「自分の覚書として残しておきたい」と思いながら、時間不足のために他の記事ばかりをアップして
きた。でも今日は雨。で(大袈裟だけど)やっと重い腰を上げることに(実際は座ったままだけどね・笑)
年齢を重ねてくると、一番恐ろしいのが「認知症」。その認知症に近年「糖尿病」との関連性が認められ
ているのは、今や誰もが知っている。
そもそも人の身体の細胞には「糖」が必要ではあるが、糖が最も多く使われる脳は、一日100グラムもの糖
を必要とするらしい。なのに、血糖値の高い人ほど「脳が糖不足」に陥っているのは何故なのか?
先日の「ためしてガッテン」ではその理由を明かしてくれた。
人が「糖質」を摂ると、消化され血液中に糖が入り、血糖値を上げる。それを各細胞に取り込み、身体の各部
分で働くようにするのが「インスリン」。
インスリンが無ければ、糖を食べたところで各細胞に届くわけではない。
私たちが「甘いものを採り過ぎ」て血糖値が高い状態が続くと、身体中(血液中)に沢山の糖が溢れ、毛細血
管が死滅するなど危険な状態になるので、限られた(量の)インスリンは優先してまず身体の細胞に働く。
そのため首から上(特に脳細胞の一部)には届かず、特に糖を必要とする「記憶を司る部分」が糖不足になり
働かなくなる。
「糖尿病と認知症の関係」もだけど、インスリンの役割も、この説明でやっと理解できた気がする。
なので「極端に糖質を減らす」と、身体の不調を招くんだなーって。
もうひとつ。「呼吸を減らす」ことの効果。
呼吸を減らしただけで、よく眠れる。 肩凝りが解消する。ストレスが軽減する。冷え性がなくなる。腸内の
炎症が治まり免疫力がアップする。そして一番大きな効果が「血圧の低下(安定)」だという。
その理由は。
人の呼吸を司るのは「呼吸中枢」で、ストレスを検知するのが「扁桃体」。
「扁桃体」がストレスや危険を検知すると、危険モードがオンになり、血圧を上げ、呼吸を速める。
いつでも逃げられるようにするために、人の身体に備わった機能だという。
扁桃体が指令を出し「呼吸中枢」に働きかける仕組みらしい。
血圧などは、直接私たちがコントロールすることはできないが、逆に意識して「呼吸をゆっくりにする」と
扁桃体が「安心状態」になり、上に挙げた数々の「効果」が現れるという。
これも分りやすい☆
でも、「呼吸をゆっくりにする」ってどうやって?
その方法「肺ストレッチ」を
こちらで教えてくれているのでご参考までに☆
私が何度も言う「呼吸が下手」なのは、大昔買った「ヨガ」とか「気功」の本に必ず書いてある「吸う息よ
りも吐くほうに意識を向ける」という記述どおりに、自己流で「練習」してからだと思う。
お陰で割と長く息を吐くことは得意になったけれども、吸うことが下手になり(笑)、何かに夢中になって
いる時などは気付くと「息を詰めて」いるような。
で、いつも脳が酸欠状態?な感じなのだ。だからこのストレッチは大いに参考になるかもしれない。忘れない
で「練習」しなきゃね;
今年の目標は「身体を変える」になるかも~(笑)
二月くらいには「炎症」についての本を買ったものの、暫く放置し最近ようやく読み終えた;
この本は、身体の炎症の代表的なものとして「老化」を挙げている。
特に慢性的に燻り続けている炎症が、「癌」や「糖尿病」「うつ」「アルツハイマー型認知症」「アトピー性皮膚炎」
等を齎すという。慢性的な燻りはあちこちに「飛び火」し、心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中など身体のあらゆる
部分に病気を作るという。関節リウマチやパーキンソン病などの原因でもあるという。
「慢性炎症」の最大の原因が「肥満」だという。その代表が「脂質異常症」脂肪肝などで、「歯周病」と「心臓疾患」
の関係として以前挙げた「名医は虫歯を削らない」でも「脂質の多い食物や砂糖の摂り過ぎを避ける」よう書かれ
ていたのと重なる。 私の慢性副鼻腔炎も「くすぶり」炎症かな;
その「炎症」と「酸化」は、ほぼワンセットで、そこに「糖化」が加わり、老化を加速させるという。
紫外線、煙草、不規則な生活、ストレス、化学物質、過度な運動、大気汚染などにより、私たちの身体は一気に
老化が加速するという。
まぁ難しい話はさておき、簡単に炎症を抑えるのはなんだろう?
脂肪酸には「バター、マーガリン、ココナッツオイルなどに多く含まれる飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」がある。
この本では3つの不飽和脂肪酸について説明が。
まず「炎症を促す油」として「オメガ6系」を挙げている。なんとこの油は私たちが一番普段に
使っているリノール酸が代表的なもので、コーン油、大豆油、ひまわり油、そしてベニバナ油もこの中に入る。
そして逆に「炎症を抑える油」は今話題の「オメガ3系」で、代表が「EPA・DHA」と「αリノレン酸」。
これらは魚油、エゴマ油、アマニ油、チアシードオイル、くるみなどに多く含まれる。
そして、「炎症にほぼ関わらない油」が「オメガ9系」で、「オリーブオイル」に代表される。
しかし、急性炎症を起こすのは、身体にとっては「治癒プロセス」であり、「免疫システム」のひとつであり
本来有害なものではないとのこと。
摂り過ぎると炎症を起こしてしまう「アラキドン酸」になる「オメガ6系」も、身体には必要で、オメガ3系
との割合が1対1のバランスになるよう心掛けると良いという。
この「バランス」が難しいのは、私たちが普段よく食べている「植物性」の油が、殆ど「オメガ6系」だから
で、普段魚をどんなに多く食べていても、それを上回り、使っているのが「サラダ油」だからだ。
市販の油を使った食べ物の殆どが、安価なサラダ油だというのも頷ける。
もっと難しいのは調理法で、同じ魚でも生で食べるのが効果的らしく、「焼く」なら「ホイル焼き」などの方が
いいらしい。ワタシならクッキングシートがいいかも。身体に「焦げ」を取り込まなくてもいいしね。
さて最近はどうやら「ゆるヴィーガン」の二女。最近はこんなものを買ったそうな。
娘は、自分の症状が「リーキーガット」ではないかと、このココナッツオイルを取り入れたそうだけど、この
ココナッツオイルは、実は中鎖脂肪酸という「飽和脂肪酸」。なのでオメガ3系ではないそう。
こちらが「アルツハイマー」に良いとされたのは、認知症の進んだ人の脳ではブドウ糖が使えなくなってしまう
ので、体内で中鎖脂肪酸が「ケトン体」に変わり、ブドウ糖代わりに脳のエネルギー源になるからだそう。
普通の人にとっては「獲り過ぎると太ってしまう脂肪」なので、この本では「気を付けるよう」書かれている。
また私が良いと思って摂っていた「グレープシードオイル」も、ポリフェノールが多くアンチエイジングや
抗酸化作用があるとされているけど、実は7割がリノール酸で、オメガ6系らしい;
なので、こちらを試している。
(プロポリスなどと一緒に買ってきた時の画像です;)
実はその前にカプセルになったこちらを試したけど→
私にはあまり効果が感じられず、瓶入りに変更。 こちらは魚などが食べられない日に小さじ1~2杯ほど
だけで良いそうで、冷奴やサラダ、納豆などに「生」でかけて食べることにしている。酸化しやすいので、加熱
したり、長い間置いておくのもダメらしい。
それにしても、娘と私、変なところがよく似てるなぁと思うけど、ここに私が載せた以上のことを、長々と文章で
教えてくれたので、なるほどと、感心している(笑)
以上、長くなったので取り敢えずこの辺で。