マイPCは、あれからしばらく頑張ってくれたあと動かなくなり
診断では予想通りハードディスクの寿命が訪れたということで、
修理での復活は望めませんでした。
次のPCを、娘の知り合いが自作してくれると言ってくれたのですが
今度はメーカーパソコンにして、分からないなりにも本を参考にして
少しだけ自分仕様にカスタマイズしてみようと考え、色々検討していました。
そんな状態で十日程過ぎたころ、シッポちゃんが突然来なくなりました。
前日まで、ご飯を元気に食べ、いつものように公園をぐるりと散歩し
元気に帰っていったのに。
「忽然」と姿を消してしまったとしか表現のしようがありません。
その日から私は、いつもこれらの場所で出会う人たち一人ひとりに声をかけ
シッポちゃんらしき猫が事故にあったなどという情報を知らないか、尋ねました。
けれども誰一人、その日からシッポちゃんを見かけたという人はいないのです。
毎日、朝も昼も夜も、一度でもシッポちゃんを見かけたことのある場所に
行き、その姿を探しましたが、どれだけ探しても見つかりません。
畑の中の箱、積み上げられた材木の下、閉じられた人の住まない家
溝の中、川へつながる排水溝に沿ったコンクリート壁の際・・等々。
そういう中で、家で留守番をしていた福太郎と小太郎もきっとストレスを
溜めていたのだろうと思います。
二匹だけになるといつも喧嘩が絶えないのですが、それまでは30分くらいで
餌やりから私が帰ってきていたので、とんでもないことになる前に治まって
いました。
ところがある晩、小太郎のお尻からビニール袋の一部が出てきて大騒動に。
残りがまだお腹の何処かにあれば、手術で取り出す事態もあり得ます。
自分がシッポちゃんのことで手一杯になり、長い時間居ないことで目が届かず、
とんでもないことをしてしまった
と後悔しながら、祈る気持ちで「残り」を待ちました。
そしてそれは翌日、見たこともないような形状をして無事出てきてくれました。
(それと確認するためにどんなことをしたかは、ご想像にお任せします;)
それからは一日中シッポを探すということはせず、時間と様子を見ては思いつく
場所を見て回りました。
もちろん、いつものシッポのご飯時間には餌場に行き、そこでしばらくの間
待つことは欠かせません。
以前にもこちらの日記で綴ったように、一度一週間現れずに心配したものの
無事帰ってきてホッとしたことがあっただけに、悲観しないように自分を
励ましていましたが、時間が経つにつれだんだん想像が悪い方にばかり向くのを
止められません。
そんな中のある日、近くに住む友人に不安な気持ちなどを聞いてもらっていたのですが
友人が帰った後、「パソコンを買いに行こう!」となぜか急に思い立ち、行動に走った私。
「衝動買い」というより、充分考えすぎて分からなくなっていたPC選びを、やっと
実行に移したという感じでした。
今思えば、シッポちゃんのことを悪く考えないための行動だったかもしれません。
それからは夢中になって苦手なPC作業に打ち込みました。
これまで使っていたソフトも、何を入れるべきか自分で選び、必要かどうか
判断することに時間を費やしました。
絵を描くための膨大な資料になる画像データなども、この際細かくフォルダに
整理して分かりやすくしました。
もちろんその間にも、時間を見てシッポちゃんを探すことは止められません。
そしてそれは、心身両面で私の身体に思った以上の負担をかけたらしく、
それから暫くの間、首の異常な痛みと目の疲れに悩まされ、副鼻腔炎の悪化から
長い間罹らなかった風邪に繋がりました。
今も幾つかの症状に悩まされていますが、やっと少しずつ良くなっているようです。
野良猫の面倒を見るとはこういうことだと、心のどこかで覚悟はしていました。
けれども3年半の間、毎日、シッポちゃんが私を待っていたバイクのかごや
一緒に過ごした場所を見るたびに、胸が締めつけられるのはどうしようもありません。
あの太いシッポも短いあんよも、見ることができなくなってから
もうすぐ一か月が過ぎようとしています。
診断では予想通りハードディスクの寿命が訪れたということで、
修理での復活は望めませんでした。
次のPCを、娘の知り合いが自作してくれると言ってくれたのですが
今度はメーカーパソコンにして、分からないなりにも本を参考にして
少しだけ自分仕様にカスタマイズしてみようと考え、色々検討していました。
そんな状態で十日程過ぎたころ、シッポちゃんが突然来なくなりました。
前日まで、ご飯を元気に食べ、いつものように公園をぐるりと散歩し
元気に帰っていったのに。
「忽然」と姿を消してしまったとしか表現のしようがありません。
その日から私は、いつもこれらの場所で出会う人たち一人ひとりに声をかけ
シッポちゃんらしき猫が事故にあったなどという情報を知らないか、尋ねました。
けれども誰一人、その日からシッポちゃんを見かけたという人はいないのです。
毎日、朝も昼も夜も、一度でもシッポちゃんを見かけたことのある場所に
行き、その姿を探しましたが、どれだけ探しても見つかりません。
畑の中の箱、積み上げられた材木の下、閉じられた人の住まない家
溝の中、川へつながる排水溝に沿ったコンクリート壁の際・・等々。
そういう中で、家で留守番をしていた福太郎と小太郎もきっとストレスを
溜めていたのだろうと思います。
二匹だけになるといつも喧嘩が絶えないのですが、それまでは30分くらいで
餌やりから私が帰ってきていたので、とんでもないことになる前に治まって
いました。
ところがある晩、小太郎のお尻からビニール袋の一部が出てきて大騒動に。
残りがまだお腹の何処かにあれば、手術で取り出す事態もあり得ます。
自分がシッポちゃんのことで手一杯になり、長い時間居ないことで目が届かず、
とんでもないことをしてしまった
と後悔しながら、祈る気持ちで「残り」を待ちました。
そしてそれは翌日、見たこともないような形状をして無事出てきてくれました。
(それと確認するためにどんなことをしたかは、ご想像にお任せします;)
それからは一日中シッポを探すということはせず、時間と様子を見ては思いつく
場所を見て回りました。
もちろん、いつものシッポのご飯時間には餌場に行き、そこでしばらくの間
待つことは欠かせません。
以前にもこちらの日記で綴ったように、一度一週間現れずに心配したものの
無事帰ってきてホッとしたことがあっただけに、悲観しないように自分を
励ましていましたが、時間が経つにつれだんだん想像が悪い方にばかり向くのを
止められません。
そんな中のある日、近くに住む友人に不安な気持ちなどを聞いてもらっていたのですが
友人が帰った後、「パソコンを買いに行こう!」となぜか急に思い立ち、行動に走った私。
「衝動買い」というより、充分考えすぎて分からなくなっていたPC選びを、やっと
実行に移したという感じでした。
今思えば、シッポちゃんのことを悪く考えないための行動だったかもしれません。
それからは夢中になって苦手なPC作業に打ち込みました。
これまで使っていたソフトも、何を入れるべきか自分で選び、必要かどうか
判断することに時間を費やしました。
絵を描くための膨大な資料になる画像データなども、この際細かくフォルダに
整理して分かりやすくしました。
もちろんその間にも、時間を見てシッポちゃんを探すことは止められません。
そしてそれは、心身両面で私の身体に思った以上の負担をかけたらしく、
それから暫くの間、首の異常な痛みと目の疲れに悩まされ、副鼻腔炎の悪化から
長い間罹らなかった風邪に繋がりました。
今も幾つかの症状に悩まされていますが、やっと少しずつ良くなっているようです。
野良猫の面倒を見るとはこういうことだと、心のどこかで覚悟はしていました。
けれども3年半の間、毎日、シッポちゃんが私を待っていたバイクのかごや
一緒に過ごした場所を見るたびに、胸が締めつけられるのはどうしようもありません。
あの太いシッポも短いあんよも、見ることができなくなってから
もうすぐ一か月が過ぎようとしています。