「日本で一番高い山は富士山であることは誰でも知っているが、第2の高峰はと訊くと、知らない人が多い」とは『日本百名山』の北岳の書き出しです。
たしかに、穂高(本邦第3位)や槍(第5位)はあまり山に関心ない人でも知っています。第2の高峰・北岳(3,193m)の知名度の低さは次のようなことによるのではないでしょうか?
深田久弥が登ったころには、登るだけで2日以上かかった北岳は、一般人からは遠い山でした。また、「北岳」という山名が平凡すぎるというか個性がなさすぎというか、影響しているのでは、とも思ってました。
時代は変わり、山の世界で北岳を知らぬ人はいません。また、登山口の広河原までバスが入り、北岳に日帰りで登る健脚者もいるとか。そして、何時間も歩かないと次の山小屋がない南アルプスで北岳周辺には大きな山小屋が3つもあります。
北岳は、どちらから見てもとてもすっきりとした形の良い山です。それを考えると、「北岳」というすっきりしたシンプルな山名でかえって良かったのでは、と思います。ちょうど、世界第2の高峰・K2が今では存在感をもって受け入れられているように。
たしかに、穂高(本邦第3位)や槍(第5位)はあまり山に関心ない人でも知っています。第2の高峰・北岳(3,193m)の知名度の低さは次のようなことによるのではないでしょうか?
深田久弥が登ったころには、登るだけで2日以上かかった北岳は、一般人からは遠い山でした。また、「北岳」という山名が平凡すぎるというか個性がなさすぎというか、影響しているのでは、とも思ってました。
時代は変わり、山の世界で北岳を知らぬ人はいません。また、登山口の広河原までバスが入り、北岳に日帰りで登る健脚者もいるとか。そして、何時間も歩かないと次の山小屋がない南アルプスで北岳周辺には大きな山小屋が3つもあります。
北岳は、どちらから見てもとてもすっきりとした形の良い山です。それを考えると、「北岳」というすっきりしたシンプルな山名でかえって良かったのでは、と思います。ちょうど、世界第2の高峰・K2が今では存在感をもって受け入れられているように。
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