下田海中水族館が、鈴木香里武さんの著書『わたしたち、海でヘンタイするんです。』
とコラボレーションして開催された、わたしたち、下田の海でヘンタイするんです展。
当初は、2020年3月20日から4月5日までの開催予定だったようだが、なんやかんやで
期間延長されたようで、自分が下田海中水族館へと訪れた10月にもまだ行われていた。
このイベントでは、ヘンタイに加えて、ヘンシン、ヘンテコもテーマとなっており
海に住んでいる生き物たちの中でも、変わった特徴をもつ者たちが展示されている。
今回、自分が訪れた際に展示されていたのは、まずヘンタイカテゴリーから、モクズショイ。
ヘンシンカテゴリーから、サクラダイ。そしてヘンテコカテゴリーから、ソメンヤドカリだ。
モクズショイのようなカニの仲間は、幼生期に海の中を泳いでいたが、成長する事で
現在のような姿に変態しているため、このカテゴリーとなる。一方ソメンヤドカリは
イソギンチャクを貝殻に付ける習性から、へんてこカテゴリーへと分類されたようだ。
またそれぞれに3段階でレベルが表記されており、モクズショイとソメンヤドカリが2。
成長する事で、メスからオスへと変身するサクラダイは、MAXレベルの3とされていた。
続いて、ヘンシンカテゴリーから魚を3匹。レベル1、縞模様が特徴的なカゴカキダイ。
この模様は大人の証との事で、この個体もまだ小さいながら、すでに成魚という事か。
もう1匹は、タテジマキンチャクダイの幼魚。幼魚と言えど、カゴカキダイより大きい。
こちらは奇抜な模様だが、成長すると全く違う姿になる事から、レベル2とされていた。
同じくレベル2の、ハナヒゲウツボ。黒い体は、まだ幼魚の個体。
成長すると青いオスとなり、その後さらに黄色いメスへと変わる。
次に、ヘンタイカテゴリーより、ゾウリエビ。こちらもカニと同様に
幼生期にスケスケの姿をしている事から、このカテゴリーのレベル2。
最後は、ヘンテコカテゴリーレベル2から。メリベウミウシと、マルソデカラッパ。
これらはもう見た目からしてヘンテコだが、メリベウミウシは口を投網のように広げて
捕食するという特徴もある。カラッパは、その名の通り、ヤシの実が由来となっている。
これらの生き物と共に、ヘンタイレベル3としてミズクラゲの稚クラゲも展示されていた。
こちらも成長につれて姿を変える生き物だが、これは普段よく見る姿の一歩手前の段階か。
さらにこのヘンタイ展では、鈴木香里武氏が集めた干物標本コレクションも展示されている。
その中には、ユキフリソデウオや、リュウグウノツカイといったレアな物まであるが・・・
サイズが小さいからか、よくスーパーなどで売っている小魚の干物を連想してしまう。
こんな感じで、まだまだ絶賛開催中の、『わたしたち、下田の海でヘンタイするんです展』。
開催場所はアクアドームペリー号内なので、下田海中水族館へ訪れた際にはチェックしてみよう。
アクアドームペリー号 下田海中水族館 目次
とコラボレーションして開催された、わたしたち、下田の海でヘンタイするんです展。
当初は、2020年3月20日から4月5日までの開催予定だったようだが、なんやかんやで
期間延長されたようで、自分が下田海中水族館へと訪れた10月にもまだ行われていた。
このイベントでは、ヘンタイに加えて、ヘンシン、ヘンテコもテーマとなっており
海に住んでいる生き物たちの中でも、変わった特徴をもつ者たちが展示されている。
今回、自分が訪れた際に展示されていたのは、まずヘンタイカテゴリーから、モクズショイ。
ヘンシンカテゴリーから、サクラダイ。そしてヘンテコカテゴリーから、ソメンヤドカリだ。
モクズショイのようなカニの仲間は、幼生期に海の中を泳いでいたが、成長する事で
現在のような姿に変態しているため、このカテゴリーとなる。一方ソメンヤドカリは
イソギンチャクを貝殻に付ける習性から、へんてこカテゴリーへと分類されたようだ。
またそれぞれに3段階でレベルが表記されており、モクズショイとソメンヤドカリが2。
成長する事で、メスからオスへと変身するサクラダイは、MAXレベルの3とされていた。
続いて、ヘンシンカテゴリーから魚を3匹。レベル1、縞模様が特徴的なカゴカキダイ。
この模様は大人の証との事で、この個体もまだ小さいながら、すでに成魚という事か。
もう1匹は、タテジマキンチャクダイの幼魚。幼魚と言えど、カゴカキダイより大きい。
こちらは奇抜な模様だが、成長すると全く違う姿になる事から、レベル2とされていた。
同じくレベル2の、ハナヒゲウツボ。黒い体は、まだ幼魚の個体。
成長すると青いオスとなり、その後さらに黄色いメスへと変わる。
次に、ヘンタイカテゴリーより、ゾウリエビ。こちらもカニと同様に
幼生期にスケスケの姿をしている事から、このカテゴリーのレベル2。
最後は、ヘンテコカテゴリーレベル2から。メリベウミウシと、マルソデカラッパ。
これらはもう見た目からしてヘンテコだが、メリベウミウシは口を投網のように広げて
捕食するという特徴もある。カラッパは、その名の通り、ヤシの実が由来となっている。
これらの生き物と共に、ヘンタイレベル3としてミズクラゲの稚クラゲも展示されていた。
こちらも成長につれて姿を変える生き物だが、これは普段よく見る姿の一歩手前の段階か。
さらにこのヘンタイ展では、鈴木香里武氏が集めた干物標本コレクションも展示されている。
その中には、ユキフリソデウオや、リュウグウノツカイといったレアな物まであるが・・・
サイズが小さいからか、よくスーパーなどで売っている小魚の干物を連想してしまう。
こんな感じで、まだまだ絶賛開催中の、『わたしたち、下田の海でヘンタイするんです展』。
開催場所はアクアドームペリー号内なので、下田海中水族館へ訪れた際にはチェックしてみよう。
アクアドームペリー号 下田海中水族館 目次