アンダンテ ~私の歩幅で~

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羅漢果

2009年01月20日 | 誕生果
きょう1月20日は 大寒 (だいかん)です。

二十四節気のひとつで、
寒さが最も厳しくなる頃
とされています。

「寒中」のド真ん中で、一年で最も寒い時期ですね。

この一年で一番の寒気を利用して、
凍り豆腐、寒天、酒、味噌などの食物が
仕込まれたりもしますね。

凍てつきそうな中。
頑張って作ってくださる方々のことを思うと、
心はぽかぽかと温かくなってきます。


■1月20日の誕生果

   羅漢果 (らかんか)
     万能、文武両道



 ・和名 : ラカンカ
 ・分類 : ウリ科、 ツルレイシ属
 ・原産地 : 中国


羅漢果。
砂糖の数百倍の甘さを持つ果実。

中国南部の広西(こうせい)チワン族自治区でのみ
栽培されている果実らしい。

古くから、不老長寿の妙薬とされているそうです。

煎じた薬汁は、非常に甘く、
砂糖の数百倍もあるのだとか。

それも、砂糖とは異なる成分のようで、
医食同源が注目される果実のようです。

中国では、生のラカンカの輸出を禁じています。
唯一、乾果のみ、輸出を許可されており、
かなりの数の乾果が、全世界に輸出されているとか。

生のラカンカは緑色ですが、
乾果は上記写真のように黒くなります。

乾果は、漢方薬として・・・
咳止め、熱冷まし、整腸、利尿、血圧を下げる、等々
の効用があるそうです。

日本にも、相当数が輸入されているらしい。
のど飴や飲料をはじめ、
さまざまな食品に取り入れられているようです。

フレッシュな生のラカンカよりも、
乾燥したラカンカの方が薬効がある。

ラカンカのような人間に、私もなりたい。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月20日の誕生色 : フォレストグリーン
■1月20日の誕生花 : キンポウゲ、他