1月20日天野の丹生都比売神社で、御田祭が開かれました。
御田祭とは豊年万作を祈る農耕神事(芸能)です。
御田祭の起源は、平安時代に二人の巫女により、深夜御田植の儀式が行われていたのが始まりと伝えられています。
鎌倉時代に申楽が加わり、室町時代にこれらが合体して狂言形式となり、毎年1月の第3日曜日に実施されています。
流れとしては、
神主により、ひもろぎに御田の神の降臨を行います。
その後、田人、牛飼が入場し、神事を行う。
一石を呼ぶ。
早乙女が登場する。
田人、牛飼による品定めが始まり、牛飼が悪口、田人は褒める。・・・・
田ヅ女を呼ぶ。・・・・早乙女の田渡り御田、苗をそれぞれの神に供える。
礼の坊を呼ぶ。・・・・稲束をそれぞれの神に供える。
昇神
この天野の御田祭は県指定無形民俗文化財に指定されています。
このような昔から引き継がれてきたものに触れるのも、とてもいいことです。
ただ、この日は特に寒く、横吹きの雪が頭に積もり、私は半分雪だるま状態でした。(笑)