アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

クジャクソウ (孔雀草)

2006年09月25日 | 誕生花
   

<9月25日の誕生花>
  クジャクソウ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Aster hybridus
         Aster = シオン属
         hybridus = 雑種の
   ・原産地 : 北アメリカ
   ・別名 : 孔雀アスター(くじゃくアスター)
   ・英名 : Perennial aster

<花言葉>
  可憐、いつも機嫌がよい、いつも愉快、
  飾り気のない人、一目惚れ、悲しみ

今日の誕生花、クジャクソウの
花色は、白、桃、紅、紫、青です。
白い花のクジャクソウは、
「シロクジャク(白孔雀)」と呼ばれています。

茎が長く、枝分かれも多く、
そこに、たくさんの花を咲かせる様が、
孔雀の尾の羽根に似ていることから、
クジャクソウと呼ばれるようになったようです。

1株だけでも、たくさんの花が咲き、
まるでお花畑のようになります♪

オクラ

2006年09月24日 | 誕生花
   

<9月24日の誕生花>
  オクラ
   ・葵(あおい)科
   ・学名 : Abelmoschus esculentus
         Abelmoschus = トロロアオイ属
         esculentus = 食用になる
   ・原産地 : アフリカ
   ・別名 : 陸蓮根(おかれんこん)、アメリカネリ
   ・英名 : Okra

<花言葉>
  恋によって身が細る、恋の病

今日の誕生花、オクラは
8月15日の誕生花でもあり、
花色は、白(薄黄)です。

花が咲くのは、夜から早朝にかけてで、
その後、お昼頃にはしぼんでしまいます。
花を見ることができるのは、午前中のみなのですね。

寒さには弱い植物で、
日本での越冬は難しいようです。

オクラという名前。
日本語が元のように思えますが、実は、
英語の「Okra」をそのまま日本語読みしたものです。

オクラは、花よりも実の方が身近だと思います。
独特のネバネバのある野菜。
あなたは、お好きですか?



キッコーマンのホームページで、オクラのレシピを見つけました♪
「夏野菜とベーコンの和風カレー」が、私には目新しいです。

ちょっと残念なことは、わりと大きなスーパーへ行っても、
オクラは、あまり扱われていないようです。
一応店頭には並んでいるのですが、数が少なく、
いつでも新鮮なオクラを入手できるとは限らないからです。

オクラのレシピに興味のある方は、コチラ からどうぞ!

イチイ (一位)

2006年09月23日 | 誕生花
   

<9月23日の誕生花>
  イチイ
   ・一位(いちい)科
   ・学名 : Taxus cuspidata
         Taxus = イチイ属
         cuspidata = 急に尖った
   ・原産地 : ヨーロッパ、アジア
   ・別名 : 笏の木(しゃくのき)、蘭(あららぎ)
   ・英名 : Yew

<花言葉>
  慰め、高尚、悲しみ、残念、哀愁、悲哀

今日の誕生花、イチイの
花色は、薄桃、桃です。
実の方が濃いピンク色です。

針葉樹で、葉は尖った形状ですが、先端は柔らかです。
木は、建築材や家具材、鉛筆材、細工物などになります。

実は9月頃、橙赤色に熟して甘くなり、食べられます。
ところが、種子にはタキシン(taxine)という
有毒のアルカロイドが含まれているため、
誤って飲み込んだりすると、中毒を起こします。
アルカロイドの含有量によっては、ケイレンを起こし、
呼吸困難で死亡することさえあるので、注意です!

イチイという名前は、
仁徳天皇が、この木で「笏(しゃく)」を作らせて、
正一位を授けたことから「一位」と呼ばれるようになったとか。
現代でも、笏はイチイで作られているそうです。
この「笏」とは、雛飾りのお内裏様が右手に持っている板片。
神主さんも持つようですね。

北海道や東北地方では、
イチイのことを「オンコ」と読んでいるそうです。
特に北海道には、あちらこちらにオンコが見られるとか。

木材としては、年輪の幅が狭く緻密で、
木材特有の狂いが生じにくいので、加工しやすいこともあり、
工芸品や机の天板、天井板、鉛筆材として用いられています。
このように加工された形で考えると、
イチイは、案外身近なのかもしれません。

ピアノのレッスン(9月2回)

2006年09月22日 | ピアノ・レッスン
昨日はピアノのレッスンでした。

ハノン 38番
 前回同様、手が安定しており、脱力もできているので、
 特に問題もなく、すんなり合格できました。

スケール C dur & a moll
 カデンツァに移る際、ちょっともたつきましたが、合格!
 今回のポイント、すなわち、進行する手と手首の安定感と脱力が、
 すべてクリアできていたからでしょう。
 速さ、その他、条件を付ければ、まだまだだと思いますが。
 
ツェルニー30番 21番
 前半と後半、どちらも最後の部分が引っ掛かりました~!
 ネックはそこだけ。
 あとひと息なので、もう一回です。

ドビュッシー 「沈める寺」
 前回よりも、すべての鐘の音が響いていたようです。
 ただ、ハッキリした鐘の音と、曖昧な感じの鐘の音の
 弾き分けは、もう少しとのこと。
 次回まで、もう少しまとめることができれば、と思います。

 それと、最初に間違えて読んでしまった音があるのですが、
 気を抜くと、誤った音の方へ指が行ってしまいます。(;^_^A
 もう一度、楽譜をしっかり見直さなくては!

 海の底に沈んでいる寺院が、過ぎ去った長い年月の奥から、
 徐々に浮かび上がってきて、教会堂の鐘が鳴り、
 賛美歌が流れてきて、そして再び、海の底へ・・。




息子の定期考査あり、怪我あり、で、
あまり練習もできないままレッスンの日を迎えました。
どうしようかな、先生に失礼かな・・とも思いつつ、
レッスンを受けることにしました。

結果、ハノンだけでもどうにかなったので、よかったです。

「沈める寺」に出てくる左手の9度。
わりと普通に弾ける感じです。
以前は、9度というと、ここまでの余裕はありませんでした。
ずっと手を開く練習をしていた成果かも。。☆
ブラームスのエチュードにも、感謝です♪

バッハのインヴェンション12番には、
全く手がつきませんでした。

次回は、珍しく1週間後になったので、
あまり欲張れないでしょうね。

コバンソウ (小判草)

2006年09月22日 | 誕生花
   

<9月22日の誕生花>
  コバンソウ
   ・稲(いね)科
   ・学名 : Briza maxima
         Briza = コバンソウ属
         maxima = 最大の
   ・原産地 : ヨーロッパ
   ・別名 : 俵麦(タワラムギ)
   ・英名 : Big quaking grass

<花言葉>
  興奮、白熱した議論、金満家、心の動揺

今日の誕生花、コバンソウの
花色は、白です。

名前のとおり、小判のような小穂の実がなります。
帰化植物ですが、日本でも雑草化しています。

切り花としての流通が多く、
ドライフラワーとしても、よく使われます。
また、園芸用(観賞用)にも作られています。



イネ科の植物は、猫の大好物です。

息子が小学生の頃、バケツでイネを育てていて、
夏休み中は自宅で世話をしていたのですが、
その間はずっと、わが家のネコとの闘いでした!

猫の草も常備してあるのですが、
すくすくと育っているイネの方が魅力的らしく、
スキを見ては、かじりついていました!

ネコにかじられてしまったイネの葉は、たくさんありましたが、
それでもイネは元気よく育ってくれて、
無事に稲穂をつけてくれました。

それ以来、可能ならば、ネコのために1株欲しいな~
と、毎年思ってしまいます。
また、水田のあるところに行ったときなども、
「これ、ひと株、お土産に持って帰りたいね~」
と、ついつい思ってしまいます。(笑)

でも、未だに実現していません。。。

イヌサフラン

2006年09月21日 | 誕生花
   

<9月21日の誕生花>
  イヌサフラン
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Colchicum autumnale
         Colchicum = コルチカム属
         autumnale = 秋の、秋咲きの
   ・原産地 : ヨーロッパ、北アフリカ
   ・別名 : コルチカム
   ・和名 : 大サフラン
   ・英名 : Colchicum, Autumn crocus

<花言葉>
  永続、頑固、楽しい思い出、悔いなき青春、
  私の最良の日は過ぎた

今日の誕生花、イヌサフランの
花色は、桃、紫、淡紅、白です。

花はサフランに煮ているのですが、
サフランではないことから、「犬」がつけられました。

イヌサフランは、球根から茎が伸び、そこに花が咲きます。
根も葉もない、球根から花のイヌサフラン。
ちょっと面白い光景ですね。

ただ、全く葉がないというわけではなく、花の後、
春頃には、根元(もしくは根元近く)から葉が出てくるようです。
寒さには強いので、越冬には苦労しないようです。

イヌサフランの球根を室内に放置しておいても、
そのまま育ち(?)、花が咲くそうです。

植物の細胞分裂にも影響を及ぼすようですね。
細胞を倍数体にする作用があるため、
植物の品種改良などに使われているとか。

球根や種子には「コルヒチン(colchicine)」
という物質が含まれており、
通風の治療に使う有機化合物が採取できるそうです。

また、コルヒチンには毒性もあるので、誤って摂取すると、
皮膚の知覚がマヒしたり、中毒を起こす危険性があります。

テンプレートの編集 (21)

2006年09月20日 | テンプレート
 
月は皎々と虫の音冴える季節となりました。

今日の東京は、とても気持ちの良い、
秋晴れの1日でした。
金木犀の香りも漂うようになってきました。

今日は彼岸の入りです。

暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、
今年の東京は、茹だるような残暑が少なく、
アッという間に秋になってしまったように感じます。
日暮れだけでなく、涼しさまでもが、
今年に限っては、つるべ落とし?

9月終盤。
今年度上半期のまとめをなさっている方も、
いらっしゃるでしょうね。

夏から秋へ・・。
年度の前半から後半へ・・。
何かと移り変わる時期ですね。
衣替えも間近です。

何をするにしても、とても良い季節です。
あなたにとっての「○○の秋」。
素敵な季節になりますように。。。

ローズマリー

2006年09月20日 | 誕生花
   

<9月20日の誕生花>
  ローズマリー
   ・紫蘇(しそ)科
   ・学名 : Rosmarinus officinalis
         Rosmarinus = ロスマリヌス属
         officinalis = 薬用の、薬効のある
   ・原産地 : 地中海沿岸
   ・別名 : 迷迭香、万年郎(まんねんろう)
   ・英名 : Rosemary

<花言葉>
  静かな力強さ、私を思って、追憶、思い出、記憶が良い

今日の誕生花、ローズマリーの
花色は、赤、紫、青です。

ハーブでお馴染み、ローズマリー。

「ローズマリー」=「ロスマリン」の名称は、
ラテン語の「ros marinus」(海のしずく)から来ています。
英語では、それが「聖母マリアのバラ」という意味の
「Rose Mary」となりました。

葉の常緑性から、永遠の象徴とされ、
古くギリシャ・ローマ時代から、
聖なる植物として、宗教や医療に用いられたようです。

日本では、マンネンロウの名前で、
江戸時代から知られていたとか。



じゃがいもの薄切りを、このローズマリーと一緒に
オリーブオイルで炒め揚げすると、とても美味しいです。
味付けは塩とこしょうでね♪

ローズマリーの香りがニガテな人もいるので、
そのような場合には、オリーブオイルに香りだけつけて、
ローズマリーを取り出し、香りがついたそのオイルで
じゃがいもを炒め揚げします。

香草類が大好きな私は、
カリカリのローズマリーも好きです♪

骨 折

2006年09月19日 | 雑記
息子が骨折した。

外科の先生が、レントゲン写真を見ながら、
「骨折ですね~」と一言。

「骨折」
そんな言葉は全く予想していなかった私は、
「はぇっ!?」
というリアクションしかできなかった。

一昨日の日曜日。
珍しく日曜日に部活があった。
部活が大好きな息子は、お弁当を持って勇んで学校へ行った。

夕方、いつも通りに帰ってきた息子が、
まっすぐに私のところへ来て、
私の手に息子の右手をピタリとくっつけた。
「冷たっ!」
雨で冷えたというのではなく、何だろう?
とても冷たい。

そして息子は、後ろに回していた左の手を、
やおらと前に持ってきた。
その手には、ゴム製の氷のうがひとつ。

「あ~、これで冷やしていたのね。
 どうりで冷たい!」

「練習中に手首を痛めて、ずっと痛くて…。
 マネージャーさんが、これ持って帰っていいよって・・」

マネージャーの女子生徒が、氷のうに氷を詰めてくれたらしい。
氷のうの中には、まだ氷がたくさん残っていた。

息子の右手首付近を触ってみると、「痛い」と言う。
「ひねったのかな?」と私。
「う~ん、よくわからない」と息子。
でも、何もしていなければ、特にどうということもなさそうなので、
そのまま冷やして、様子を見ることにした。

昨日の敬老の日は、祝日で病院もお休み。
息子も、丸一日、学校の友人2人と遊んでいた。
わりと平気で、ゲームもしていた。

今日も部活はあったのだが、
痛い手のままではロクにできないということで、
休んで病院へ行くことにした。

自宅から、電車でひと駅のところにある外科へ行ってみた。
評判の良い外科である。

名前を呼ばれ、診察室に入り、症状を説明して、
レントゲン写真をとり、再び名前を呼ばれて診察室へ。

そこで、「骨折」、と言い渡された。

「今日は、添え木をあてて固定します」
という医師の言葉を聞いた息子は、
「治るまで、どのくらいかかりますか?」
と心配そうに尋ねる。
「3週間!」キッパリと医師が答える。

息子と私は、一瞬言葉をなくして、ふたりで顔を見合わせた。
思わず私は「今日ここへ来てよかったね~!」と言った。
ちょっとマヌケな気がした…。

さらに息子は医師に尋ねる。
「あのぉ、いつから運動できますか?」
「しっかりくっついたら、今度はリハビリに通ってもらうから・・」
「じゃあ、1ヶ月は無理だ。。」

あまりにも予想外の事態に、息子はガックリ。
そこへ医師からのアドバイス。
「せっかくだから、勉強しなさいね」
と、親にとっては超ウレシイお言葉!
息子はバツが悪そうにニヤリとして、でも無言。

添え木で固定されて、包帯をグルグル巻きにされ、
三角巾を首から吊して、そこへ腕を収めて。
「今日は、なるべく安静にしていてくださいね」
と、看護師さん。

気の利いた言葉が思い浮かばない私は、再び、
「今日来てよかったわ!」と言った。
すると看護師さんが、
「そうね。放っておくと、腫れてきますからね」
と、ホントにそうよ~という風で。

診察室から出て、待合室で、
全く面識のない方から声をかけられて・・
「大変ですね~」
「はい、そうなんですよ。しばらくはねぇ」
「頑張ってください」
「ありがとうございます。では、お先に失礼します」

しばらく通うので、また会うかもしれない人である。

特に何ということもない短い会話ではあったが、
不意打ちを食わされたような私たち母子にとっては、
ちょっと応援されたような、ちょっと嬉しいような、
そんな気がして、少し元気になった。

明日も、必ず病院へは行かなくてはならないし、
その後も、かなり頻繁に通わなくてはならない。

今日から3日ほどは、鉛筆も、お箸も、持てない息子。
何かと支障が出てくることだろう。
数日経てば、指だけは使えるように、
指先の包帯を加工してくれるようだが。
それにしても、まだまだ不便だわ~。

お風呂も、当分はシャワーのみ。
それだって、右手が使えないと・・・・・。

良い機会だわ。
左手、鍛えたら?
ま、必然的に鍛えられるわネ。

当分の間、私の仕事が増えるのも、必然的ネ。

ツリフネソウ (釣舟草)

2006年09月19日 | 誕生花
   

<9月19日の誕生花>
  ツリフネソウ
   ・釣舟草(つりふねそう)科
   ・学名 : Impatiens textori
         Impatiens = ツリフネソウ(ホウセンカ)属
         textori = 採集家「テックストル」さんの
   ・別名 : 紫釣船(むらさきつりふね)

<花言葉>
  安楽、私に触れないでください、詩的な愛、人を慕う

今日の誕生花、ツリフネソウの
花色は、紅紫です。

日本全国の、やや湿った山地などに群生しています。

昨日の誕生花でもあるホウセンカと同じ仲間で、
熟した果実に、ちょっと触れるだけで、
果実が勢いよくはじけて、種をとばします。

そのため、どちらにも「私に触れないで」
という花言葉があるのでしょうね。

ツリフネソウも、ホウセンカも、
学名の属名が「インパチエンス」です。

園芸店等で「インパチエンス」というと、
「アフリカホウセンカ」のことになります。

ツリフネソウも、インパチエンスも、
ギラギラの直射日光ではなく、
半日陰や日陰くらいの方が良いという植物です。
少しの日光と、十分な水分で、
きれいな花をたくさん咲かせてくれるのですね。