人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ハイテクタウン駅伝2017~暑さを超えて~

2017年05月24日 | ランニング
先日の日曜に参加したハイテクタウン駅伝。

今年で多分8回目。

年齢も20代から70代、速くても遅くても、足が動くとか動かないとか関係なしに
集まった方々70名強と一緒に参加。


確かにみんな速くないし、年齢も職業もバラバラだけど、共通点がある。

それは、ありのままの自分で“今”を楽しんでいるということ。

私はもう年だから・・・
私はもうどこか痛いから・・・

という人はほとんどいない。

どんな状況や環境であろうと、自分のできる範囲で前を向いて進んでいる。だから、参加すると何より元気になる。

ジョギングクラブを8年くらいやってきて、コアジョグ参加者の方から仕事以上にたくさんのことを学ばせてもらった。

〇人に対する接し方
〇立場とか肩書きとか関係なく、一個人としての在り方
〇“自分”というものを持ち、マイペースで生きること などなど挙げたらきりがない。

仮装したい方は仮装をしているし、走れない方は歩いたり車いすを利用するし自由だ。

暑い中でもサポートしてくれる多くの協力トレーナーと共に
参加者から倒れる方などは出ずに、リラックスして楽しんで走っているのだと思う。

己を知り、仲間を知れば、暑さもあやうからずや。

一緒にハイテク駅伝に出場されたコアジョグの皆さん、
サポートしながら自分も楽しんでいたスタッフの皆さん、
大会関係者、ボランティアの皆さん、
元気満々の太陽さん、
ありがとうございました!!











そんなジョギングクラブは会長の方針で、誰でも来来。

来たい人が来たい時に来ればOK。

6月~10月までは月に1度程度でイベントが続く予定。

万が一、興味が出た方はお問合せしてくださいね。
(コアジョグ担当者がどこか旅に出てしまうようなので、返信遅かったらドンマイ^^)

6月25日(日)佐藤洋平のバックパッカーデビュー旅講演@earth 15時~16時
2017年3月末で会社をやめ、フリーになった佐藤洋平トレーナー。その選択は、天国か地獄か?
初の海外バックパックの旅に選んだ土地は、タイ。
どんな冒険が待っているのか?全容は当日のお楽しみに!
詳細→https://ameblo.jp/challenge-is-spicy/entry-12274266436.html

7月14、15日(金、土) ドリーム富士登山2017~いにしえの道から挑戦~
詳細→https://ameblo.jp/challenge-is-spicy/entry-12274408504.html

8月20日(日)ビーチラン&ビーチクリーン&BBQ@三浦海岸
毎年、恒例のビーチ企画です。
走って、ちょっといいことして、大人のBBQをしようという企画。
昨年大好評だった麻布十番の料理の鉄人 鬼丸氏(おにまるhttps://s.tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13159463/)も参戦し、
質の高いBBQが堪能できます。青い海、綺麗な砂浜に囲まれて絶品料理とバーテンダー藤本会長のカクテルを乞う御期待!
詳細はのんびりお待ちください。

9月17日(日)さいたマラニック@さいたま市 ~ランと銭湯とスナック『モト夢』~
古きを知り、新しきを創る。コアジョグおなじみのマラニックナビゲーター岡本氏による
解説付きの知的なランニング紀行と、トレーナー界屈指の料理好き本村トレーナーのセレクトによる昭和のコラボレーション!
古民家を貸し切って実施します。
詳細はのんびりお待ちください。

10月15日(日)タートルマラソン&懇親会
コアジョグ関連のバリアフリー選手も多数参戦します。(車イスランナー、電動車イスのスペシャリスト等)終了後はみんなで懇親会。
『みんな違って、みんないい』
ゴールド・マンはハーフの部に参戦。お申し込みは各自で!
https://www.turtle-marathon.jp/
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今年は復活しますよ!!ドリーム富士登山2017

2017年05月24日 | イベント
私が富士山に初めて登ったのは約15年前の二十歳の頃。

まだその頃は旅に出る人生なんて予想ができず、真っ当な人間だった。多分。。。

ある日、柔道部の練習が休みになり、24時間空いた。

その時間に出来ることはなんだろう?って考えたら、登山をしたこともないのに
なぜか富士山に呼ばれている気がした。

新宿から富士山5合目までバスが出ていることを知り、
とりあえずワークマンで3000円くらいの雨具を買い、100円の懐中電灯を持って、ジャージに運動靴で1人向かった。

その頃は登る人はそんなに多くなく、最終のバス内は10名程度。

私以外はみな外国人だった。

夜10時過ぎからの登山。どこから登っていいかも分からず周りの外国人と協力して登った。

苦労の末、辿り着いた富士山頂で見た御来光はなんとも言えず、思わずみんなでバンザイをして感極まった。

山頂であるカップルが写真を撮ってというので撮ろうとしたら男性がポーズを決めずにゴソゴソ。
箱を取り出して女性にプロポーズしている瞬間にも立ち会った。

下山は、世界の山を回った外国人とつたない英語で会話しながらおりた。
彼が鳥の声を聞きながら、私にシッーとジェスチャーして、

「No people.

No biulding.

No traffice.

Bard is free.」

と微笑んだ。

20歳そこそこの純朴な青年にとっては、全てが衝撃的で、非日常な時間だった。

あれから刻が経ち、今ではクライアントの方々を対象に富士登山をサポートしている。













専門力と人間性に優れたトレーナー達、救急救命士の協力があり、200名を超す参加者達が過去に頂を踏んだ。

そして日本一の頂きで様々なドラマがあった。

バク転する者
空手着姿で正拳突きする者
柔道着姿で打ち込みをする者
ゴルフのクラブで素振りする者
スーツに革靴で登頂した強者
ふんどしになった馬鹿者
ふんどしを脱いだ変態
大学合格を叫んだ浪人生
念願の富士山の詩吟を読んだ75歳男性
冥土の土産にと、初登山初富士山に挑戦した70代女性たち

空に一番近い所から、母へ、父へ、ご主人へ・・・「今、私は元気にやっています。」
と声を掛ける人達

色々な人が様々な想いを抱えて、己の身体と心に向き合い富士山を登らせてもらった。

登山というくくりではなく、自分が主人公の24時間のリアルな物語。

今年は復活する。

来年以降はあるかは分からない。人生いつどうなるかは誰も分からないから。

やってみたいと思った時が、やってみるタイミングだと思う。やった後悔よりも、やらなかった後悔の方が後々残ると思うから。

今年は先人達の息吹を感じながら、1合目から挑戦する。

富士山の女神さんが優しく微笑んでくれることを願って!

ドリーム富士登山2017 〜いにしえの道から挑戦〜
https://ameblo.jp/challenge-is-spicy/entry-12274408504.html

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3年前の想い出とエベレストから届いた招待状

2017年05月15日 | 
 3年前、行かずに死ねるか!

ということで貯めたお金を放出して、パレスチナ-イスラエル・ピースマラソンに出場しエルサレムから死海に行って海中浮遊。

−400メートルの地(死海の標高はこのくらいらしい)で低所順応をする。








『人生はバランスが大切だよ』声がしたから、ゴールド・マンに変身してひとっ飛び。

いざネパール・エベレスト街道へ。
目標はベースキャンプの5300メートルくらい。

スタート2日目、3450メートルで高山病へ。気合と根性と、気のせいだと思い込み突き進むものの4250メートルで本当にダウン。水を飲んでも、薬を飲んでも嘔吐し、受け付けない身体。吐き気、頭痛、悪寒と体調不良の玉手箱^ ^

昼から宿で休み、あらゆる衣類を着込み、毛布2枚かぶるも止まらない震え。

『外からの暖めでもダメな場合は、中から温めてごらん』と、マスターベーション。

悪寒が止まった!!

低所順応と高所順応は同時にはできないことを身をもって知る。そして私は虚弱体質だと思い出す。(生来の私は喘息やアレルギー体質、身体もひ弱)

下山する
ああ下山する
下山する

朦朧としながら心に誓う。


翌朝5時に目覚めると
『行っちゃいな、行っちゃいな』
と鳥さん達が言ってくる。

そんなこと言われたら行くしかないなあと、魂を削ってエネルギーに変えてGO。

〜中略〜





約48時間ほぼ飲めず食えずで歩いている自分を上から眺めている不思議な気分。

〜中略〜

必死になって3000メートル弱まで降りてきて泊まった宿のご主人が元柔道家のシェルパ族。夜な夜な身振り手振りで柔道話に花が咲く。

スキなワザは?ナゼ、ジュウドウがスキ?

初対面で大して言葉も分からないのに、会話が途切れなかった。

『来世もまたこの地で生まれ、エベレストの麓で柔道を子ども達に教えたい』
『来世じゃなくて、今世でやっちゃいなよ』



帰国後に、必要な時に必要な方が現れた。

後輩の柔道家の好意から畳が100枚以上手に入り、膨大な輸送費はドイツ人のおかげで軽減された。たくさんの困難がやってきても、不思議な程に協力者が現れて、自分の担当できるところだけを手伝って颯爽と消えて行く。

今年、エベレスト柔道クラブからオープンセレモニーの招待が届きました。

ひょいっとエベレストの麓へ行ってきます。(5月27日〜6月3日まで日本不在です。何かある方はお早めに!)

『死にそうな経験をして生きていると、どこかから素敵なプレゼントがある』
生死に関わるような体験をした方と話していて、共感したけど、世の中不思議なこともあるもんだなあ。






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7つの山の頂を1日で踏む

2017年05月05日 | 
 久々に山で自分の訓練を実施。

地図を見て、自分が知らない山へ行き、
体力がギリギリになるくらいの強度でコースを設定。

約9時間をかけて7つの山の頂を踏む。

序盤の2つまではハイキングの方が多かったが、後半5つの山は人と出会わず。

時折聞こえるハンターの銃声や、キツネやカモシカさんの姿、熊やイノシシ注意の看板を見ては、

ガサガサッという音に敏感になる。

先日サバイバルセミナーで学んだ獣の足跡は登山道には少なく、
基本的にはそれほど登山道にはやって来ない様子。

とはいえ、いつ何時どうなるかも分からないのが自然界。

リラックスしながらも周囲に気をつかい、山の目印を見落とさずに突き進む。

サバイバルのセミナーで習ったことをフル活用。

当初は久々の山で身体が慣れず、すぐに疲れていたのが、
時間が経つにつれてどんどん適応してスピードアップ。

なんだかんだで3分休憩3回を除いて、9時間動き続け目標を達成。
途中、何度も「なんでこんなことやっているのだろう」という思う。

これに対して、折れない心を作るために3つの言葉を用いる。
「俺って、アホだぜ~」
「うーん、修行だな」
「辛抱、我慢」


そして、お陰様でいつもいい登山ができているけど、山に入る際に心掛けていることが3つ。

1、神社やお地蔵さんなどあれば手を合わせて礼をする。

2、基本的に登山道はきれいですが、もしゴミが落ちていたら拾う。

3、常日頃から心構えをつくり日常生活を過ごす。リュックをわざと重くしたり、階段を一段抜かすなど。






山の麓にある古民家を改築したゲストハウスに空穂宿さんに宿泊。
宿泊者は、私1人。

お風呂に入った後は、囲炉裏のある部屋でご主人と女将さんと人生談義。

マンガ『釣りキチ三平』のどのシーンが好きかという超マニアックなネタで意気投合して熱い語り合い。

人生とは?生きるとは?そんな大それたテーマで好き好きに自分の考えを話す。

いいとか悪いとかではなく、そういう考え方もあるよね。そんな生き方・考え方もあるんだと
相手を尊重しつつ、お互いに受け入れる。ただ、私は私の生き方を選択する。
これが好きだから。

ビール、自家製の様々なお酒、日本酒一升瓶・・・といつの間にかの5時間が経過。

たまにはこんな夜もいいもんだな。

ホーホケキョッの声で覚まし、近くを散歩。

芝生の上で寝転がりながら、生きるって素晴らしいんだろうって、不思議な程に満ち足りた気持ちでいっぱいになる。

たった一度の人生を少しでも悔いが少なく生きるために、魂が揺さぶられる様々な体験や経験する、そんな気持ちが湧き出てくる。

そのために健康な肉体と健全な心が必要なんだと、
古民家のテラスで朝日を浴びながら、釣りキチ三平最終巻を涙ながらに読み、
一平じいちゃんの死を慈しみながら考えた朝。

日本にもまだまだたくさんの考え方や生き方があって面白いと感じる時間。

そういえば、宿のご主人と話していて私のルート以上のことを歩いた山男の話を
してくれた。

「一日に8つの山の頂を踏む。」

その話を聞いて、「えっ、そこの山も行くの??」
地図を見ながらやってやれないことはないけど、体力と相応の勇気と覚悟がいる。

今の私にはできそうにない。

まだまだ訓練が足りないなぁ~。


























山梨の自然さん達、
宿のご主人、おかみさん、
ありがとうございました!!

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