誰もが一歩踏み出せばできる挑戦
チバルルマラニック。
南房総(上総興津から千倉の海岸)の45kmの道を約12時間かけて歩くアウトドア企画。
20代から70代まで幅広い年齢層、体力に自信のある方からちょっと不安な方まで参加してくれて、今年も運良く開催することができました。
最初から最後まで歩く方もいれば、
途中は電車で移動する方もいます。
様々な体力レベルや身体状況の中でそれぞれが
納得する形で参加や挑戦ができます。(サポートする方々は旅人なので臨機応変が得意!)
空から水滴が降ってきたので、集合場所を上総興津駅前のパワースポット青空カフェに急遽変更。
たまたま参加した人々、同行サポーター達と挨拶して、3つの班に分かれてスタート!!
港に停まっている漁師船、
今はあまり使われなくなった海岸沿いの道、
日蓮聖人の誕生寺、
懐かしい原風景を見ながら進む御一行。
10km地点エイドでは、本場インド仕込みの絶品カレーを食べエネルギーを充電。
歩いて行けるハワイが南房総にある!?(行ったことはないけど)
次のステージは鴨川のビーチ。
エイド協力はゲストハウス千倉のおへそのアジアン風デザート。ハワイっぽいビーチで、アジアンテイストの食べ物を食べ、カエルさん達の応援ソングを聴き、アロハシャツに着替えたおじさんが陽気に踊ります♪
余談ですがアロハ(ALOHA)のアルファベットには、
A:思いやり(アカハイ)
L:協調性 (ロカヒ)
O:喜び (オルオル)
H:謙虚 (ハアハア)
A:忍耐(アホヌイ)
の意味があるそうです。まさにチバルルマラニック!!と調べた時に感動してました。
たまたま居合わせた参加者やサポーターと談笑する方、
ひたすらに黙々と歩く方、
鼻唄を口ずさむ方、
とスタイルは様々。
また履いているものも、
ランニングシューズ、スニーカー、ワラーチ、ビブラムシューズと様々。
様々な人間が、異なる人生の中で自分の人生を生き、たまたまクロスするタイミングで同じ時間を共有し、互いに違いを認め活かしながら、つながり調和しているチバルルマラニック。
歩いたら面白そうと軽いノリで作った企画なのに、参加者やサポーターの精神性の高さから、なんだか大層な言葉が降って湧いて出てきます。
立ち寄る(下見含めて4回目)のが恒例になった昔ながらの商店でアイスを食べているとおばちゃんが、
「お手製のきゃらぶきも食べて、美味しい古代水も飲んでってー」とおもてなしを受けます。
同行サポーターがヨガを習ったコース上にある小さなお寺に立ち寄れば、ちょうど住職が車で帰ってきて久しぶりのご対面。
一生懸命に歩いている中で、何かのご縁かこうした地元の方々との触れ合いもあり、エネルギーをもらいながら進んでいく御一行。
いつの間にか日は沈み、あたりは真っ暗になりました。
つづく