明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

教師不信

2007-05-14 11:42:00 | 教育
教師、といっても大学ではなく、主に小中学校の教師の能力や適性が問題視されているようですね。自分が小中学生だったころと比べるとちょっと不思議な気がします。もちろん昔も今もいろんな教師がいますから一概には言えませんが、私が教えられる側で付き合った教師には、今だったら保護者会で槍玉にあげられて何らかのお沙汰がありそうな教師が片手くらいすぐ思い出しますよ。でも、実際にはそんな話は聞きませんでした。
概して教師の質は良くなったと思います。昔は「でも・しか先生」という言葉がありました。先生にでもなろうか、先生にしかなれない、という意味です。今は志願者で現実に教師になれるのは少数派です。
なぜこんなに教師への不満が噴出するのでしょう。これは私の思いつきですが、世の中、辛いことや苦しいことが少なくなって、子どもにとって最後の辛いことが勉強だ、と言ったら言い過ぎでしょうか。たしかに楽しく勉強が分かればそれに越したことはないけど、勉強は基本的には大変なものです。スキーだって楽しく滑れるようになるにはいろいろ辛い思いをするでしょう。教師にあまり多くを求めていませんか。
問題があるときは、ひそひそ言うのではなく、本人や管理職に率直に伝えましょう。保護者会を開いて意見を出し合うのも効果があります。私の狭い経験からすると、教師たちは忙しいので自分から問題をほじくろうとはしませんが、きちんと言えばそれなりには対応してくれますよ。満足できないときはしつこく言い続けましょう。外交辞令かもしれませんが、教師たちも「どんなことも相談して下さい」と言ってます。
こんなに教師をいじめ続けていると、優秀な学生が教師になんかなりたくないと言い出さないか心配です。
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