今日は、マイケルが生きていたら「63回目の誕生日」。
毎年この日はファン仲間と祝う日だけど、コロナ禍故、去年同様それぞれ家で祝うことに。
今年はこちらの曲を。バックコーラスにはこの曲に関わったベビーフェイスの声がハッキリ
と聴きとれる。彼は、マイケルのよき理解者の一人でもあったんだろうなと判る。
Michael Jackson - You Are My Life Lyrics《日本語字幕》
VIDEO
↑の曲は、コアなファンでも解釈がまちまちで、ある人は恋人に向けての曲だと言い、また
ある人は彼が深く信じる「神」への愛を歌っていると言う。私は後者だけれど、マイケルは
いつも歌詞の意味を明確にすることを避けていた。
彼曰く、「聴き手の解釈に任せる」。ファンを「楽しませることが歓び」だという彼らしく
「聴く人が思いたいように思えばいい」という事だろうと思う。
それでも、彼の子供時代からを知る人は、彼のラブソングの多くが「恋愛経験というより、
あれは敬虔なクリスチャンとしての神への愛ではないか」と思っている。何故なら、聖書
からの引用や用語が多く、また彼自身が他の兄弟と違う「深い信仰心」を持ち続けていた
事を証明する「様々なエピソード」を知っているからだ。
私自身も、曲や歌唱や素晴らしいダンスパフォには惹かれたけれど、最も心惹かれたのは
彼の人間性だと思う。だからこそ、あの疑惑や訴えには、心底傷ついた。ファンがこれほ
どなのだから、本人の心身両面の痛手はいかばかりかと。そして予想通り、彼はげっそり
とやつれているように見えた。
「We always believe in you」福岡公演の前に数人で考えて作ったバナーを、最前列に掲げ
た初日。彼は曲の途中にそれを指差し、深々と頭を下げる仕草をした。やみくもに信じて
いるのではなく、私たちには信じる根拠があった。
訴えたチャンドラー少年の父は、当時少年とは暮らしてなかった。少年は常に母親と障害
があるらしい妹と共にマイケルを訪ねるようになり、当時モナコで開かれた「WMA」の最
前列真ん中に座ったマイケルの隣で、妹や母親と席を並べて座っていた。
そばにはステファニー王女やクラウディア・シファーなども居たと記憶している(海外で
放送された映像がどこかにあるけど、ビデオテープなので曖昧)
曖昧ではないのは、その少年が、先にマイケルの膝に抱かれていた妹を何度も押しのけて
自分が座っていたこと。嬉しそうにマイケルの顔を振り返って見上げ、何かを話していた
ことなど。母親も笑顔で何か子供たちに話していた。「喧嘩してはダメよ」とでも注意し
ていたのかな。
ステージでは華やかな授賞式のショーが繰り広げられていて、その合間にその光景が度々
映し出されていた。それを知っているコアなファンは「この子供が虐待を受けたと訴える
はずはない」と思った。実際、別れた夫が家族とマイケルとの友人関係を知り、「金にな
るから同意しろ」と元妻を押し切るまでは、この母親はマイケルの容疑を一切認めてはい
なかった。
この夫は歯科医だったが、違う分野での出資をもちかけたところマイケルから断られ、こ
の策略に至ったとみられている。これは電話録音でも明らかになったのだが、マイケル側
の弁護士は裁判にはせず、「長引かせるより和解金を払ってさっさと終わらせた方が得策」
などと言い、マイケルも少年を巻き込むことを避けるために同意した。結果それで上手い
汁を吸った筈の夫エヴァン・チャンドラーは、数年後拳銃を自らの頭に当て、自殺した。
この後、「make a wish」という組織の紹介で、「末期がん」とされた子供を母親や兄弟
とともに自宅に招き入れ治療に協力したことから、再び訴えられることになった。そして、
訴えられた全ての容疑で「無罪」を勝ち得たものの、このことが致命傷となり、結局マイ
ケルは多額の負債のために「ありえない回数のショー」に復帰をかけ、帰らぬ人となった。
(詐欺罪で有罪となった母親も、末期がんとされたその子供もピンピンしているらしい・怒)
そもそもこの容疑は、一度目の容疑で起訴に持ち込めなかった「トム・スネドン」という
検察側の男の復讐心と出世欲から親に持ち掛け、お金目当ての親と利害が一致し捏造した
ものだったことが、裁判により認められる形になった。が、2014年に死去するまで、彼は
私怨によりごり押ししたこの裁判に、多額の税金を投じたことを一度も詫びてはいない。
興味ある方は、
こちらが判りやすい かと。
年を追うごとに薄れる記憶と、やっぱり消えない「恨みつらみ」ww
でも、全てのことが消え去った後に、残るのは「愛」と「美しい日々の記憶」だなぁと
しみじみ噛みしめている・・・今日8月29日。
マイケル、この世に生まれてくれてありがとう☆
画像は、娘とふうちゃんの手作りパフェだそう。
夫さんの職場近くでクラスター発生とのことで、しばらく会えていません。どうか家族
全員に感染がありませんように☆(コロナ、だんだん近くに忍び寄ってきましたね;)