アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

棗椰子

2009年01月26日 | 誕生果
きょう1月26日は めかぶの日 です。

辻水産 が制定しました。

めかぶの食文化を広め、健康と長寿を願う日
として、旧暦元日を「めかぶの日」に決め、
すでに 日本記念日協会 にも認定されています。

そもそも「めかぶ」って、ナニ?

「芽かぶ」と書くこともあるようです。
場所的には、ワカメの根に近い部分。

成熟したワカメは、葉状部のすぐ下に、
胞子をつくる「胞子葉」が形成されます。
この部分を「めかぶ」と呼んでいます。

701年に制定された『大宝律令』によるところの、
租税の中に「マナカシ」という品目があるそうで、
このマナカシは「めかぶ」のことらしい。

ということは、大宝律令制定以前から、
めかぶは食べられていたわけですね。
(いきなり、見直してしまった!?)

めかぶというと、今まで私は、
二杯酢や三杯酢でいただいたり、
納豆(黒豆納豆が好き♪)と一緒にしていただいたり。
と、その程度でした。

辻水産さんのHPで、「めかぶ」を見ると、
めかぶの世界が広がりますね~!

めかぶの歌まで!
それも2曲もあるのには、驚きました!

私行きつけのスーパーの、めかぶ売場は、
いつもと変わらない陳列のみでした。


■1月26日の誕生果

   棗椰子 (なつめやし)
     正義

 ・英名 : date palm
 ・和名 : ナツメヤシ、マンネンナツメ、バンダイヤシ、
       センショウボク
 ・分類 : ヤシ類、 フェニックス族ナツメヤシ属、 常緑高木
 ・原産地 : メソポタミア(イラク)


棗椰子。
学名は、不死鳥という意味の「フェニックス」。

アラブの人々の主食のひとつで、
栽培の歴史は5千年以上にもなります。

聖書では、「神聖なる果実」とされているようです。

樹高は15~30メートルにもなるのですね。
雌雄異株。
雌50本に対して、雄1本を植えるのだそうです。

1本の雌の成木には、
1年で 500 ~ 1000 コほど果実がなるのだとか。

果実は、長さ3~6センチくらい、径2.5センチほど。
熟すにつれて、黄橙色から赤橙色になります。

新鮮果の7割は糖分で、その他、
たんぱく質、脂肪、ビタミンA・B、カリウム、
などのミネラルも豊富に含まれます。

乾果は デーツ と呼ばれています。
日本では、このデーツの方がお馴染みかもしれません。

デーツは、糖分50パーセント以上で、
ニコチン酸やカルシウム、鉄分を多く含み、
完全栄養食品と言うこともできそうです。

砂漠の民の重要な食料のナツメヤシ。

現代の都会砂漠に住む人々にとっても、
キチンと栄養を摂取できる、うれしい果実ですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■1月26日の誕生色 : クリーム
■1月26日の誕生花 : オジギソウ、他

鼻歌まじりに

2009年01月26日 | ピアノ全般
最近、私がよく口ずさんでいるのは、

   メンデルスゾーン作曲
   無言歌集より作品30-3「慰め」

です。

練習中の曲ということもありますが。
無言歌というだけあって、
口ずさみやすい、ということもあるように思います。
楽譜が1ページで短い、ということも。

この曲は Addagio non troppo で、
コラール風3部形式です。

全音楽譜出版社から出ている
   ヨセフ・ブロッホとピーター・コラジオ共著の
   「メンデルスゾーン 演奏の手引き」
を見てみました。

この曲の特色として、まず、
ロマン派の多声部音楽の学習に大変貴重な曲
と書いてあります。

まあ、そうだったのね!
(ちょっとびっくり☆)

読み進めていくと、
いかなる多声部音楽を弾くときも、
練習段階でそれぞれの層を認識してから
注意深く組み立てるとらくに弾くことができます。

と書いてあります。

たしかにぃ。

レッスン時、シューマンの短い音楽に対する
  「ソプラノさんがこう来るでしょ。
   同時にアルトさんと、バスさんが・・」
という先生の説明がよみがえってきました。

メンデルスゾーンの無言歌の、
中でもテンポがゆっくりめの曲。

私としては、
自分の中に取り込みやすいように感じています。

自分の中に取り込むことができると、
音楽としてアウトプットしやすいかもしれません。


ほんとに余談ですが。

この作品30は、無言歌集の第2巻で、1835年に
エリーゼ・フォン・ヴォーリンゲンに捧げられたとか。

メンデルスゾーンについて私はよく知らないので、
このエリーゼ・フォン・ヴォーリンゲンなる女性が、
どのような人物なのか、私は知りません。

ただ単に、エリーゼという名前を見た途端、
いくつか連想してしまっただけ。

ひとつは、あなたも連想したであろう
ベートーヴェンの「エリーゼのために」。

そして、もうひとつは、
エリーズ・カヴァールに捧げられた
ショパンのワルツ12番(作品70-2)です。

エリーゼとエリーズの綴りは同じです。
(言語の関係で、読み方が違うだけだと思います。)

19世紀の西ヨーロッパにおいて、
エリーゼという名前の女性には、
素敵な人が多かったみたいですネ!?