アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

とよのか

2009年01月07日 | 誕生果
きょう1月7日は
七種 (ななくさ) または 七種粥 (ななくさがゆ)です。

春の七種を刻んで入れた七種粥を作って、
万病を除くおまじないとして食べますね。

本来は、少々呪術的なところがあるみたい。

前日の夜(つまり1月6日の夜)。
まず、まな板の上に七種を乗せて、
おはやし歌を歌いながら、七種を包丁で叩くのだそうです。
(私はやったことアリマセン。)

よく言われるのが、
おせち料理で疲れた胃を休めて、
野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補う、
ということですよね。

お粥だけでは、物足りない方。
お餅を入れたお粥はいかがですか?

それから。

本来は小正月の15日までを「松の内」といいますが、
近年は、1月7日までが「松の内」という感覚で、
しめ飾りも、今日外すところが多いかと思います。

こちらエリアでは、明日から学校も始まります。

年が改まって7日目で、七種粥もいただいたりで、
何かと区切りが良さそうです。


■1月7日の誕生果

   とよのか 
     希望

 ・和名 : トヨノカ
 ・分類 : バラ科、 (オランダ)イチゴ属
 ・原産地 : 日本


とよのか。
西日本のイチゴの地位を一気に高めたイチゴ。

農水省野菜試験場久留米支場にて、
ひみこ (久留米34号 × 宝交早生) と はるのか
交雑、育成した促成栽培用の品種。

1983(昭和58)年に命名・登録されました。

果実は、鮮紅色で光沢があり、円すい形で大果。
甘酸の調和良く、香りが高く多汁。

収量は、「はるのか」の2倍ほどもあるのだとか。

福岡県を中心に九州の広い地域で栽培されています。

いちごの世界も競争が激しいのですね。
一時はトップに躍り出た「とよのか」ですが、
その後は栃木県の「とちおとめ」にトップの座を譲ることに。

その後、「とよのか」を改良した「あまおう」が盛り返し、
韓国などでは、「あまおう」がトップブランドです。

イチゴ界に、ちょっとした革命をもたらした
とよのかイチゴ。

その功績は大きく、
西日本のイチゴ生産に重要な役割を果たしています。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月7日の誕生色 : 漆 黒
■1月7日の誕生花 : チューリップ (白)、他

対 流

2009年01月07日 | ピアノ全般
ピアノで、曲のレッスンを受けているとき、
私の場合は、極端に2種類のチェックをされます。

1つは、もちろん、楽譜どおりに弾けているかどうか。
運指や、個々の音の強弱、音と音のつながり、などなど。

そして、もう1つは、音楽として流れているかどうか。
このとき、先生は楽譜を閉じて、私の演奏を聴いています。

聴き手の立場から見る(聴く)場合、
楽譜に忠実でなくても、OKになることがあります。
もちろん、楽譜に書いてあることをふまえた上で、です。

微妙なニュアンスを表現できるテクニックがあれば、
もう少し楽譜に近づくことができるのでしょうけれど。

現在の私としての合格ラインを、
先生が設定なさっているように感じています。

ですから、現在のラインに達していればマルになります。

理想の演奏と、現在の自分のベストな演奏。
当然、その間には、ものすご~いギャップがあります。

どうしても気になる曲については、時間を空けて、
もう一度見直してみることがあります。

そうすると、以前は気付かなかったことが、
ふっと見えてきたりするからです。
昨年取り組んだベートーヴェンの「月光」が、そうでした。

また、同じ音楽でも、10年前の私と、今の私とでは、
その音楽に対する印象や解釈も変わることがありますしね。

今まで弾いてきた中で、気になっている曲は、
いつかは自分が納得できる演奏ができるように。

今年初めて出会う曲は、ザックリと弾けるように。

まず、当面の目標は、昨年からの持ち越し4曲・・・
・・・シューマン、チマローザ、メンデルスゾーン、ヒミツ。

曲数は多いのですが、どれも1~2ページの小品です。
ハノンは49番。

今日もガンバロー! o(*^O^*)o