アンダンテ ~私の歩幅で~

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白柳ネーブル

2009年01月25日 | 誕生果
こちらでは、雪がひらひらと舞っていた昨日。
この冬の最低気温だったところも多かったようですね。

きょうは朝から陽が射していて、
見上げると、
雲ひとつない青空が、どこまでも続いていました。

太陽が1日の役目を終えた今もなお、
空には、雲ひとつ、ありません。

「房総の春」を、いただきました。
スイートピー、ストック、チューリップ、などなど。

おかげさまで、家中いい香りです♪




■1月25日の誕生果

   白柳ネーブル (しろやなぎねーぶる)
     友情、信頼

 ・呼び名 : シロヤナギネーブル、臍蜜柑(へそみかん)
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : 日本(インド)


白柳ネーブル。
皮が薄く、ジューシーな果実がギッシリのネーブル。

ネーブル全般ですが。
果頂部に二次的な小さな果肉伴った
  ヘソ = ネーブル (navel)
があることから、ネーブルオレンジと呼ばれています。

1932年(昭和7年)、静岡県の加茂吾郎氏が、
ワシントン・ネーブルの枝変わりから、大玉の果実を発見。

果実の大きさと豊産性に注目し、増産を試みようとしましたが、
時代は戦争へと。
大切な原木は、軍隊に伐採されてしまったのだそうです。

原木から譲られた穂木を高接ぎした木が1本、
白柳辰雄氏のところで生き残っておりました。

この木を元に増殖し、栽培技術を確立したのが、
白柳ネーブルのはじまりです。

果実は250~300gの大果で、球形。
果皮は濃橙色。
酸味が少なく、糖度が高く、多汁。

収穫と出荷時期は、1~3月。

芳醇な味わいと芳香ゆえに、
この白柳ネーブルは、
ネーブルの中のネーブルと言えそうです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月25日の誕生色 : 濃 藍
■1月25日の誕生花 : ツバキ (白)、他