人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ドリーム富士登山2015 平均年齢70代チームとゴールド・マン

2015年07月17日 | 挑戦
 3500mを超えると酸素もだいぶ薄くなる。

周りで登山している方々も苦しそうだ。

ましてや私たちのチームは70代。

余裕なわけがない。

少しずつ、少しずつ、

10歩進んでは、呼吸する。

ゆっくりとゆっくりと。

さすがにみんな限界にきている。

このまま行けるのか?

下がるわけにも行かず、行くしかない。

5合目からほぼリュックを2個持ち続けてきた自分の肉体も

ちょっぴり悲鳴を上げていた。

この日のために、54㎞の富士山縦断を敢行したりして

鍛えてきたはずなのに情けない。

こんな時は、仲間の助けを呼ぼう!!

総勢23名のスタッフ達の中で元気のある者2名が下山してサポートにやってきた。

どんぴしゃのタイミングで援軍が

来てくれることが力になり、私の肉体も心も復活した。

チームスタッフ2名の若者も

自分がきついだろうにも関わらず、

一切それを見せずに、

落ち着いてみんなをサポートしている。

一人では難しいことも、

こうして仲間の力を集めることで成し遂げられることができる。





華の70代達の呼吸と意識はしっかりしている。

高山病の症状はほとんど出ていない。

ここまでリラックスしてのんびり上がってきたのが、

結果よかったのだろう。

皆さん、登ろうという強い意志がありつつも、

身体と心はリラックスしているから

スポーツ選手でいえば一番パフォーマンスが発揮しやすい状態に

なっているのだと思う。


9合目から通常60分で行くところを3倍の時間をかけて

7時15分。 

周囲の登山者たちにも賞賛をいただきチーム8人が無事に登頂!!







山頂では、ドリ富士恒例の叫びを実行。

皆さんそれぞれが思ったことを自由に叫ぶ。

どの方からも出てきた言葉は、

「ありがとう」

の感謝だった。

人生は、困難と感謝で成り立っているのかもしれない。



みんなが泣いているのを尻目に

私もここまできたのでやりたいことをやるために

ゴールド・マンに変身。

勝手気ままに叫びました。

富士山ありがとう!!

参加者の皆さん感動をありがとう!!



53名全員無事登頂できました。


さあ、ここからが私の本番!!

皆さんを安全かつ迅速に下山サポートしよう!!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドリーム富士登山2015 富士山ご来光

2015年07月17日 | 挑戦
 深夜12時。

山小屋の中がにぎわいだしてきた。

私も起きて、みんなを激励する。

頑張って、頂へ!!

硬い握手を交わして、5チームが出発した。

静まり返った山小屋。

私がリーダーを務める6班はまだ寝ている。

平均年齢70代の女性5人組。

登るには体力が必要で、他の人に惑わされずに上がるにはご来光には間に合わなくていいから

少しゆっくり出発することを決断。

みんな顔色もいいし、元気もある。

サブリーダー、救護班もしっかり寝てくれていた。

こういう図太い性格がスタッフだと心強い。

かくいう私は隣のスタッフのいびきを騒音と感じてしまい

2時間しか寝れなかった。

いびきをクラシックのオーケストラと思わなくては。。。

まだまだ修行が足りない。。。

早朝4時半

空が明るくなりだし、登頂組は山頂からご来光を眺める。











風も全くない富士山の山頂。

まるで古い友人を温かく迎え入れてくれたかかのうような自然。

私もしばし9合目で休憩しながら、太陽の美しさに時間が経つのを忘れて見入っていた。

ここから久々に本当に本気の本気のサポートが始まる!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドリーム富士登山2015 富士山8合目 空の上の世界

2015年07月17日 | 挑戦
 初日約4時間~5時間かけて、

8合目3100Mの宿 太子館付近。

だいぶ疲労が見えてきたのか?

それでもテンションは変わらず。。。

























雲の上の世界。

不思議な静寂が漂う。







こうして快晴の中、初日を終える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドリーム富士登山2015 富士山五合目~富士山八合目

2015年07月17日 | 挑戦
 1チーム7名から9名の6チームに分かれての富士登山。

さいたま市から応援に来てくれた筋ジストロフィー革命家の梶山氏

もすごいタイミングで五合目に到着。

富士山に挑む者たちへ勇気と元気を与えてくれました!!







最初は下り坂となだらかな登り道。

まだまだ皆さん余裕の表情です。











約1時間ほどして歩いた6合目。

ここから本格的な登りがスタート!!















毎年、このドリーム富士登山を開催すると

調子に乗る者が現れる。

今年も数名そんな輩が見受けられた。






山をなめているとしか思えないが、それを判断するのは富士山の女神さんと狛犬さんたち。

人間の基準では、自然の気持ちなどなかなか分からない。

もしかしたら、自然界はこのようなパフォーマンスを楽しんでいるのかもしれない!?

ただ知る由はなし。

7合目に入るとごつごつした岩場が出てくる。

全身の筋肉を使い、懸命に上へ上へと目指す!







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドリーム富士登山2015 新宿~富士山五合目

2015年07月17日 | 挑戦
 何日ぶりなのだろう?

空が青く見えるのは。

ずっと雨マークが続き、数日前まで雨予報。

そして、3つの台風。

さすがに参加者から、

「台風が来ていますよ。」

「今回雨の場合はどうすればいいですか?」

など心配の電話も頂きました。

私一人であれば、台風であろうと嵐であろうと

この地球で生きているので、それらも受け入れて前進するのみなんですが、

イベントを主催になるとそうはいかず天気が少しでも良くなるように祈る日々。

そして、迎えた7月10日は前日までの天気は嘘のような快晴。

朝から90ℓ用のバックパックを背負い、満員電車に揺られてリーダーや救護班が集まる

都内のランニングステーションearthへ。

早朝から、緊急時の対応や流れの確認をリーダー、救護隊、救命救急士のメンバーで

確認する。

最悪を想定しつつ、楽しんでいこう!

約2週間に及ぶトレーニングを受けたリーダー達は、意気揚々と先に富士山五合目へ向かいました。



そして、参加者と残されたスタッフ達の集合場所の新宿西口へ。


この2日間の時間を得るために何とか日常をやりくりしてきてくれた参加者達。

バスの中で束の間の休息を取って、

富士山五合目へ到着。

ドリ富士バスガイドの引率先生を筆頭にドリーム富士登山スタート!!











































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする