早朝から歌い出したカエルの大合唱で目が覚めた参加者たち。
「朝起きたらここがどこか分からずに一瞬パニックになった。雨音はいい音楽だった。」
「髪の毛が濡れていてびっくりした。雨の中のテント泊はいい経験になった」
と朝イチで話してくれる10代の少年たち。
「朝起きたらここがどこか分からずに一瞬パニックになった。雨音はいい音楽だった。」
「髪の毛が濡れていてびっくりした。雨の中のテント泊はいい経験になった」
と朝イチで話してくれる10代の少年たち。
「浜辺でヨガするのとここでたき火するのはどっちがいい?」
子どもや少年たちに自然に溶け込み、支援するのがとても上手な佐藤トレーナーと共に濡れた木で難易度の高くなったたき火を行い、大人たちはビーチヨガへ。本番インドで修行した講師の優しい指導で固まった身体もすっきり。コーヒーでまったり。
夜中にたくさん降り注いでくれた雨はすっかり上がり清々しい陽気。
「この道草は食べられますよ!食べると大根の味がしますよ!」
若い頃、日本をオートバイで巡り、自然と酒をこよなく愛する50代の参加者が色々と教えてくれます。
外にテーブルを出して五感を通して食べる朝食。
新鮮な野菜と卵かけご飯と味噌汁が最高に美味しくみんな自然と笑顔へ^ ^
umikazeキャンプ場スタッフの20代の青年たちに相談して、
「今日はドラム缶風呂をしよう!!」
と決定!!
まずはお風呂の水を沸かすために必要な木を探しに山へ行きます。
「やわらかい木は火つきはいいけど、すぐ燃えてなくなります。硬い木は火つきはよくないけど、長く燃え続けます」
適材適所で様々な知識を教えてくれる大人たち。
知識を実践することで知恵になる。
燃えやすい木
長持ちする木
それぞれを持ち帰り、
ノコギリで適切な大きさに切り分けて、
薪割り体験。
キャンプ場スタッフのkosさんが少年たちに適切な方法を伝授。
そう簡単には割れてやらないよ!という木。
手が痛くなり、しんどくなりながらも、kosさんのアドバイスをもとに斧を振り下ろすこと十数回。
感情をあまり表に出さない少年が表現した喜びのガッツポーズ!
ドラム缶清掃はumikazeスタッフの武藤さんに甘えて、
参加者は自分達で拾って、切って、
割った薪をドラム缶風呂の下に焚べていきます。
「家だったら、ボタンを押すだけでお風呂にはいれるのに、一からやるとめちゃくちゃ大変なんですね。」
小高い丘の上から海を眺めながら入った
ドラム缶風呂はどうやら最高のようです笑
お腹ぺこぺこでシェフの幸せカレーをたらふく食べた後は、解散式で学びのシェア。
参加者感想を一部抜粋
◆どんな時も雨の中のテント泊よりは、マシだと思って生きていく。
◆災害が起きた時に学んだ技術や心を活かしたい。
◆自分の孫たちに徐々に話して、できたらこの体験をしてもらいたい。
◆人生なんとかなるし、必要な時に必要な人が現れる。
◆雨の中でのキャンプで、物の見方が変わりとても強くなれました。
◆限られた資源を上手に使うことを学んだので、無駄使いをしないように努力する。
◆自然の偉大さを感じることができたので、自分たちはその自然を活用したい。またその美しい自然を守っていきたい。
◆とっても楽しいひと時をありがとうございました。
◆どんな時も生き抜ける術にする。
様々な内容を実施して、
あっという間の27時間でした。
集った1人1人の方が、時には共に学び、教え合い、それぞれのペースやスタイルで楽しく時間を過ごされていて、初の企画でしたがなんとか開催でき、無事に終わることができて本当に良かったと心から思います。
世代を越えて参加してくださった方々、
あしなが地球人として応援してくれた方、
子を温かく送り出した親の方々、
様々な心遣いでサポートしてくださったumikazeキャンプの武藤さん・kosさん、
大人数の料理を想いを込めて作ってくださったシェフ、
参加者に寄り添い、適切な支援をしてくれた佐藤トレーナー、
自分は行けないけど未来を紡ぐ方にいい経験をして欲しいと各種支援してくださった方々
本当にありがとうございました🙏
「いい経験は、いい人生を創る」
また来年も開催できることを祈念して!
おしまい