銀盤の女王が最後の演技を終えた。五輪連覇には一歩届かなかったが、大舞台になるほどミスはしないままに。浅田真央の好敵手として類稀な存在だった。
今回も地元ロシアの新星ソトニコワが自己ベストを20点以上更新するという「事件」がなければ、栄冠は彼女に輝き偉業は達成されていただろう。
キム・ヨナといえば、4年前のバンクーバー五輪での傑出したフリースケーティングが今も忘れられない(今回のソトニコワはこれに迫る高得点だそうである)。浅田もよく滑ったが、差は歴然としていた。
途中ブランクがありながら、大舞台になると発揮されるあの勝負強さはどこから来るのだろう。今季も有力選手が集うグランプリシリーズは欠場し五輪一本に絞ってきた。
「圧倒的な存在感はそのままに銀盤を去った」と共同通信の記事は結ばれている。
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