連休の合間に、二度目の予防接種も済ませた小太郎。
去勢手術後の糸の吸収も、順調で問題なかったけれど
左かかとの一部に(ストレスから?)毛を自分でむしりとったような箇所があり
それを舐めないように、痒みを抑える抗生物質を処方してもらってきた。
ストレスの原因は、多分、福太郎。
いつも人の視界に入りたい小太郎は、時には危険なことに
火の着いた台所のコンロの上にさえ、突然飛び乗ってくることもあるくらいで、
何時間でも、どんな人に抱かれていても平気(むしろ、そうしたい風)な、
人が大好きな猫だ。
なのに、福太郎にはとんでもなく攻撃的に振舞うので、
恐らく小太郎だけではなく、福太郎の方も、大変なストレスを感じているはず。
二匹を同じ空間に入れようものなら一触即発。
本来、喧嘩をする気などさらさらないおっとり型の福太郎が、一回り小さな
小太郎に襲われて、大怪我をしそうになったことがこれまでに何度あったことか。

襲われて、しょんぼりしている福太郎
まるで小太郎は、以前くる猫さんが愚連隊の一員にしようと決めたにもかかわらず
他所に里子に出さねばならなくなった、あの猫嫌いの「とら松」のよう。
一匹飼いならば、人間の「抱っこしたい願望」をこれほど長時間受け入れてくれる
子はいないし、こんなに「遊び方」が可愛くその姿に癒される子も珍しいと思える
癒し系タイプだろうに。
このままでは、どちらも可哀そうではあるけど、そうは言ってられない。
頭が良いのか、福太郎がしなかった(出来なかった;)ことが何でも出来る小太郎は
買ったまま福太郎が遊ばなかったおもちゃやグッズを、とことん使って楽しませて
くれる。
そのぶん、フードの場所を憶えていてわざと缶を落としたり、薬のシリンジを
転がして隠したり、玄関の作ったばかりの扉をこじ開けたり、その隙間を
潜り抜ける技を習得したりで、私との攻防戦は激化するのだけど(笑)

薄いアクリルを、間に合わせに張ってみた(左右のサイズが違う;

押す力への対処しか考えず、まさか引いて開けることを憶えるなんて@@
マグネットキャッチの裏側に、新たにカギも付け、玄関からの逃亡を阻止。
連休中、町内の件で思わぬ展開があり、署名活動までするハメになったけど
それも急いで終えて、少しだけ休日らしい時間が持てた。
娘の友人が教えてくれた築百年のレトロな海運ビルにできた小さなカフェに行き
小じゃれたランチで娘の誕生日を祝ったり、ドライブがてら新緑を堪能したり。
母の日には、ストレスフルの福太郎から続けざまにお気に入りカーディガンを
含めた3着の服を駄目にされた私に、「何か買えば」と娘からギフト券を貰い、
更に食事にも連れて行ってもらった(盆と正月が一緒にきたのね♪)
気に掛かることは小太郎と福太郎の仲。
何度も逃亡を試みる小太郎を見ていたら、(そんなにお外が良かった?)と
「良かれと思って」した行動に疑問が湧いたり、ちょっとブルーになってくる。