画像
右側のエリア、残す3つの水槽を見ていく。

ミカドウミウシと、ユウゼンウミウシが飼育されている水槽。
パッと見た感じでは、ミカドウミウシしか確認できなかったが・・・
ミカドウミウシの水槽 ユウゼンウミウシ
側面の壁に、ユウゼンウミウシを発見。黄緑色の体に無数に入った
線状の模様が目を引くが、押し潰されたかのような見た目も面白い。

そんな水槽の中に咲く、一輪の花。一見、バラの花のようにも見えるが、これは
ミカドウミウシの卵で、透明な膜の上に、ピンク色の卵の粒が無数に付いている。
ミカドウミウシの卵 ミカドウミウシ
別名スパニッシュダンサーと呼ばれるミカドウミウシは、外套膜を
フラメンコ衣装のように波打たせて泳ぐ、数少ない泳げるウミウシ。
しかし、この水槽に居るやつは、ただの肉の塊にしか見えないな。

次の水槽には、シライトウミウシと、チリメンウミウシが同居中。
が、確認できたのは、模様が綺麗なシライトウミウシだけだった。
シライトウミウシ ユビノウハナガサウミウシ
右側の列、最後の水槽は、真っ白な、ユビノウハナガサウミウシ
無数に枝分かれした背中の突起は、まるで水中のカリフラワー?

これで、入口から続く右側の壁に展示されていた水槽は終了。
左側の壁へ行く前に、それらの間にあった丸い枠を覗くと・・・
ハダカカメガイ ハダカカメガイ
クリオネ達が泳いでいた。ハダカカメガイと呼ばれる、ポピュラーな種だ。
クリオネもまた巻貝の仲間で、ウミウシの親戚にあたる存在なのだそうだ。

それから、もう1つ。クリオネの水槽の正面にあたる、入口と出口の間にも
部屋の外に展示されていた、タツナミガイが飼育されている水槽があった。
タツナミガイの水槽 口を開けたタツナミガイ 口を開けたタツナミガイ
小さなウミウシや、アメフラシが続いたので、こいつのデカさは
やはりインパクト大。口を開けた姿は、さながら怪獣そのものだ。

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