森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

開会式の感想

2021-07-24 | 番組
「コロナ禍という状況での開催」も問題だけど、これまでも運動が得意でない私にとって
「オリンピック」で唯一ちゃんと観るのが「開会式と閉会式」だ。

前回の「東京オリンピック」開催時には、もちろん生まれてはいたものの、これも子供だ
ったのであまり憶えていない。憶えているのは大人たちの熱狂と「三波春夫」さんの歌う
音頭くらいで;(多分、その後何年も歌われていたからだと思う)

なので、今回も一応チェックした。まず良かったと思うのは、森山未來さんの追悼ダンス。

彼は直後のインスタで、音楽・振り付けなどに関わった人に感謝を述べ、更に今は外れた
人たちを含めての、前年度・今年度のクリエイティブチームの人たちの名を挙げて感謝の
言葉を述べた。「そして小林賢太郎さんに。ここに至るまでの全ての出逢いに心からの感
謝を。連綿と続く繋がりの最中、全ての想いを胸に私は立っていました」と綴った。

昨日の日記で取り上げた小林賢太郎さん解任の際、武藤事務総長は「全体の調整が小林さ
んの役割。小林さんが単独に企画したパートはありません」と、使用することの説明をし
ていたけど、昔、頼まれて録画した小林さんのNHK番組の内容を思わせるパフォーマンス
が随所にあった。海外でも評判が良かったパントマイムでの「人間ピクトグラム」などは
「そのものじゃん」などと思いながら見た。

ゲーム音楽も多くの若者の共感を呼んだようだけど、私は式典の終盤、オリンピック旗が
掲揚される際の高校生たちの合唱も美しかったと思う。そして、紙飛行機のような鳩が空
中を舞ったシーンで流れたのは、スーザン・ボイルが歌う「翼をください」。美しい演出
だったと思う。「赤い鳥」の、今は音楽の教科書にも載るあの曲。

聖火を繋ぐ人々の映像のバックで流れた曲、Queenの「手をとり合って」をチョイスした
のは嬉しかった(いつもカラオケで歌うので)。ジョンレノンの「Imagine」を、黒人女性
歌手ともう一人の白人男性歌手(誰かは知らない)に加えて「キース・アーバン」と「ジョ
ン・レジェンド」が起用されていたけど、多分出身地を分けたかっただけのようにも見えた。

個人的には、開催国である日本の「ワンオク・Takaさん」なんかも選んでほしかったなと。
曲は「We are the world」なんてどうかなww(ririkoさんが教えてくれたYoutubeのライブ
で、清水翔太君と一緒にカラオケで歌ってて、とても上手だったので)☆

We are the world 清水翔太 ワンオクtaka 青山テルマ インスタライブ7月20日


長嶋さんの登場の前の吉田沙保里さんと野村さんは、練習不足だったのかちょっとモタつい
てしまって残念。直前まで開催さえ危ぶまれたのだから仕方ないけど、荘厳な「ボレロ」が
ハラハラして、あまり心に響かなかった;

日本が誇る「テクノロジー」の見せ場、ドローンによる空中の球体は美しく、世界でも評価
が高かったようだ。何とか事故もなく終わったけれど、これまでの開会式のような圧倒され
るパフォーマンスとか、華々しさはなかったと思う。当然だけど。

※こちらもririkoさんから教えてもらった動画から探したもの。アデルの曲は「rolling・・」
が一番好きだったけど、Takaさんのカヴァーを聴いて断然こちらが好きに☆ 

Adele - Hello (Cover by Taka from ONE OK ROCK)


最近ivyさんが「ワンオク」にハマっていると、電話で教えてくれた。マイケル仲間は皆あれ
以来元気をなくしていたから、好きな音楽に新たに出会えたことが嬉しい。皆身体に問題が
あるけどねw 彼女も心臓に。でも元気そうで良かった☆
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カールさんとティーナさんの古民家村だより「2021冬・春」

2021-07-04 | 番組
「奇跡の集落」に暮らすカールさんとティーナさんの様子が、前回に続き放送された。
今回は積雪が3m以上となるこの村の、厳しくも美しい冬山の暮らしから。

 

 

この時期、家に閉じこもりがちになるティーナさんは、茅葺の屋根裏部屋にカールさんが
作りつけてくれた書斎で、写真の編集などに勤しむという。
 
母親譲りのシチューを作り、世界中の友人に手紙を書く。
 

そこに住む人々も、思い思いの過ごし方で冬を楽しんでいた。前回も登場された素敵な移
住者のKさんは、相変わらず生き生きと雪かきさえも楽しむ姿が美しい。

 
家のすぐそばでクルミを拾う事が出来る幸せを語り、その実を入れたクッキーを焼く。
 
カールさんは各地から古民家再生の依頼を受け、事務所で後継者となりつつある移住者と
アイデアを練り、それを図面に起こして次々に再現している。この素敵な景色を、バスル
ームの窓から眺められるアイデアも、独特だ。
 
春の兆しが見えると、暮らしも色づきを見せる。
 

 

Kさんが山菜てんこ盛りのおこわを葉に包んで、出かけるのは村人たちとの「山遊び」
 

 

 Kさんは、お元気な90代の村の女性などから山菜の知識を得、

 

 楽しそうにすっかり馴染んで過ごしている。
やがて雪解け水が田を満たす季節。
 

 
恒例の、村人たちが「山菜採り」するイベントで、はしゃぐ子供たち。
 
採れ立ての山菜をその場で天ぷらにして楽しむという。なんとも羨ましい。
 

 
ティーナさんのためにキッチンで庭を眺められるようにカールさんが作った窓。そこで
ティーナさんが作る料理は、レストランのよう☆
 
 
 

お互いを思い合い尊敬しあうご夫婦の姿に、清々しい気持ちになれた☆
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日掲載されたコチラの記事「クセのある役どころで脚光を浴びた永山瑛太と岡田将生」
これを書いた人もやはり、この日の日記で記した感想と同様のことを感じたよう。
永山瑛太のふり幅の大きさに感心し、岡田将生君はこれで大きく役者として飛躍し、好
感度も上げたと思う。

ところで、「大豆田とわ子」の最初の夫「田中八作」って、どこかで聞いた気がしてい
たんだけど、最近再放送している「最高の離婚」を観ていて気付いた!これに登場する
猫の名前が「はっさく」だったのね! (同じ坂元氏の脚本だし、どうでもいいことだ
けどw)瑛太はこのドラマの役どころとリコカツでの役が180度違ってるのに、どっ
ちもハマっててスゴイ☆
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どうにも止まらない!

2021-06-30 | 番組
今日もホームラン27号目を放ったという大谷君のニュースをネットで見て、慌てて中継を
観る。と、今度は5回で28本目を打ったという@@; 残念ながらチームは負けてしまった
けど、一体どこまでこの人は・・!!と誰もが思ってしまっただろう。

あの素晴らしい体型は、努力と鍛錬のたまものだろうけど、それにふさわしくない小さな
ベビーフェイス(笑)に、礼儀正しく爽やかさまで併せ持つ。連日、中継の解説者も言葉
を尽くしていて、なかなか面白い。

私は昔も今も運動が苦手だし、野球なんて高校野球くらいしか見なかった。
でも、美術の宿題に投手の姿を赤一色で描いて提出したこともあるくらい、運動選手のフ
ォームが美しいと、心惹かれる。

野球好きなririkoさんと、大谷君の美しい投球フォームの話をしたのは何か月前だっただろう。
その良し悪しは判らなくても、以前の姿と今のフォームが違っているのが判る。
今では投球フォームだけでなく、盗塁時の走りや、バットを振るときの姿など、どんなシーン
も切り取って描いてみたくなるほど綺麗だ。

何より、連日の彼の全力の戦いが、日本中のこんなおばさんをも歓ばせてくれる。
コロナを始め、暗くて嫌なニュースばかりの中で、唯一の「希望」と言ってもいい。

今日は二回目のワクチンを午後に受ける予定。 あまり体調は思わしくないけれど、せっかく
だから受けようと思う。オオタニサンの活躍が、私にも勇気をくれた。

これからの活躍を願いつつ、どうかシーズン中に、大谷選手に怪我や故障がありませんように
と祈っている☆(きっと日本中のファンが祈っているよね!)
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竹田圭吾さんに観た「人の品格」

2021-03-22 | 番組
今月で終了する「とくダネ」で、亡くなるまで番組でコメンテーターとして出演されていた
「竹田圭吾さん」を特集すると聴き、録画予約していた。「温故知新」ならぬ「温故知人」
というコーナーの一日限りの復活の中だったが、長い時間を割いてくれていた。

(とくダネに感謝したいと思ったのは、竹田さんを最後まで見せてくれたことと、この回
くらいかな)録画したそのコーナーを観て、やはり涙したのは言うまでもなく。

このブログでも「竹田圭吾」で検索するとこの日記以外で23件、「竹田さん」というワード
で更に検索すると、まだまだ出てくるほど、私は彼のコメントが好きだった。そして、亡く
なった後にその人柄を思わせる数々のエピソードを知るにつけ、彼自身のことも好きだった
んだなぁと、改めて思った。

姉の一人と二女もファンで、我が家では竹田さんのコメントで盛り上がることが多く、娘は
ツイッターもフォローしていた。「今日の圭吾、可笑しかったねぇ」と親しみを込めて圭吾
呼ばわり(笑)し、竹田さんが北九州に来られた時には三人で中継を見に行ったほど。照れ
くさそうに一緒に写真にも収まってくれた。

彼の出演されたいくつかのローカル番組の映像は、今でも残している。見るといつも同じと
ころで笑ったり、頷いたり。他にも「CUBE」や「ミスターサンデー」などで関わった他の
方々が語る彼の人物像に涙したり。それぞれが番組の中で涙しながらしみじみと語ることに
は、彼の朴訥とした語りとマッチした人間味あふれる姿が浮かび上がる。今朝の番組でも、
奥様が語られた彼の仕事に向かう姿勢や、家族を愛したその生き方に心打たれた。

愛する人を51歳という若さで失われた奥様は、さぞ無念でありお寂しい事かと思うけれど、
でも素敵なパートナーとの思い出が、きっと沢山おありだろうと思う。それは幸せなことで
あり、羨ましいとさえ思える。

ゲストの佐々木恭子さんが、「ホントに軸のブレない方だった。ホントに筋の通って芯の通
って、そして『品がある』ってずっと思ってました」と力を込めて語っていた。そういえば
亡くなった直後の放送で、当時の女性キャスターだった菊川怜さんが、号泣しながら竹田さ
んに励まされたエピソードを語ったことも鮮明に覚えている。 この二人以外にも中江有里
さんは、特に彼と同じ日の出演が多く、思い出を涙ながらに語られていたのが印象的だった。

実は福岡の放送でも、知的な印象の女性キャスターが竹田氏の死後の番組で竹田さんの素敵
な飾らないが紳士的だったエピソードを涙で語られていたことも。これほど知性ある女性た
ちから支持された中年紳士がいただろうか。(もちろん男性キャスターからも、それ以上の
心通わせた思い出が語られ、宮根さん、そして小倉氏に至るまで人望の厚い人であったこと
がうかがえたけれど)

このブログでも、彼の語ったことを度々取り上げさせていただいたり、またその都度、男女
問わず彼の人柄を見抜いておられる方々がたくさんのコメントを寄せてくださり、恐らくも
っともっと大勢の彼のファンがおられたと思う。 確かに彼の言葉には「力と品性」があっ
たと感じる。
竹田さん、何年経ってもあなたのような人はテレビの中には見つからない。本当に寂しい。
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「あの日“加害者”になった私 東電社員たちの10年」

2021-03-11 | 番組

今日で10年となる「あの日」3月11日の動画を、朝からネットで観ていた。
観ると必ず、体が震えるほどの衝撃を受ける。恐らく日本中の多くの人も
同じように「記憶の奥に沈めてはだめだ」と感じて、同様の動画や映像を
折に触れて見返すのだと思う。

同じ日の別の動画を次々にリレー再生しても、その膨大な映像の数々を全
て見終えることはないような気がする。津波に次々に飲み込まれていくビ
ルや家々、船や車や巨大なクレーン、時には飛行機までも。

映画以外であのような光景は観たことが無かった。後で観た映像でも、地
元の人達が同じことを言っていた。あの濁った水が、あんなにもたくさん
の人や動物の命を飲み込み奪い去っていき、人々の日常までも奪ってしま
った。その哀しみは、まだ今も癒えずにいる。

地震直後、「津波が来るぞ!逃げなさい!」と気丈にも従業員を非難させた
男性が、従業員らとその恐ろしい光景を眺めながら「止めてくれ!止まって
くれ!」と、悲鳴にも似た叫びをあげる動画に涙が止まらなかった。

地震直後、友人と被害の大きさをテレビで観ながら電話で話していた最中
突然、中継中のカメラがリアルタイムでその光景を映し出し、会話は途切
れ「何??」と受話器のあちらとこちらで息をのんで、ただ茫然とした。

あの日「自然の脅威」に人は「成す術がない」ということを、思い知った。
だけど、本当の脅威は「自然」だけではなかったことを、私たちはすぐに
あの原発事故により知ることとなる。

原発周辺の沿岸では、津波は沿岸の北と南両方からおし寄せたという。
それにより被害は想定より大きくなったというが、決して事故があっては
ならないものに、「想定内」の防御設備しかなかったことは「人災」以外
の何物でもないと思う。

それらを背負うべきは原発を推し進めた「国」と「東電」であるはずだが
果たすべき責任をそれらが担ったかと言えば、決してそうと思えず。
そもそも、汚染された土地や健康を害した方々が元通りにならない限り、
果たされるはずもなく。

つまり「原発」は、「安全」が保障されない限り建ててはならなかったの
だと、チェルノブイリ以来「確信」している。(以前の日記にアリ)
前回の「逆転人生」で、「あの日“加害者”になった私 東電社員たちの10年」
というタイトルのドキュメンタリーを観た。

東電社員だった三人の男性の、あの事故後の生き様を知り、感銘を受けた。
国と会社の責任はあるとは言え、彼らが個人的に責任を取るべき問題では
ないと、普通なら思うが、彼らはそうは思わなかったのだ。

彼らは福島の人の心に寄り添い続け、除染作業をし、畑で作物を作りながら
放射性物質の測定をして安全な作物を作るために奔走してきたり、地元の人
々のきわめて個人的な(電球の取り換えなどのレベルの)要望に応え続け、
日々、「償う」努力をしてきた。またある人は早期退職を選び、福島でNPO
を立ち上げ、そこに居を構えた。それぞれに今も「事故」と向き合い続けて
いる。

国会議員やしかるべき役職にあって自らが種をまいた汚職や失態にも拘わら
ず、醜い言い逃れや「入院」などといった形で「風化」するのを待つだけの
情けない人間も多い中、このような人がいることは暗闇の中の「一條の光」
のように感じた。
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「虚構新聞」と世界的フェイクニュース

2021-01-22 | 番組
先日のNHK9時のニュースが「虚構新聞」を取り上げ、運営するUKさんにインタビューし
ていた。UKさんによると、時には虚構として載せたことが実際に起きて、『誤報』として
「謝罪記事」を載せることもあったという。つまり「虚構」という意味では「誤報」であ
ったという事で。

虚構新聞が「誤報」を伝えるのは15年10月1日付「シャープ、゜の売却を検討 経営再建策」
の記事で、その当日、シャープの公式ツイッターアカウントの社名表記が一時「シャーフ」
となって現実化したこと。翌日、「部分的ながら記事が現実化してしまった」とお詫び文を
掲載した。(J-castnews記事より一部抜粋)


また、記憶に新しい神奈川県の小学校で実際に2mのバトンを使った運動会が開かれたという
ニュース。これには思わずにんまりした人も多いと思うが、その直前に虚構新聞が「2mのロ
ングバトンも。コロナ禍で『新しい運動会』」という記事を掲載していたことから、虚構新聞
にとっては、いわば「誤報」となり、UKさんはすぐにお詫び記事を配信したという。

 

つまり、近年「現実がこちらに擦り寄ってきた」ということらしい。が、上の二つならまだ現
実となっても笑えるけれど、今は世界中に「フェイクニュース」が溢れ、人を陥れるための嘘
が蔓延している。

 

「人に笑ってもらうという動機ならいいが、世論を動かすための偽ニュースを作る『動機』が
あるんだということに驚く」というUKさん。また、最近は「ニュースの見出ししか読まない」
人が増え、「虚構」を「現実」と信じてしまう人も多いらしく、その対策に苦慮しているらし
い。

 

 

フェイクニュースとは一線を画した「虚構新聞」でありたいというUKさんは、明らかに虚構と
わかる見出しにしたり、判りやすい表現を使わないと、ジョークやユーモアが通用しないとい
う危機感があるという。元々の虚構新聞のコンセプトは「現実に起こりうるかもしれないが、
ギリギリで回避しているというものだったが、現実の方があり得ないことが起きていくと、こ
ちらはもっとウソの方向に振り切っていかないといけなくなる」

 

「初期のコンセプトから離れてばかばかしい記事とか絶対にありえない記事ばかりを書かない
といけなくなるのがやりにくい」とも。

 

もしもUKさんが就任式前にジョークのつもりで「トランプ大統領がゴネて就任式を拒否し高飛
び」という、「本来あり得ない」記事を書いてたら、これも「誤報」としてお詫びを書く羽目に
なっていたかもww

UKさんは「事実に対してのこだわり」があるという。なので、「誤報」を出した時は、前の記
事よりも大きく書くという。事実の裏の裏という形で存在しているので、「事実」はしっかりと
根を張っていて欲しいという。これって、誤報を認めないメディアへの批判もある気が・・。

メディア論研究の「桜美林大教授 平和博氏」は、「風刺やパロディは、笑いを通した社会批評
という側面もある。事実や常識の共有を前提として、それらをひっくり返して見せることで新し
い視点や価値観を示している所が特徴。事実や常識が共有できない社会では、風刺やパロディも
成立しにくくなってしまい、それらが成立しなくなる社会は、かなり危うい状態だと言える」と
話す。
最近のUKさんのお気に入りの記事↓ こういうの、私も好き^^


「政府がコロナ禍における社会的距離を保つために、以下の漢字の使用を当面禁止」ww
(人と人が近すぎるとかww)

退任の日のスピーチで、トランプさんが言った「 we will be back in some form」で、シュワちゃ
んの「I'll be back」を思い浮かべた人も多かったと思う。
共和党員で、元カリフォルニア州知事 だったシュワちゃんは、オーストリアからの移民だとか。

彼はトランプ支持者たちが米議会乱入した事件について、1938年に起きたナチスのユダヤ人襲
撃事件に例えて「彼らは民主主義の建物のガラスを壊しただけではありません。アメリカ建国
の原則をも踏みにじったんです」と批判した。

第二次世界大戦直後のオーストリアで育った彼は、ナチスに参加した罪悪感を酒で紛らわそう
とする大人に囲まれて育ったと告白。「全ては嘘に次ぐ嘘 不寛容により始まったんです。ト
ランプ大統領は公正な選挙に結果を覆そうとしました。彼は嘘で人々を誤った方向に導き、クー
デターを起こそうともしました。私の父も近隣の人も嘘に惑わされました。誤ったその先を私
は知っています
」トランプ大統領が嘘で国家転覆を謀ったと言い、「最悪の大統領だ」と非難
した。

そうだよね。騙された人が悪いんじゃない。騙した人が一番悪い。

今、私が騙されないためにしていることは、出来るだけたくさんのメディアの記事を読むこと
と、たくさんの局のニュースを見ること。目下よく見ているのは「報道1930」(BS)、「ニュ
ース23」、サンデーモーニング等々、最近のアメリカの情勢だけでも、つなぎ合わせると何と
119分にも@@;

ワイドショーは、羽鳥さんと恵さんのをたまに。芸人さんとかを多く登場させるエンターテイ
ンメント性の強いのは、滅多にみない。見るとしたら、あくまでも「コロナ禍で視聴者は何を
聴いたり見たりしているんだろう」という参考程度です;

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「“イマジン” は生きている」

2021-01-13 | 番組
アメリカ在住の中島聡さんが、大統領選挙前からこの時点までの「米国で起きたこと」を
事実のみを抜き出し時系列順に記していますが、現地の状況が「核戦争の勃発すらあり得
るという緊迫状態」だと伝えています→コチラ
こんなことが起きないよう願っていますが、そう思わせてしまう人格なのが怖いです。

前回途中からしか見ていなかった「”イマジン”は生きている」(NHK)の再放送を観ま
した。語りは、King Gnuの井口理さん。ジョンが射殺されてから、もう40年経
ってしまったのですね。12月の命日には、「平和を願ったジョンに敬意を表して」大勢
の人々が集まり「イマジン」の大合唱になったシーンもありました。

ジョンとヨーコは、ベトナム戦争・人種差別に揺れた1970年代に「愛と平和」を訴え続
けていました。「世界中の人々は、この小さな地球に暮らす運命共同体」と語りました。
過激な反戦活動とは異なり、彼は曲に「世界中のすべての人が幸せに暮らせる」願いを
込めました。1969年11月にはワシントンで行われたベトナム反戦集会で「Give peace a
chance」を大勢の人々がピースサインをしながら歌いました。

ジョンの活動の前から、多くの国で「反戦歌」は歌われましたが、「政府や放送局など
が、体制批判や厭戦的風潮の蔓延を警戒して、反戦歌と解釈可能な楽曲の放送を禁止、
自粛するよう要求するケース」が多く見られました。(出典 wikiより)

当時、子供だった私たち世代も、ニュースなどで知っていました。(でもまさか
あのCCRの「雨を見たかい」までが反戦歌だったとは!)
戦争を正当化したい政府は、最も効果的に若者を動かす彼らの動きを排除しよう
としてきましたが、そういう「勢力」は残念ながら今も「ある」のだと感じます。

「イマジン」の歌詞は、二人が出会う二年前に出したヨーコの詩集「グレープフルーツ」
からインスパイアされたものだそうですが、「イマジンは政治的な歌だけど、子供に語り
かけるように書いたんだ。イマジンは甘い砂糖で包んであるんだ。宗教も国も政治対立も
ない世界をと歌っている。けど砂糖に包まれているから、世界中のどんな立場の人にも受
け入れてもらえるんだ」とジョン自らが語っていました。

ジョンとヨーコがニューヨークに移った3か月後、反戦活動家「シンクレア」の釈放を
求めるコンサートで、ジョンが政治批判する過激な歌詞の曲を歌った時、会場には連
邦捜査局FBIの捜査員が監視していたとのことです。

このコンサートは全米でテレビ放送され、ジョンのメッセージは人々を動かし、シン
クレアは釈放されたということでした。けれど、ジョンの監視は強化されていきまし
た。死後公開された、当時作られた「通称 レノンファイル」は、100ページを超え
る膨大な報告書で「ジョン・ウィンストン・レノン=新左翼勢力 危険人物」と結論
付けられていました。

 
 

ニクソン政権はFBIを利用して反戦運動を厳しく弾圧していましたが、あからさまに
彼らに対して「命の危険」を予告する発言まで残っていました。
平和を願う人を「左翼呼ばわりして排除する」という、何とも民主主義に反する思想
です。

ジョンにはアメリカ政府から「60日以内に出国しなければ不法移民とみなす」という
文書が届いたことは有名ですが、結局国外退去を免れアメリカ永住権を得ることが出
来ました。思えば、映画により時の政治を批判したことから「国外追放」されたチャ
プリンのように国を出ていれば、ジョンは殺されずに済んだかもしれません・・。

マイケルが、彼の映画で共演した「ショーン」(ジョンとヨーコの息子さん)の前で
リスペクトを込めて「Come together」を披露したシーンが印象的でした。
彼も「We are the world」を書き、「Heal the world」、「Earth song」ではより強烈
なメッセージを発信しました。そして最後にはあの「4年以内に地球温暖化を止めよう」
とハッキリと言葉にし、そしてあり得ない理由で突然亡くなりました。

Michael Jackson ~ Heal The World ~(和訳付き)


彼らは、今「反グローバリズム」を唱えている人々の言う「グローバリズム」とは全く
意味の違う「真の意味でのグローバリズム」を理想としました。共に、エゴを捨てて、
「戦いをやめ、世界中の貧しく苦しんでいる人々を助けよう」と私たちに訴えました。

彼らのメッセージを、後の世代に繋ぎたいと思う私も「夢想家」なのでしょうか・・。
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「カールさんとティーナさんの古民家村だより」

2020-11-30 | 番組
土曜日に放送された「カールさんとティーナさんの古民家村だより」という番組を
日曜日のお茶の時間に観て、その美しい村の景色に心癒された。

 

カールさんは日本好きな父親の影響もあり、若いころから日本とドイツを行き来して
いたが、クリスティーナさんと結婚した後、この新潟の「十日町市」という地に移り
住むことを決めたという。
 
カールさんが一人で決めた日本移住に、クリスティーナさんは初めは怒っていたとい
うが、空港に降り立ってここに連れてこられた日から、この美しい景色の虜になった
とか。

 

 

美しいけれど、朽ち果てた古民家の残る「限界集落」を観たカールさんは、それらの
古民家を再生して住むことを決めた。彼がこだわったのは、日本の昔の職人たちの建
築技術を残して、そこに床暖房やペアガラス、断熱材などの現代の建築技術を加え、
カラフルな外壁を施し、美しく住みやすくすること。彼は自宅を再生させた後も、次
々に他の古民家の再生を手掛けた。

 

 

 

 

御年78歳とは言えこの若さは、「揺るがない信念のもと、仕事を楽しんでいる」から
だろうか。彼の手掛けた家の立ち並ぶこの場所には、都会で活躍していた様々な職種
の人々が移り住んできたというが、日本の良さをリスペクトする彼の心意気と人柄に
も魅せられたのかもしれない。。こちらの美しく年齢を重ねた女性もその一人。会社
を経営されていたが、リタイアを決めてこられたそうだ。

 

集落の人たちとの交流も温かく、昔の日本のようで、子供たちも生き生きと☆
 

採れ立てのトマトをはちみつ漬けしただけと笑うけれど、何とも美味しそう☆


冬場には3メートルも雪が積もるという、美しいだけではない暮らしだろうけれど
都会暮らしや人間関係に疲れたら、こういう場所で「生きなおす」のも素敵かもと
思う☆

・・・・・・・・・・・・・・
「エール」終わっちゃいましたね。毎日元気をもらっていました。

先日、ローカルで福岡出身の「名バイプレイヤー」たちが故郷をぶらぶらと歩く?
「光石研★松重豊★鈴木浩介 俺達のノープラン×ドライブ2」という番組の放送
がありましたが、どなたも大活躍の方々なので、つい見てしまいました。で、この
時のゲストが「野間口徹」さんで、なんとここでお二人が「エール」に出演されて
いた事に気づきました。野間口徹さん、バンブーのオーナーとしていい味出してま
したよね(笑)

 

 

 

 

光石さんと鈴木さん、絶叫系が大の苦手らしくて松重さんにいじられてました。
おじさんたちが九州弁で子供みたいに楽しそうにしている姿に、こちらも笑っち
ゃいました。右の画像のムロさんは、撮影中に太宰府天満宮で偶然出くわしたと
いうショット。完全私用だったみたいで、ムロさん好きな私はちょっと気になり
ました^^;

福岡出身の芸能人の多さには驚きますが、エールの「大将」役の中村蒼さんも、
福岡市出身だそうでビックリしました@@;
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「断捨離」の心の陰に

2020-10-22 | 番組
BS朝日の「ウチ、"断捨離"しました!」を観ていつも思うのは、その道のプロと呼ばれる方
の多くが言われるように、「片付けは生き方を変える」ということだ。

前回は、40歳でご主人を亡くされ、二人の子を育てながら美容院を切り盛りされてきたと
いう50代くらい?の女性のお宅。家のことをちゃんとやる余裕がなかったと仰るその方の
家の中は、やはりモノで溢れていた。ご主人を亡くされた直後、その女性は子供たちに宣
言したという。

「今日から私を親と思わないで」と。そして、言葉通り、学校行事はもちろん、殆どの子
育てに関わるあれこれを後回しにして、母親業よりも仕事を優先したという。長女はそん
な母親に反発して家を出たそうだ。だけど、長男はそんな母を助けながら共に暮らしてい
た。

片付けは順調に進み、少しスッキリしてきたが、その女性は何か気持ちが晴れない。
やましたひでこさんが彼女に問いかけると、少しずつ心の奥に仕舞い込んでいた長女への
思いを口にした。「バカ娘」と言っていたけれど、「子供たちに寂しい思いをさせた自分
のせいで長女はあんな風になった」という後悔を持ち続けていたのだ。やましたさんは言
った。「それでいいのよ。そういう自分に気づいてやること。それだけで意味がある。子
育てに完璧なんてないんだから。」と。

自分も同じ様に、結婚前に家を出た長女がいたので、その気持ちがよくわかる。相手の言
葉がぐるぐると頭を巡り、私も自分を責めたり辛い気持ちを抱えていた。

私が夫と別居した時は、色んなことがありストレスからかメニエール病などを患い、体調
を崩していたし、下の子供は幼稚園に入園したばかり。10年以上もの間専業主婦だったこ
ともあり、ひとまず4時間からの仕事に就いた。すぐには離婚に踏み切れなかったので、
行政からの母子家庭に対する援助は一切受けられなかったけど、少しばかりの夫からの養
育費はたまに途切れがちだったがあるにはあったし。つまり、私は彼女と反対に、「仕事
(収入)」よりも「子供との暮らし」を優先したのだけれど、長女は不満だったのだ。

その後少しずつ子供の成長に合わせて就労時間を増やしていくことで、心も体も強くなれ
たと思う。勤務先で同じように離婚して「かけもち」で働く人の話を聴いたけれど、よく
聴けば、細切れにしか雇ってくれないから、収入全部足しても私と同じくらいのお給料だ
った。結局そういう働き方で無理をして体を壊し、全ての職を失った人もいた。

今思えば、もっとああすれば良かったと、後悔はたくさんある。でも、結局のところ、子
供がどう捉えるかで親に対する「評価」も違うのだろうと思う。

今は二女が近くに住み、何かとお互い行き来することがあり、孫のふうちゃんとも会える。
昨日はその二女が犬の散歩がてら、駅前のATMに行くというので、お供をすることになっ
た。久しぶりに一緒に長い時間歩いてお喋りをした。

 

ママがお買物の間、スーパーの外で沢山の人から声をかけられた。人が大好きな子^^

娘と別れて家に帰るまでの間に、コロナで籠っていた間会わなかった知り合いにバッタリ。
それも二人、別々に(笑)。「会いたかった~。どうしてた?」それぞれにそう言ってく
れ、「ああ私は幸せだなぁ・・」と思う☆

郵便受けを覗くと、ふうちゃんからハガキが届いていた(風邪なので会えなかった)
 
宛名は全部漢字で書けていたし、絵も一所懸命に描いてくれている。
(「おもちかえりKO」になってるのがご愛敬で微笑ましい^^)

もうすぐ、長女も母親になる☆ 先日の二女の「スタイ作り」はこのため☆
里帰り出産はせず、産後はお相手のお母さんが手伝いに行ってくれることになっている。
どうか無事に生まれますように☆ 

 

 

猫のフード、これまで食べてたロイカナの療法食を福太郎が食べなくなったので、某プレミアム
フードとピュリナワンの去勢した子用をミックスして与えたら、完食するばかりか催促するよう
になったwwストルバイトは今は問題ないので、Phコントロールしなくてもいいのかもしれない
けど、ちょっと迷うなぁ・・。ビンボーな私には「お安い」のは確かに助かるけど。
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「アンという名の少女」「ソーイングビー」そして「隠された毒ガス兵器」

2020-09-15 | 番組
NHK総合で海外ドラマ「アンという名の少女」が始まった。
海外の「赤毛のアン」シリーズから日本のアニメに至るまで、これまでたくさんの「アン」を
観てきたけれど、その中でもこの「アン」ではオープニングからそのアーティスティックな映
像に魅せられた。

 
「Nのついたアンと呼んで」と主張し続けた拘りも、オープニングで示される

本場カナダの制作だからこそ、舞台である「プリンスエドワード島」の景色の素晴らしさも堪
能できる。そして私がはるか昔(笑)、少女の頃に繰り返し読んで想像したとおりの原作に忠
実な再現があちこちに。当時、私は学校の図書館に居座り、これらの翻訳物を読みふけってい
た変わり者の自分に「アン」を重ねていたのかも。

ぺちゃんこなみすぼらしい帽子や、青白いそばかすだらけの顔、広い額、その全てが想像どお
り。
 

 

   



緑の切妻、整えられた室内、マリラとマシューもいい☆  当時のわくわくがよみがえる。
やっぱり今でも大好きなんだ、私。そのわくわくをそのまま描いた読書感想文を、国語の先生
は何時も褒めてくれた。思えば「幸せな少女時代」だったのかもしれない。

けれど。
その何十年か前、僅か十代だったのに戦下でぬぐえない恐ろしい体験をした少年たちがいたと
いう事実。多くの少年たちが、日本軍が使用する「毒ガス兵器」の製造に従事させられたとい
う。長い間その事実を口止めされた彼らは、そこでの恐ろしい体験を背負って生きてきた。
戦後、東京裁判ではアメリカの思惑で日本の条約違反を罪に問わないことになったという。
理由は、アメリカが対ソ戦で「毒ガス兵器」が使えなくなるからということだったらしい。

 

 

  

当時の少年たちが年老いた今、封印されたその事実を語り継ごうと、声を上げている。
戦後、米軍や日本軍により隠されたり廃棄された毒ガスによる被害が、今も中国や日本の海で多発
しているという。

 

この方々が少しでも肩の荷を下ろされますように。

「予定(敢えて予想でなく)通り」菅さんが総裁になりましたね。
無派閥だった菅さんが、足並みそろえた「派閥の力」で当選とは。どの世界でも「勝ち馬に乗る」
というのは出世の早道なのかもしれないけれど、特に政治家の方たちはそれが「あからさま」過ぎ
て、なんだかなぁと思うのは私だけではないはずw

今朝の番組で、玉川氏が「政治家に道徳なんて求めちゃダメなんですね。道徳なんて関係ない人た
ちの集まりなんですから」と皮肉っていましたが、これを受けて例の田崎氏までがつい「政治って
のは権力闘争なんですよ」と(これは多分本気の持論で)言ってました。この人、やっぱり好きに
なれない。

さて気を取り直してもう一つ、楽しみにしていた「ソーイングビー」の新シリーズがまた始まった。
普通の縫製技だけではなく、イギリスだけあって、必ず既製品の「リメイク」を競うところもあり
ここが一番好きな私。今回はジーンズ生地のシャツのリメイクで、競うという。

 
私も若いころからジーンズ生地が好きで、「ホルターネック」と短パンの、ジーンズで作った
水着なんかも ↓ (横の方が痩せすぎているから太って見える‥と言分け;会社の旅行にて) 

もちろんこちらは既製品。小さいサイズを探しに探していたこの頃が懐かしい・・。

 

  「うっそ~~」      「信じなーい」      ^^;

 追記:芦名星さん、亡くなられたのですね。「リベンジ」の吹き替えをなさった時、主人公の知的な
    雰囲気にピッタリで、落ち着いた感じも好きでした。「テセウスの船」での演技も。残念です。
    どうか安らかに☆   


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