森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

60歳の Michael Jackson  

2018-08-27 | マイケル・ジャクソン
生きていれば、あと数日で60歳になるはずだったマイケル。彼をいつも温かい目で見てくれた
歌手のアレサ・フランクリンが、この8月に旅立ちました。マイケルが「Aretha」と呼ぶ時の
独特の発音が、私は大好きでした。

9年前のあの日が遠い昔のことだったようにも、或いは少し前の出来事のようにも思えます。
「もう9年になる?」と言ってみたり、「まだ9年なのか・・」と呟いてみたり。
この不思議な感覚は、同じくファンだった友人たちにも共通するものだと思います。

8月29日がもし元気だったら、例年のように今年も友人とささやかに誕生日を祝う予定なの
で、出来ればカラオケにでも行って、「マイケル祭り」しようかと(笑)
↓は「We are the world」のデモバージョン。驚いたことに、カラオケにも入ってました☆

Michael Jackson - We Are The World (Demo Version) 日本語字幕


この曲の正規バージョン?をレコーディングする前に、マイケルはデモバージョンを作って
コーラス部分のガイドラインも録音してきていたそうです。確かにこちらのデモを聴くと、
間違いなく真っ直ぐな「マイケルの思い」が伝わってきます。

7月に放送された「We are the world 奇跡の10時間」で、このプロジェクトの生みの親の一人でも
ある「ハリー・ベラフォンテ」は言いました。「TheyではなくWe。自分たちの問題として取り組む。
これがいいんだ」と。

そして91歳の現在まで様々なチャリティーに突き動かされる理由は何かと尋ねられたハリーは
「私が世界を巡っていたのは自分のためさ。それは責任感と言うよりも、アーティストとしての
歓びを満たしただけさ。戦争を終わらせようとした人は沢山いるけれど、とても難しい。でも私は
アーティストなら出来ると思っている。」

「もし世界中のアーティストが力を合わせて『今はここを観て』と、スポットライトを当てることが
出来れば、戦争だって止められるんだ。銃声の代わりに歌を聴かせろ。アーティストが自分の歓びを
最大限に追い求めてその力を集めれば、世界は変えられるはずだ」と答えました。

「絵空事」と言われ続けたマイケルの信念と、同じことを言ってくれてます☆

  ハリー。子供の頃に貴方の「バナナボート」の替え歌を私も歌っていました☆
  マイケルの分までお元気で☆ そして、アレサ、長い間お疲れ様でした。安らかに。

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ペットと暮らすなら、全てに「用心が肝心」

2018-08-25 | 動物
水出し緑茶のお陰か、この数日、短いながらも睡眠が深い。
その深い眠りの中、昨夜は1時近くに寝たので熟睡中だった明け方5時くらいに、福太郎の
嘔吐する気配を感じて目が醒めた。
完全に眠りからさめやらぬ中でも、それが私の布団の足元だということが判りとび起きた。

電気を点けてよく観ると、布団パッドが胃液に黄色く染まっていて、その下の防水シーツにも
広がっている。もしやと思い、その下のマットレスカバー(元々の上に自分で綿のカバーを被
せている)を見ると、少しだけどそこにもシミが;;
幸い、こんなこともアリかと敷いていた「防水シーツ」のお陰で、マットレスの元々のカバー
にまでは被害が及ばずで、ホッとした。

けれども、他の場所にも移動しながら吐しゃしたモノが数か所。それらを片づけたりしながら、
6時になるまで待って(集合住宅の決まりで6時まで洗濯機を回せないので)二回に分けて三
つの大物を洗った。

毛玉が出たせいだろうか、ケロリとして朝ごはんを催促する猫たちに早めの朝ごはんをやり、
私も朝食を摂り、お弁当を用意すると、どっと疲れが(笑)
この数日眠れたお陰で、少しずつ疲れがとれそうだったのになぁ・・。

     

猫との生活の中で、日々の様々な出来事にその都度対処してきたつもりだけど、それでも
まだまだ想定を超えた「事件」が勃発することもありで、一人暮らしながら忙しくしている。
ある意味、子育ての経験に近い気がする。先回りし過ぎは良くないかもしれないけど、起こり
うることを想像したり、準備することはとても大事。


さて今日も「行ってきます」!
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中野駅前大盆踊り大会で

2018-08-22 | 音楽
今朝、大好きな猫「ポッケ」のブログで、ポッちんが入院して手術したと報告されていました。
ポッちんはスコティッシュだけど、柄や顔の点々の位置がコタに似ていて(あちらの方がずっとカワイイ
けど)とても親近感を覚えるのです。その可愛い仕草にも癒されていました。
直腸にできた腫瘤のせいでウンチが出なかったそうですが、苦しかったでしょうね;;

そんなことを考えていたら、テーブルの上に白い小さな塊を発見@@;もしやこれは欠けた猫の歯?
そう言えばさっき福太郎がここに乗っていたっけ; そう思って口の中を覗いてみるも、それらしき
箇所は見当たらず。 小太郎の方も一応観てみたけど同じく。 考え込んで暫くそれを触っていたら、
塊がぽろっと崩れたのでした; よーく観たら、これって私がヨーグルトに入れて食べたナッツの
一部だわ(苦笑)あー良かった~~。

でも、いつもあんなに元気なポッちんが急にこんなことになるなんて、飼い主さんは本当にショック
だったと思います。動物って話せないから、ポッケのように早い発見が命を守る大事なポイントだと
いうこと、そして細目に気遣うことが大切なんだと、またも肝に銘じました。

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先日の中野駅前大盆踊り大会で、「ボン・ジョヴィ」の「Livin' on a Prayer」が流れ、
即興の振り付けで大勢が踊ったというニュースに、思わず笑みがこぼれました。
しかも、これをツイッターで動画投稿したら、ご本家がリプライしたとのことで、話題になり
ました☆



彼らのコンサートでは、ヒット曲のサビの部分だけでも歌えるように練習していく人も多いのです
が、私も過去に行ったときはそうしました(笑) 憶えやすくてノリが良いので、とても楽しいし、
こんな盆踊りなら、私も行きたい!^^ ちょっと元気が出るかも☆

今日はATMに行ったついでに近くのスーパーの夏物セールを覘いてみたのですが、私がずっと探して
いたタイプの下着(薄いリブ編のプレミアム ピマコットン)が、半額以下になっていたので、2枚
買いました。実は冷房を28度にして寝ている時、7分袖の麻のパジャマの下にタンクトップだと
ちょっと寒いのです。 そこでフレンチ袖の下着に替えたら、これが快適で。↓




ただ、やや厚手なので、もう少し薄い生地のものを探していたのです。

 

ほんの少し肩を覆うだけの違いなのに、人の身体って不思議!

さて、何かを買ったら、代りに何かを処分したいところ。で、今回はかなり思い切ってこちらを処分。



他にも先日整理した本棚の中のスクラップ(と言ってもファイルケースに切り抜きを放り込むだけのもの)
タイトルには「cook」の文字だけが残っていました。ingは消えたのかな?
 

今年の夏の暑さで、来年まで今の職場で働けるか不安になりました・・・。でも私は年金が少ないの
で、死ぬまで働き続けねばなりません。今からこの年齢で新しい仕事を探すのは難しいかもしれないと
考えると、出来るだけ元気でいて、長生きせずに(笑)パッと死にたい・・なんて思うのが本音です。

ネットのニュースで「健康で文化的な最低限度の生活」というドラマの「視聴率が振るわず」とありました。
でも私は、「吉岡里帆」さんの前回主演だったドラマよりもこちらの方が好きで、毎回観ています。
「生活保護」がテーマなので、楽しいドラマではないけれど、幸いこれまで保護を受ける立場にならず
に済んでいる私も、このドラマで色々知ることが出来ました。

少し前の「安達祐実」の演じた母親の回では、私と同じ夫からのDVによる離婚で「母子家庭」になった
という立場が、自分の当時の姿と被り、涙がこぼれました。
本当は「助けて」と誰かにすがりたいくらい不安なのに、気丈に振舞い、沢山のことを一人で背負って。

心に受けた深い傷が癒えていないのに、それを胸に閉じ込めて就労活動に勤しむけれど、「ウツ」である
ことを本人さえ気づかない。彼女から溢れ出た「私は生活保護を受けるような人間じゃないんです!」と
いう言葉に、胸が痛く。 私も彼女のように、他者に(家族にさえ)「助けて」と言ったことがなかったし、
母が黙って手を差し伸べてくれたり姉たちが支えてくれなかったら、きっと同じだったはず。将来、もし食
べていけなくなったとしても「助けて」とは誰にも言わないだろうと思うから、彼女の気持ちが痛いほど解
るのです。

そして今回も、悲しい親子が出てきました。子供が幼い頃に、飲酒泥酔を繰り返し、男性と家出して子供を
顧みなかった母親が、「今更子供に頼れないし」と、保護を申請するのですが・・。
このドラマには様々な弱者や家族が登場しますが、そのどれもが「他人事」とは思えない私です。
難しいテーマを扱ってくれた制作側の心意気に、こちらも暫し「真剣に」向き合うことにします。
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私にとっての「イケメンとは」

2018-08-20 | 思い・つれづれ
夏の暑さにますます弱くなったと感じます。歳を取るとは全く辛いものです; それに加えて、実は
今夏、職場の「店舗」のエアコンから売り場に水が滴るとの指摘で、最も暑さを感じるレジ側を、26
度設定に変えられました(これまでは24度設定で実際は28度位になっていて、それでも十分暑かっ
たのですが)今は多分30度くらいでしょうか。お客さんからも「この店、暑いよ」と言われる始末
で、本来はエアコン修理が先だと思うのですが・・;

なので、一時間に1回程度の水分補給では間に合わない程の汗が出て、軽い脱水のような症状が続き、
夜も体内深部の温度が下がらずで、寝苦しく、またも不眠が続きました。不眠になると「副鼻腔炎」も
悪化してますます体調が悪くなり、この夏は三回も「結膜下出血」がありました。

今も目が真っ赤です(怖
この赤さはおどろおどろしいほどのもので、観た人が皆目を逸らすほどです・・;見た目ほど本人は痛く
もなく、自然吸収されるまで治療法はないそうです。結膜の下には小さな血管が沢山集まっていて、そこ
の血管が切れるのが原因だそうですが、きっとあちこちの毛細血管も同様に切れたり無くなったりしてい
るのだと思います;

三日ほど前から50代初めの女性が研修を受けていますが、その女性は二日目で休憩室で顔を覆ってい
ました。「疲れた?」と訊くと頷くばかりで言葉も出ないようでした。私はその女性よりもっと年上で
で入社したけど、当時は緊張はしても、そこまでではなかった気がします。その人はコンビニからの転
職だそうですが、「異常な疲れ」はこの暑さのせいかもしれません・・。

というわけで、「取り敢えず眠れる」対策を考えていたら、ある番組で「水出し緑茶」が良いと聴きま
した。 これまでも様々な不眠対策を試してみたけど、あまり効果を感じず、「GABA」も、私には全く
効きませんでした。なので疑いつつですが、この数日試したところ、2勝1敗ってところでしょうか(笑)
昨夜は一度も目が醒めませんでした☆

 

さて、本題の「私が思うイケメンとは」
疲れた身体で仕事をしている時など、お客様から「有難う」と言われると気持ちが救われます。
しかもそういう人たちは性別関係なく、また顔の美醜や年齢なども関係なく一様に「美男美女」に見える
から不思議です。 同僚たちも休憩中に話題になる際、同じように感じているようです。

特に年頃の女性は「若い男性のお世辞が気持ち悪い」とは言うのですが、「有難う」を、さりげなく自然
に言える男性は、思わず後姿を目で追ってしまうとも(笑)。若い女性にだけでなく、私のような年齢の
女性にも自然にそう言える男性は、「一服の清涼剤」くらいに人の気持ちを和ませてくれるものです。

そういう人は、結婚してもきっと妻に「有難う」を日常的に言うのだろうなと想像します。
賢い女性は、そういう所をきっちり見ています。
また、女性に関しても、「人の悪い所ばかりに着目する人」は嫌われる傾向にあると思います。
「ダメ出しばかりしている人」は、男性でも女性でも嫌ですよね!

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
疲れているから休日は何もしたくなかったけど、独り身の私はやはり細々とした日常のあれこれに
追われます。

お盆中の1日だけの休みには、家中の窓に、外からホースのジェット水流で(ズボラにも)網戸ごと洗い
ました。 1階に住むからこそできることですが(笑)その際、又もベランダに蜂の巣を見つけました。
お隣との境くらいの場所に置いているカートの網部分に、小さなものでしたが、沢山の蜂が外を守ってい
ました。 

昨年同様アルコールスプレーで撃退し、その隙に箒で「エイっ」とベランダ下の煉瓦タイルに巣を落とし
ました。あ~怖かった;その後も蜂はやってきましたが、1日くらい経ってようやく来なくなりました。

 

それからレンジフードのない小さな換気扇。もう随分古いものですが、自分で色を塗り替えたりして
年に数度洗って使ってきました。今年は話題の「オキシ浸け」で簡単に☆

 

そしてキッチンの前の壁の、これも昔自分で貼ったタイルもどき。コレの気に入らない柄部分に、セリア
で買ったモザイクタイルシートをカットして貼り付けていたんだけど、狭い故にゴチャつき感が目障りで
またも貼り替え。こちらも新たに発売されたセリアのモノ(初めからあればこれにしたのに;)
全体に貼りたかったけど、かなりの量になるので却下(笑)

 → 

 

要らなくなったフェイクの植物も大幅処分。 

片方だけになったピアスなども捨てて 



新しく遊びっぽいモノを作ってみたり 
 

沢山働いた後は、今年はドレッシングシェイカーでアイスコーヒーを(インスタントだけど)

 
このフタも、計量できるようになってて便利。

作った後は Weck のフタに替えます。じゃないと専用のフタはキッチリし過ぎて開け辛いです;
 
 weck の蓋は他にも幾つか持っていて、便利に使ってます^^

あとはなるべく栄養があって、しかも簡単な料理で疲れを癒しています☆

 

さあ寝ようと布団を敷くと、待機していた猫たちがあっという間に占領して、私隅っこで小さくなってます;;

 


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「ノモンハン 責任なき戦い」を観て

2018-08-18 | 思い・つれづれ
8月15日、NHKで「ノモンハン 責任なき戦い」が放送された。
私は先の戦争も知らない世代なので、その少し前に起きた「ノモンハン事件」は聴いたことが
あっても詳細については殆ど知らなかった。決して率先して観たいと思えるドキュメンタリー
ではなかったけれど、録画して少しずつ観た。

   

ネットで検索すると、「ノモンハン事件の真相」として真実と相反する内容の本などが出てくる。
それには「反日が真実を歪めている」などという言葉で、語られていることへの批判と、関東軍
に落ち度が無いということが記されているらしい。

しかしこの越境爆撃は、参謀本部や天皇の、これに反対する意向を無視したものであったことが
関係した参謀たちからの30年以上にわたる聴き取りに加えて、新たな調査からも判ってきた。
150時間以上のテープに残された彼らの証言は、自決を促されて命を落とした特定の中佐や少
佐に全ての責任があったとし、「自分たちには責任がない」という「言い逃れ」が殆どだった。

 

そこには二万人以上の兵士が命を落とした事実に対する反省はなく、時に半笑いのような軽さで
語られているものもあった。 

スターリンの思惑に乗ったのは事実だとしても、日本軍は世界情勢とソ連軍の周到な準備と力を
見誤り、時代遅れの兵器で無謀な作戦を強行したのも事実だった。何と残された薬莢から、それが
明治時代のものだったことも判った。

勝てる見込みのない戦いに兵士を向かわせ、尊い命を奪った愚行は、昨年観たあの悲惨な「インパール
作戦」と共通する。
作戦を指示したり誘導した当事者たちは、多くの命を、ただの「鉄砲の弾(これは辛うじて生き残った
ある兵士の表現)」のように軽んじていたのだ。

 

 

これが「戦争の現実であり、愚かさであることを忘れまい」と、敗戦国であるこの国は肝に銘じたはず
だった・・・。が、戦後からずっと続けられていた夏休み中の「平和教育」が、今は殆どの学校で行わ
れていないという。 これを廃止した思惑は、何なのか。

 

 



 

 

戦争に突き進むことが「勇敢なこと」のように思う人たちは今も多い。政治家の中にも間違いなくいる。
彼らの思惑どおり、この勢いはいつの間にか、静かに密かに「戦争を全く知らない世代」の「疑うことを知
らない(ある意味)純心な魂」に広がり、日本を守るという名目でそうした「戦いに向かう道」を歩もうと
してはいないだろうか。これは私の「単なる杞憂」に過ぎなければいいのだけれど。
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「そらくん うみくん」が、見つかりますように

2018-08-15 | 動物
今朝、「くるねこ大和」さんのブログを覘かせて戴いたら、トップの「迷子猫」掲示欄に、
酷い記事が載っていました。

里親として二匹を迎え入れたにもかかわらず、里親さんが引っ越しの際に、外に放ったとのこと。
5才まで完全室内飼育だったのに、今更の野良生活はどれだけ過酷かと。それも8ヵ月が経過して
譲渡された方に知らされたとのことでした。

我が家の小太郎のように「10か月野良」として生活した後の保護なら何とかなる話でも、逆のこれ
は猫には辛いと思います・・。いくら共に暮らせない事情ができたとしても、譲渡してくれた人に事
前に連絡することは出来た筈です。私もくるさん同様、その里親さんに腹が立って仕方ありません。

事態が急を要することだけに、「拡散希望」とのことだったので、転載させていただきます。



 どうか沢山の方に拡散されて、「そらくん・うみくん」が、一刻も早く見つかりますように☆
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みんなそうやって生まれてきた

2018-08-11 | 映画ドラマ
昨晩の「透明なゆりかご」第4話も、役者さんたちの演技にまたも見入ってしまった。
この作品を観た後はいつもじんわりと泣けてしまうんだけど、それは大袈裟な演出なしの
何とも言えない「リアリティ」が齎すものだと思う。

特にこの第4話では、出産直後に亡くなってしまった妻と、残された乳児を抱えて戸惑う若い
父親の話だったので、先日みなあんさんへのコメントでも触れた「義兄の妹さん」の件と重なり
涙が止まらず。

出産はいつも命がけだ。
自分は大した問題もなく三人の子供を産んだように記憶していたけれど、突然思い出した。

そう。私も最初の出産では死にかけたのだ。臨月に風邪を引いてしまい「お腹の子供に影響があっ
ては」と強い風邪薬を避けたせいか、咳が止まらず、予定日より早い深夜の破水だった。
当直には新米の金髪の見習い看護師?しか居なくて、先生の指示なのか随分早くから一晩中、
暖房のない一月の冷たい分娩台に寝かされて、私の身体は冷えと痛みのために疲れ果てていた。

朝になり、ようやく出産が始まると、息む力が弱かったのか助産婦さんも不在だったせいなのか
力の配分もわからず、いくら息んでも赤ちゃんの頭が出てこない。
遠のく意識の中で、母が分娩室の外で「〇子ちゃーん!」と叫ぶ声が聴こえ「花火が上がる音」がして
目が醒めたのだった。     そうして大きく息んでようやく生まれ出たのが長男だった。
後で、あの花火の音が産道で止まったままだった長男を吸引する音だったと知った。
あの時、あのままだったら・・・長男はこの世にいなかったかもしれない。

その後息子は黄疸が酷く、保育器の中で目隠しをされて光線療法を受けたり、見習い看護師さんのせい
なのか、生後二か月であの時のへその緒の処理のまずさから手術を余儀なくされた。

前述の義兄の妹さんは、私の三人目の出産より少し前に初めての出産を迎えた。
今回のドラマ同様、妊娠中は正常だったのに出産時出血が止まらず亡くなってしまった。赤ちゃんも
脳に障害を受けてしまった。

優秀な会社員だった赤ちゃんの父親は精神的におかしくなり、蒸発。残された赤ちゃんは父方の祖父母
が育てることになったけれど、数年でこの赤ちゃんも亡くなった。
後に、「本来ならこれは訴訟に発展するケースだった」と、ある新聞に書かれていた。

でも、たとえ訴訟に勝ったとしても、一つの家族が崩壊した事実は変わらない。
出産とはそういうリスクが常に伴うものだという現実。
私たちの命はそんな「奇跡の積み重ね」の上にあるのだ。

長女二女の時は比較的安産だったけれど、長女を連れて退院して帰った実家の階段で、淋しそうに待っ
ていた長男を抱きしめたことや、二女の時には陣痛を感じつつも、用意した入院セットを抱え長女の手
を引いてバスに乗り、すぐに出産の運びとなった時のこと等々。

二人目以降には、ちゃんと出産の行程を勉強していたことから、落ち着いて臨むことが出来たと思う。
でも、母の出産までのバタバタを見守る形となったあの時の長女の不安そうな顔が忘れられない(笑)

あれから数十年過ぎて、私にも孫が出来た。
その子は息子(おじさん)にも似ている。 顔だけかと思ったら、乗り物好きなのも同じ?(笑)

 

    「奇跡の賜物」が、どうか平和な世界で暮らせますように☆
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油断してたら、テレビから「マイケルの曲」♪

2018-08-06 | マイケル・ジャクソン
 

先日、映画『センセイ君主』のキャンペーンで某大学を訪れた竹内涼真くん。
彼はこの場にいる観客が、てっきり抽選で当たった学生さんかと思っていたのに、
観客が突然一斉に踊り出すという「フラッシュモブ」に驚かされるという「芸能ニュース」
を観た。

主題曲が「I want you back」ということで、思わず画面に見入ってしまった私。
(ジャクソン・ファイブではなくTWICE のカバーバージョンだけど;)
それにしてもムチャブリで踊ったにしては竹内君、上手い。つい心の汚れたオバサンは
「仕込み?」なんて思ってしまった(笑)



昨日は小倉競馬場のイベントに来ていたとのことで、駅前でお茶していた私は「いつもの
わっしょい100万祭りより人出が多いなぁ」と思っていたけど、理由はこれだったのねー
と、今日になって納得(笑)

それと前後して、こちらは大谷翔平選手の米国で話題の動画だとかで、朝の番組で
取りあげられていたもの↓

 

 

 

彼の活躍が素晴らしいからだけではなく、その性格の良さも米国の人たちに愛されていることが
日本人として嬉しい☆ 病気の子供たちを慰問する姿が、マイケルと重なるなぁ・・;;

 

フラッシュモブという言葉を初めて知ったのは、9年前の「あの6月」だった。
あの頃の日記を読むと、世界中で起こったムーブメントの動画を貼り付けていて
「こんなトリビュートの仕方もあるんだなぁ」って感動したことを、懐かしく思い出す。

[OFFICIAL] Michael Jackson Dance Tribute - STOCKHOLM


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「美しい人生」は、叶わない「夢」?

2018-08-03 | 環境・健康
先日BSの無料チャンネルで「デイ・アフター 2020 首都大凍結」を観た。
こちらの映画、私が何度か取りあげさせていただいた「デイ・アフター・トゥモロー」と、内容が被る
部分が多いけど、やはり多くの映画ファンが言うとおり、後者の方が断然秀作だと思った。

それでも、2020年に「その時」がやってくるというのは、2年後だけど非現実的だとは思えなかった。
というのも、地球温暖化により一気に「氷河期」が訪れるという説は「説得力」があるように思うから。
そして、それがずっと先ではなく、今の地球の異常気象を思い知らされるたびに、もっと近い将来では
ないかと思えるからだ。

あの「インターステラ―」で観た「荒廃した地球」のイメージにも似た「荒野」のように乾いた畑が、
ある時は洪水に呑まれてあっという間に水底に沈む・・私も随分なトシになるが、ここまでの酷い状況
はこれまで観たこともない。

ずっと前に放送された番組だけど、私にとっての「理想の人生」を送る南仏の人々が映し出されていた。
ある時は自宅のアトリエで愛犬と戯れ、ある時は彼らを連れて「ゴッホ」も過ごしたことが在るという
草原に出向き、絵を描く暮らし。


 

 

 

 

 

 

 



歳を取ったらそんな暮らしをしたいなと、夢見ていた。でも、それどころかこのままいくと小さな子供に
さえ「明日」があるかどうか分らない。    
人間に備わった「正常性バイアス」が、迫る危機を見えなくするのかもしれない。
けれども諦めるのはまだ早い。人間の知恵と叡知を信じたい。

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今日の「つーさん」、最高でした~;

2018-08-01 | 絵・アート
ああもう・・ホント、いつも笑わせてくれて有難う☆
この「つーさん」最高! (ツイッターって、ちゃんと貼れるのかな?)
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