アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

仏手柑

2009年01月03日 | 誕生果
きょう1月3日は 瞳の日 です。

「ひと(1)み(3)」の語呂合せです。
メガネ・コンタクトレンズの業界により制定されました。

メガネやコンタクトは、もともと医療の一環として、
矯正のためだけに使われていたように想像しています。

近年では、ファッションの小道具としても
利用されるようになりました。

伊達眼鏡は、結構昔からあるのかしら?
瞳の色のためのカラーコンタクトレンズもありますね。

サングラスは、一番取っつきやすい、
目の(顔の?)オシャレかも。

一番のオシャレは・・・
相手をまっすぐに見つめることができる
キレイな瞳、でしょうか。

ファッション感覚のメガネやコンタクトレンズで、
あなたの素敵な瞳が、より輝きますように。


■1月3日の誕生果

   仏手柑 (ぶっしゅかん)
     慈愛



 ・英名 : Buddha's hand
 ・和名 : ブッシュカン、ブシュカン
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : インド東北部


仏手柑。
仏様の垂れた手のような形をした柑橘。

ん? ちょっと変わったバナナ?
な~んて思いたくなりますが、
れっきとした柑橘類で、レモンやシトロンの親戚筋です。

花は、他の柑橘類と似ているのですが、
果実は、下の方がいくつにも裂けた独特な形をしています。

このブッシュカンという果物には、
果肉も、果汁も、ありません。

では、どうやって食べるのでしょうか?

日本国内では、漬け物や砂糖煮にするようです。
和歌山以西方面で、お目にかかることができます。

また、香りがとても良いので、
芳香を楽しむ果物でもあるのですね。

たとえば、輪切りにした果実に熱湯やお茶を注いで楽しむ
ブシュカン湯。
それからブシュカン酒、など。

また、そのままの形を楽しむために、
生け花の材料として使われています。

アジアの仏教国では、
仏様へのお供物として捧げられるのだそうです。

黄金色で仏様の手の形をした芳香漂う果実、
ブッシュカン。

まるで仏様が手をさしのべて、
私たちの五感を楽しませてくれるかのようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月3日の誕生色 : シルバーグレイ
■1月3日の誕生花 : ヒヤシンス (白)、他