子どもと焼岳(やけだけ)

メンバーは高３と中２の息子２人です。標高2,500m足らずなので少し甘く見たせいか、曇時々雨の天気のせいか、焼岳は歯ごたえがある山でした。中ノ湯から小雨の中を３時間余り登って稜線に出ました。疲れたし気分転換に昼食を作り始めたら雨がやや強くなりました。雨の中、傘の下でインスタントラーメンを作るのは無謀な試み？(笑)
１時半に登頂しました。頂上付近は煙を吐く火口や硫黄の臭い、生暖かな風など、活火山そのものでしたが。下りがまた長い。雨がぱらつく中を延々と降りていくと、白水の滝の遠望に慰められました。
人里に近づくと雨は強くなり、５時前ようやく宿に着きました。「シャーレ穂高」です。ペンションというより民宿でしたが、貸切露天風呂や飛騨牛などの夕食が最高で、疲れがかなり回復しました。
明けて日曜は晴天です。新穂高ロープウェイから穂高連峰の稜線まで登りました。前日の焼岳もはっきり見えます(画像)。登山者も断然多い。西穂高岳も大きい。私は、これまで、穂高連峰の一番端の一番低い出っぱりにすぎないのに、なぜ「西穂高岳」と皆がありがたがるのか不思議でしたが、今回、その疑問が解けました。たしかに、頂上付近の立派な山容は、他の「穂高岳」に負けてはいません。
北アルプスの山小屋は何でもありますね。西穂山荘でソフトクリームを売ってました。500円です。山の上なら許容範囲の値段かと食べましたがおいしかったです。
いろいろありましたが、楽しい子どもと夏山でした。来年以降も続きますように。