森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「発達障害の子供」と「虐待する親」を支援

2024-06-08 | 番組
昨夜、たまたま「ETV特集 子と親の“むぎのこ村”」という番組の後半を観た。
とても参考になったので、時間があればNHKプラスなどで最初から観たいと思った。
    
書籍も出版されているという↑

「発達障害」と診断された子供たちは私の身近にも少なからずいるので、周囲の無理解など
や、親自身も子と向き合う中で日々葛藤のさ中にいて、身も心も疲れ果てていることは理解
しているつもりだった。けれど、現実はもっともっと生きづらいのだと思う。

それだけに、(ただの箱ではなく)このような場所が、日本中に増えることこそ急務なので
はと、強く思う☆

**********以下、「虎に翼」ネタバレありです*******

金曜日の「虎に翼」は、「花岡が餓死」という、衝撃の終わり方でしたね。
寅子が穂高教授から「君を法の道に引きずり込んで不幸にした」と謝罪されたことで、逆に
「私は好きでここに来たんです!」と寅子自身が再認識した直後のことでした。

私、寅子のこんなところ好きです(笑)桂場(松山ケンイチ)もそうだったのかもしれませ
んね。戸惑う穂高教授にニヤリと笑みを浮かべ、『ある意味背中を押してやれたんじゃないで
すかね』と言いましたから。これが、寅子が猛烈に奮起し、家制度が変わることに反対する
神保氏と議論を交わすきっかけにもなりました。

一部を改正された民法を多くの人に知ってもらうために、寅子は母のはると花江に写しを見せ
意見を訊きました。その時の母の「そうねぇ強いて言えばカタカナばかりで読みにくいわねぇ」
花江も「ですよね~なんでこう私たちに解からせまいとする書き方をするのかしら」眉間に皺
寄せながらの二人の会話で、寅子は「口語体での表記」を思いつくのでした。

この部分、私も日頃から思うところ大いにありでした!
今の時代でも、日常的に目にする「規約」とか「契約」とか、「約款」なんて類の文章って、ど
うしていちいち難しい言葉を使っているのかと。これって、わざと解りにくくしているの
ではと思いませんかw 花江の言う通り、解らせまいとしている気がしてなりません。

話が餓死した花岡氏に戻りますが、モデルとされた山口良忠さんという実在の判事さんがおら
れたことを、この後初めて知りました
戦後すぐのあの時代、配給以外のものをヤミで手に入れることを禁ずる「悪法」であったとし
ても、彼自身は立場上それを頑なに守ろうと努めた高潔で純粋な人物だったことは理解できる。
でもなんと哀しく痛ましい‥。

戦争に向かう時代には、多くの家族にそれぞれ哀しい別れがあったこと、
戦後の食糧難では、桂場のような要職にある人物でも、好きな団子や甘味が手に入らず、
干し芋のようなものを大事そうに包みを広げて齧っている描写を観て、私たちは想像の限りを
尽くして、戦争の悲惨さを知らなければならないと思う。

しかし今回、桂場の仕事場に久藤(沢村一樹)がやってきて、明らかに配給にはないはずの
ウイスキーのようなものとクラッカーやジャムを持ち込み、酌み交わすシーンがあった。
桂場の「お代わり」の催促に酒をグラスに注ごうとした久藤に対して、「ジャムの方だ!!」
と例の憮然とした顔で言い放つ桂場。花岡とは正反対に見える二人だが、皮肉にも彼らが人
間らしくて可笑しく。

さぁ、この先どうなるのかな。楽しみ☆
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「魂のピアニスト、逝く」

2024-05-30 | 番組
NHKの番組「魂のピアニスト、逝く」を録画していたので、後日ゆっくりと視聴しました。
二年前の12月に、二女が「フジコ・ヘミング」さんのピアノコンサートに連れて行ってく
れましたが、それが私にとって彼女の「初めてで最後の生演奏」となりました☆

あの時、娘も私も「妖精」とか「魔法使い」などと言う感想を言い合ったものですが、今回
このドキュメンタリーの中でも、彼女をよく知る海外のアーティストからも、そのような言
葉が出てきました。やはり誰もがそう思えるような彼女の人柄と暮らしぶりだったようでし
た。

 

 
右は彼女が手を加えたアクセサリー。独特のスタイルが彼女の雰囲気を作っていました。
この何とも言えないノスタルジを感じる室内が、大好きでした。
 

 

 

 
コンサートに向けて練習を重ねていた時に、自宅の階段で転んだため脊髄損傷の大怪我。
それに加え、入院先ですい臓がんも見つかったとのこと。

それでも、不自由な体でペンをとり、不思議なタッチ(これも素敵~)で猫の絵を描い
ていました。
最後まで留守宅の猫たちを心配していたとのことでしたが、どうなったのかと心配です。
きっと財団の方に託されていることでしょうけど

病院に運び込まれたピアノで少し演奏をした後、彼女自らの手で鍵盤の蓋を閉じたそうです。
 

 

  

 
彼女が度々語った「機械のようにただ正確に弾くのは好きじゃない」と言う言葉。私は
ピアノには詳しくないけど、その意味がよく解かる気がします。彼女のように魂を込め
た演奏を聴くと、自然に涙が溢れるし、それは絵画でも同じ。ただ綺麗に正確に描かれ
ていても、写真のような絵に魅力を感じないからです。それなら「写真」で良いわけで。

もちろん、素晴らしい技術に優れた「職人技」は尊敬に値しますが、人の心を揺さぶる
芸術と、一線を画す気がするのです。(私は度々こちらでも言うように、熟練した職人さ
んに憧れていますので、どちらが優れているなどという意味ではありません;)


エンディングは、彼女のピアノをバックに、(恐らく)彼女の演奏したショパンのノクタ
ーンが流れましたが、神様の元に旅立っていくフジコさんの姿が見えるようでした。
改めて、演奏会に連れて行ってくれた二女に感謝☆

    ::::::::::::
セミントラの流通が途絶え錠剤に切り替えた福太郎でしたが、チュールビッツにそっと
忍ばせることで、心配だった吐出しはなく、むしろ楽しみにしている様子。それは良い
のですが、深夜の嘔吐が少し多くなり、寝不足に加え、毎日布団やベッドリネン類の洗
濯に追われています。(私のベッドに来てわざわざ吐くのよね;;)


ベッドのマットレスの上に置いて寝ていた薄いマットレスは、この際切り刻んで処分。
そしてこの時期、やはりエアコンの掃除もしておきたいし、で、今年もやりました~!
節約のため自分で! (・_・;)

 

業者さんのように完璧にはできない。でも、この画像ではわかりにくいかもしれない
けど、こんなに汚れが目に見えて取れると疲れたけどちょっとハイになる私w
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「カールさんとティーナさんの古民家村だより 2023春」

2023-10-09 | 番組
毎回見終えた後この場所に感想を書き、沢山の方に観ていただいているようなので、今回
の放送も録画し、記録として残しておくことにしました☆このまま忘れ去ってしまうには
あまりにも、勿体ない美しい映像なので。

 
でも、こんなに毎回画像を載せて良いのかなと、臆病な私は内心ビクビクしています(笑)

なので、今回は少なめに。
竹所に、今年も雪解けの季節が訪れました。
 

 

 



雪割草の種類があれほど多いとは知りませんでした。というか花の名に疎い私は、この花
については名前程度しか知りませんでした;



 

毎回、素敵な生活を見せてくださるKさんのお宅の周りには、可憐な花が咲き乱れて。


緑あふれる景色を眺めながら、窓辺で食事するKさん 贅沢な時間!
 

ご自分で育てた野菜をあしらったパスタが、美味しそう♪
 

新しく建てられた家々も、住み心地が良さそうです
 

 
昔の古民家の骨組みを活かしたカールさん設計の家は、太い梁などが本当に美しい

指物師の方が取り付けているのは、カールさんがドイツから持ってきたドアノブだとか
不思議に再生した古民家にもマッチしていて素敵です
 

食べられるお花を添えたティーナさんのお料理も、本当に綺麗で美味しそう☆
 

カールさんとお二人で仲睦まじく、景色を眺めながらのお茶の時間も、なんと幸せそう☆
 
この映像を観たせいか、昨晩は良い眠りに就けました  ^^) _旦~~
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして「ルイス警部」、今シーズンも素晴らしいストーリーと美しい映像で、目と心を楽しま
せてくれています☆ こうやって観るものを選び、心のバランスを取っているのでしょうね(笑)

 

 

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「玉砕の島を生きて」の衝撃

2023-10-05 | 番組
2021年にNHKで放送された「玉砕の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録~」の続編
「玉砕の島を生きて(2)~サイパン島 語られなかった真実~」を観たのは今年8月の終
わりだった。太平洋戦争末期この地にアメリカ軍が上陸し、戦火に追われて止む無く肉親を
手にかけなければならなかった人々の話を、30年近く取材した記録である。

これまでも散々、戦争の残した悲惨な傷跡の記録の数々を観てきたが、これは更に重い記録
だった。以下、知りたくない人には「読まない」選択をされてもかまわないけれど、逆にそ
のような人々にこそ知って欲しいという思いもある・・。これが戦争の現実なのだと。

サイパンに投入された日本軍は、アメリカ軍の3分の1で、戦局は絶対的不利に陥った。そして、
「玉砕」という言葉では語りつくせない原島民の人々への日本兵の蛮行も語られた。
極限状態の中、兵士たちも憎しみに支配されていき、死んでいる相手に槍を指しハラワタを
出してそれを木にぶら下げるなどと言う証言も明かされた。

当時サイパンには多くの日本人移民が住み、街は繁栄していたが、戦火が押し寄せたことに
より、島の暮らしは一変した。水際に逃げ延びたある家族は、家を絶やさないためにと、長
男だけを逃がしたあと、母と姉二人、そして6人の妹弟は全員海に身を投げたという。

家族6人で洞窟に避難していた女性は、穴の中に砲弾が直撃し炸裂した時のことを語る。
爆風の後、土煙が消えた時、ふと見ると大きな石に頭をぶつけた父親が即死の状態だった。
「母ちゃん、父ちゃん死んでるよ」と母の方を見ると、隣で乳を飲んでいた赤子が泣いてい
たが、乳飲み子を抱えた母には頭がなかったと語り、60年以上過ぎてもその光景が見えると
語り、涙する。

追い詰められた人々に、あるデマが飛び交った。「男はアメリカに連れていかれ仕事をさせ
るが、女はひき殺している」そんな頃、マッピ岬周辺の洞窟で潜んでいた数家族は、戦車
が近づく音を聞き、青酸カリを飲んで命を絶った。若い母親は乳首に青酸カリを塗り、子供
にふくませたという。兄と共に青酸カリを飲んだというその女性は、自分だけ生き残ったが
妹は首を切って死んでいたと話す。「そんなことする必要がなかったのに」という女性は、
更に語る。

「生きて虜囚の辱めを受けず」と、捕虜とならず、死ぬまで戦うことを求められた兵士たち。
既に日本軍の指揮系統は崩壊し、一般の日本人に指図するようになった。人々が逃げる際に
子どもを木に縛り付けて行けと命じ、泣き声で米軍から気付かれるからと、母親を追った後
子どもを撃ち殺した。しかし米軍の収容所に行くと、その母親は殺されることもなく無事だ
った。女性は「あんなことする必要もなかったのに」と語り、夜も眠れないという。

ある男性は語る。その洞窟には6~7人の兵士と若い母親が10人ばかり隠れていたが、下士官
が「赤ん坊を泣かせるな」と命じて「泣かせるなら部下に殺させる」と言い、それに抗議し
て洞窟を出て行った一人の母親以外、全員が自分で赤ん坊の首を絞めたり兵隊に手伝っても
らい殺した。民間人の投降も許さない日本兵。

米軍第4海兵師団レポートによれば「日本兵が民間人を殺している」と記録に残っている。
投降することも許されず、追い詰められた民間人。

また、ある女性は語る。4~5歳の男の子をつれたおじさんが「いい子になるからやらないで」
と泣くその子の首を絞めていた。しかし、その男の子はしばらくすると息を吹き返し、おじ
さんはその子を連れてその場を離れ、暫くすると一人で戻ってきたという。

岸壁で幼子を抱き、身を投げようとした女性は、足首をおばあさんに捕まれ思い留まったと話す。
また戦前、福島県から渡ったサトウキビ農家の娘だった女性は、重い記憶を泣きながら語る。
米軍に追われ、300人以上の住人が逃げ込んだ洞窟で、当時6歳だった女性も家族7人で避難して
いた。ここでも身内同士で命を絶つ凄惨な光景が繰り広げられた。岩に子供の頭をぶつけて
叩きつけて殺し、みんなそのあたりに捨てたという・・・。

「首は飛んでる 手はぶら下がってる 足はぶら下がってる 内臓は見える」
「忘れない私は」と現地を訪ねて涙ながらに語る。一家はこの場を離れたが、飢えて衰弱しき
った生後6か月の妹は残していかざるを得なかったという。

彼女は妹の慰霊をし、島の先住民に日本兵が行った蛮行を詫びた。

これらの話を聴いた後しばらくの間、重苦しい気持ちのやり場もなくなり、ブログにもそれを
記さなければと思いつつも心がそれを拒むというジレンマに陥いった。そして、録画した映像
はそのままになってしまった。

そんな記事を書いて誰が読むのだろうと思うが、デッキの録画容量は残り少なく、これを削除
してしまうと、実体験ではないために私の記憶の中からも消え去るのは確実だろう。
だから、力を振り絞って今記すことにした(大袈裟wでも、本当に手首がツライ;)

実際、こういう記事は人気もなく、落差が大きい(笑)↓ かと思えば、過去のあるシリーズ
番組の記事では、再放送されるたびに瞬間的にアクセスが100位以内になったりもするから驚く;

 

だけど、こういう記事を残さなければという思いは燻り続ける。これらの証言をした多くの方
々が、当時まだ子供だったり、若い母親だったけれど、既に亡くなられたり、認知症になられ
たりしている。どうか、忘れずに語り継がれますようにと願いつつ、乱文になり申し訳なく;


それから、もう一つ衝撃だったのは今年12月に判決がでるという「冤罪の深層」で知った事件。
警察内部からの告発により判明した、公安組織の「ある部署」を維持するために作り上げられ
たという「でっち上げ」。これにより無実でありながら検挙された中小企業のトップ3名のうち
の一名は、拘留中に病気のために亡くなったという。

これを、日曜の夜9時というゴールデンタイムに放送したNHK総合の心意気を買いたい。
これを判決3か月前に多くの国民に知らしめて、警察内部の腐敗を暴いてみせた勇気にも
ややNHKを見直したかも。
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「健康のためなら死ねる」ww

2023-07-19 | 番組
今朝のモーニングショー、「玉川さんにツッコミ入れる羽鳥さん」という、この番組の
名物と言ってもいいお二人のやり取りが面白かったですね~。

今朝は暑さによる睡眠不足の原因について専門家が述べていたのですが、寝る前のスマ
ホが良くないとは知識としては知っていても、コメンテーターの面々もつい見てしまう
と口々に言っていた中、健康オタクの玉川氏だけは 「僕は10時には電源をオフにする」
と発言。

最近やたら玉川さんに突っかかる安倍俊樹?さんが「ネットのニュースで、玉川さんが
また失言で炎上!とか書いてあると、ついつい見てしまう。すると、それに関連した以
前の玉川さんのニュースが次々出てきて‥」などと笑いながらその理由を語る。

玉川氏本人は、「ディスられると眠れなくなっちゃうから見ない方がイイ」と他人事の
ように返したけど、それを引き取って羽鳥氏は「それでプロデューサーの方が眠れなく
なってしまうという」などとさりげなく言い放つ(笑)

その後も快眠に導く食事について専門家が、「睡眠に必要な『セロトニン』『メラトニ
ン』の原料となる『トリプトファン』を取ることが大切」と説明し、それを多く含む食
材が「トリ胸肉」だと言うと、玉川氏は「僕は飲んでます」と発言。

「鶏むね肉飲んでる?」とびっくりされると、玉川氏は「トリプトファン」のサプリを
飲んでると説明していたんだけど、もう話を聴こうとしない羽鳥さんは「(むね肉飲ん
だら)死んでしまいますよ」みたいな方向にww 

そして「健康に命かけてる玉川さんは、健康のためなら死んでもいいというw」と、ま
たしても大真面目な顔でからかうのだった。「丸呑みするって蛇かワニじゃないか」と
玉川氏は叫んでいたがwいつもながら、隙あらばすぐに突っ込む羽鳥さんの話術は流石
だと(笑)

(トリプトファンは、他にも卵、バナナ、牛乳、大豆製品などに多く含まれているそう)

番組では「去年もこの話やったよね」と皆が言い、羽鳥氏は「それは、すぐにみんなが
忘れてしまうからです」と自戒を込めて説明していたけど、このやりとりのお陰で、今
回のまめ知識は、いつもより印象に残ったかも~☆
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※先日の食事会は、私たち姉妹4人と、運転手を引き受けてくれた姉の夫さん1名でした。
その後、そのうちの3人で街ブラをしたのですが、酷暑ゆえ、モールの中をウロウロ。
そして今朝、そのうちの一人の姉の友人がコロナに感染したと連絡があり、前日その友人
と車に乗って長時間出掛けたらしい姉が、濃厚接触者となりました。

ということは私たちも濃厚接触者の濃厚接触者ということで、病院から「一週間は様子を
観て、出来るだけ外出は控えてください」とのお達しあり;どうせ、この暑さの中、どこ
にも出かけませんけど、姉が心配です・・・。


昨日のエンゼルス対ヤンキースの試合で、あのグウェン・ステファニーが応援している
様子をカメラが捉えていましたねー!ファンなのかな?いつもの彼女と大違いで可愛く
て、ビックリしました@@;
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30人のランナーコーチ

2023-03-25 | 番組
ここ数日、何度も日記を更新しようとPCを開くのですが、目に飛び込んでくるWBC関連の
記事をつい読み、その数があまりに多すぎて時間切れとなる毎日でした。
それほど、今回のWBCは日本人にとって大きな歓びと元気をもたらすニュースとなりまし
たね。

帰国後の会見で、白井ヘッドコーチがメキシコ戦でのあの劇的なラストで「ベンチに30人の
ランナーコーチがいたので」ランナーに「行け」と言うまでもなかったと、笑顔で話してい
ましたね。確かに村上の一打で周東選手が本塁に生還したのは、足の速いご本人にとっても
当然だったかと思いますが、ベンチで選手全員が腕グルグル回して「行けー!」って感じで
叫んでましたよね(笑)まるで高校野球を観ているようでした。

そして大谷さんの活躍は言うまでもなく、世界中にその力を知らしめましたが、特に印象的
だったのはベンチスタートの前に「今日だけは(米国のスター選手に)憧れるのをやめまし
ょう」の言葉でした。毎回円陣を組んでの掛け声とその主は違っても、最後に「さぁ行こう!」
でスタートを切るのも、さわやかで印象的でした。(マイケルもコンサート毎に円陣を組んで
スタッフに声掛けしていたことが思い出されます・涙)

最後の二試合は特に、作られたドラマよりドラマチックでした。選手と関係者の方々の皆さ
ん全員に有難うと言いたいです☆ 

私など、野球中継なんてほぼ何年も観ることはなかったのに、今回の7試合の放送は、全て
観てしまいました(笑)小学生くらいから、年の離れた中学生や高校生の姉たちと一緒に
「高校野球」の中継を観るのが、春夏の習慣になっていましたが、地元の高校が出場した時
などは本当に盛り上がりました。

以来、高校野球だけは観ていましたが、結婚して子供を持った頃からは、そういう時間もな
かった気がします。今回、四姉妹全員で(lineでやり取りしながらですが)一緒に観戦した感
覚になったのが、本当に楽しかったです。

あれから近所の公園や空き地では、子供たちがキャッチボールなどをしている姿が毎日見受
けられます。大谷さんや栗山監督の願いは成就していますね。微笑ましい限りです。



 ピンクの桜も綺麗ですが、白い桜が大好きです☆

昨日はいつものウォーキングコースより少し足を延ばして、桜の公園まで行きました。
この場所に来ると、4年前にここで観た猫の死体を思い出します。
(以下2019年9月の日記より)
今年の春のこと。近くの山の麓の公園に、散歩がてら姉と桜を観に行った。
私が小学生の頃には春には必ずそこに遠足に来ていたけれど、今は手入れも
行き届かずかなり廃れていて、そのせいで人もほとんど見かけなくなった。

車の通る高架橋から雑木林化した桜を見下ろす場所で、降り積もった桜の花
びらの中心に、何か薄茶色の丸い物体が見えた。  
橋の上から身を乗り出し10メートルほど下にあるその場所を目を凝らして
観ると、それは紛れもない「猫の死体」だった。

最初はあまりにも綺麗にまぁるくなっていたので、眠っているのかと思った
けど、やはりよく観ると死んでいるのが判った。身体の上に幾重にも重なった
桜の花びらに包まれて、不謹慎かもしれないけどまるで絵画のような、本当に
「美しい死体」だった。私は姉に気付かれないように目を閉じ「寒かったね・・」
と呟いてその場を後にした。

その話はあれ以来誰にもしなかった。何でだろう・・できなかった。
誰かに飼われていた迷いネコだったかもしれないけれど、そのまま誰にも気
づかれず、土になるのも良いかもしれないと思った。願わくば、私自身もそ
うありたいと、心の何処かで思っているのだ・・。


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熟年離婚

2023-02-24 | 番組
PCのキーボードの不具合によりブログ更新するのが難しくなり、なかなか新規投稿ができ
ず; かなり強めにキーを叩いてやっと表示できるような状態で、やたら時間がかかる。
いつ投稿できなくなるかはPC次第だけど、私自身は日々なんとか生きていますのでご心配
なく^^; なので、今日は記事にしたくても出来なかった幾つかをまとめて。

少し前から「羽鳥モーニングショー」がまたまたネットニュースのトレンド上位入りしてい
る。というのも、玉川さんと羽鳥さんの「お約束」とも言えるやり取りが面白いから。
玉川氏の謹慎中は、羽鳥さん始め出演者の方々も当たり障りのない言葉を選んでいるように
見えて、なんともつまらなかった。

情報番組においての過剰な「リスク回避」は、裏返せば魅力もないということに繋がるのだ
な・・と実感。ましてや、社会の矛盾や不正を取り上げていた番組であれば、当然「反対意
見をもつ人からの反発」というリスクも覚悟してこそだと思う。

先日は、玉川氏が対話型AIのチャットGPTから退職後の働き方を提案された例を紹介。
1つはコメンテーターとして活動 2つ目は講演活動 3つ目は執筆活動 4つ目がNPO
や地域活動に参加する社会貢献活動という働き方。玉川氏は「目から鱗」と驚いていたが、
羽鳥さんは「ただ、去年の情報が入っているかはわかりません」と言い、玉川氏は苦笑い。

続けて玉川氏も「恩返しと考えれば、テレビ朝日にも恩返ししないといけない部分があるし
社会に対しても恩返しってことですよね」と言うと、ゲストのパックンが「今まで考えてな
かったの?」とすかさず言えば、玉川氏は「これが恩返しだと思ってた。ここで話す事が、
社会のためだと思っていた」と返す。すると羽鳥アナが「恩を仇で返すことのないように」
とツッコむww スタジオにも笑いが漏れていたけど、観ている側はそのやり取りを大いに
楽しんだ。

この日は久しぶりにririkoさんとも電話ではなく直に会うことが出来、この話題で盛り上がっ
たが、姉からも電話が入り、この話題に。「モーニングショーはああでなくっちゃね」と。

そして昨日は「熟年離婚」の話題でも玉川氏のレポートがあり、これもトレンド入り
玉川氏と羽鳥氏は離婚経験があるだけに、この日の発言には頷けることが多かった。
(先日の彼の「専業主婦云々」には賛同できなかったけど;)

今の若い世代からは考えられないことだと思うが、玉川さんのレポートによると、「多くの
夫は、妻を心のどこかで部下だと思っている」と言い、夫婦関係を上下関係で捉え、「俺は
そういう人間だ(から変わらない変えない)」と言ってはばからない夫が多いことも原因の
一つという。確かに、周囲の同世代の多くがそれを嘆く。

なので、離婚を切り出された多くの男性は「寝耳に水」という。羽鳥さん曰く「水が来てるの
も分からない、気付いたら耳のところまで水がということが」と言えば、玉川氏は「水が入っ
ても分からない!」と笑う。

今朝スマホで読んだ記事も、あまりの独りよがりに、そうそう!と頷くことばかりだった。
「親友の墓参りだって行かせてやったのに」(前編1~3)

後編(1~4)

家事育児全てを妻に任せながら、子供の受験に細かく口を出し、妻の友達付き合いも制限する
という実態も。不満を言えば「俺が食わせてやっているんだ」。それらにたまらず離婚に踏み
切ったとしても、住む家さえ貸してもらえず、仕事もキャリアのない妻には正社員の道は少な
い。そして妻の半数以上が貧困に陥る。

石山アンジュさんも「終身雇用の夫を支える専業主婦という、これまでのロールモデル、社会
のしくみそのものが、離婚後の妻の貧困を生む原因になっている」と話す。熟年離婚により、
肉体的にハードな介護などの仕事について体を壊して辞めざるを得ない実態もある。

自分自身もパートを辞めてから、「このままでは下流老人まっしぐら」と言ってきたので、身
につまされる部分はあるにはあるが、それでもいいから自由になりたいと思う妻は多い。
実際、私の友人の一人も「裕福な生活を捨ててでも別れたい」と、長い間裁判で戦ってきた。

私のように明確な理由(暴力、ギャンブル、借金)があれば誰でもが納得するだろうが、彼女
の場合は「モラハラ」が大きな部分を占めていたので、他人には理解されにくく、それが一層
彼女を苦しめただろうことが容易に想像できる。けれども、子供さんたち全員が彼女の強い味
方となってくれたことは、彼女の大きな力になり、先日明るい声で「離婚できたよ!」と報告
があった。

私の離婚後、気持ちがどれだけ楽になったか話していたので、「あなたの言っていたことが今、
よ~くわかるよ」と彼女は言い、私は「良かったね。これから人生を取り戻してね」と話した。
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松本清張と帝銀事件

2023-01-09 | 番組
お陰様で、何とか年を越すことが出来ました^^;今年もどうぞよろしくお願いします☆
新年早々、暗い話題で始まり申し訳ないですが;興味ある方はお付き合いください。
(今日は私の●●回目の誕生日ですが、それは明日の日記にします^^;)
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

年末に二夜連続で放送されたNHKスペシャル「未解決事件・松本清張と帝銀事件」を観た。
第一部はドラマ仕立てで、第二部はドキュメンタリーという構成で、二部では70年以上封
印されていた、戦後まもなく起きた「帝銀事件」の犯人とされた「平沢貞通」の取り調べ映
像も観ることができた。

これを観て、松本清張同様、私にもこの穏やかで著名な画家だった人物が犯人とは、到底思
えなかった。そして、警察の膨大な捜査資料を紐解いても、やはりその見方はより深まった。

これを取材していく過程で松本清張が確信を持ったのは、この事件の裏に旧日本軍が極秘で
行っていた毒物・細菌兵器の研究部隊「731部隊」があること。それを突き止めたはずの警察
が、捜査対象を翻して無理矢理「平沢」を犯人とした理由が「GHQ」にあること。
 

 



秘密部隊「731部隊」の隊長「石井」でさえも、犯人は人体実験に携わったものである可能性
を示唆していたという。当時、米国占領下にあった日本は、捜査にもGHQ介入があり、アメリ
カで発見されたGHQ文書には「帝銀事件記事の掲載差し止め」という文言が残っている。

 

 

 

  


なぜ戦後、米国から「秘密部隊」は免責されたのか。米国は、ソビエトを始めとする共産主義
国の勢いが高まりつつあることに危機感を覚え、その研究をそれらに利用するため極秘に扱っ
たのではないかということを、清張と名編集長と言われた田川博一は突き止めた。言わば石井
隊長とGHQとの取引である。

 

 



しかし、この事実が事実として、これ以上世に公表されることはなかった。ノンフィクション
として世に出るためには様々な制約があり、今も未解決事件として扱われている。
これ以後、二人はノンフィクション「日本の黒い霧」に挑むことになったという。

安倍さんの不正にしろ然り。。闇は闇のままで葬り去られるのが常なのだなぁと歯がゆい。

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「カールさんとティーナさんの古民家村だより 2022 春夏」と脳疲労

2022-10-25 | 番組
先週土曜に録画していた「カールさんとティーナさんの古民家村だより 2022 春夏」を、
昨晩やっと観ることができた。



 
ティーナさんはお気に入りの器に、自己流で美しく花を生ける。

今年の春の訪れは遅かったが、山椒の葉を採りに行ったKさんは、その葉を贅沢に佃煮にした。
 

 
庭の木にシジュウカラの巣箱を作り、ヘビ除けになるという黒いシートを根元に取り付けて。

 
この地に根を下ろして3年だと仰るKさんの言葉には、私にも頷けることが多い。
 

「日本昔話」と「おとぎの国」が合体した、なんとも不思議な世界がここにある。
 

今回カールさんは、能の舞台を故郷のミュージアムに再現するために、祖国ドイツに跳んだ。
そして、彼の生い立ちにも初めて触れていた。

 

生まれる前に戦争で父を失い、母が女手一つで三人の子供を育てた。カールさんは家計を助
けるために、15歳で働きに出たという。その後、東西に分かれた祖国の東側から川一つ隔て
た西側へ、泳いで渡って逃げたが、その後何十年も家族には会えなかったという。

カールさんはそれから西ドイツやパリでインテリアなどの仕事に就き、趣味で習っていた空
手が縁で、1966年、初来日したという。それから何度か日本とドイツを行き来したことは、
以前もこちらで綴った通り。今回はティーナさんも同行していて、ドイツに設けている自宅
で寛ぐ姿も。 中にテレビを仕舞っている素敵な車箪笥は、日本から運ばれたものだとか。
 
 

そして夏
 

カールさんの次にこちらで別荘として居を構えたイエローハウスの住人の方は、この地を
訪問した人たちが、家の中を遠目から興味深そうに覗いているのを見て、夏の間にこちら
をカフェとして開放することを思いついたと話す。
 

 

 

 
ご飯は地元のコシヒカリで、炊き方にもこだり、豚肉も野菜も味噌も全て地元産。コーヒー
は湧き水で淹れたものだとか。美味しそう☆

 
ブナ林では女性だけでおしゃべりに興じるのが、この地では昔からの習慣だとか。萩が美しい。
 

 

就寝前にこれらの映像を観たせいか、久しぶりに美しい夢をみた。いつか私もイエローハウ
スでこの景色を堪能しながら美味しいコーヒーを飲みたいな☆

        ★★☆☆☆

などと言ったばかりだけど、実は身近にも竹所のような場所はあるのかもしれない・・など
と思っている。
本当は気付かないだけで、似たような景色が日本の田舎のアチコチにあるような。

私たちは他所を羨みがちだけど、もう少し周囲に目をやり、そこを整え、自然に親しむ暮ら
しを楽しむことが大事なのではとも。子供時代の自分がそうであったように。

実はこの録画を見るのが遅れたのも、先日からの身体の不調により外からの情報を少し制限
したいという意図もありました。特にデジタル系の情報量の多さにはやや辟易していること
もあり、年齢のせいかそれらの「インプット」はもうあまり必要ないような気さえしている
のでした。

タイムリーにも、ふと点けたテレビ番組で「脳疲労」についての説明をやっていました。

 

 

 

 
 
そういうワケで、絵を描いたり、周囲の山の麓あたりを少しずつ歩いたりしています。
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帰ってきた「玉川さん」と、朝ドラ舞ちゃん

2022-10-20 | 番組
玉川さん、現場取材の記者として帰ってきましたね。
番組冒頭での改めてのお詫びのコメントは、個人的にはとても良かったと思いました。
ネットでは「お詫びの舌の根も乾かぬうちに」などと揶揄している人たちもいるようですが、
大方の視聴者は歓迎しているようで、好意的な感じでしたね。心機一転頑張って欲しいです。

さて今期の朝ドラは、前作と違って今のところおかしな部分はないと思いながら観ています。
体調不良で殆どテレビを観なかった間の前作の終盤は、週末の一挙放送で一応wチェックし
ました。

サトルが意を決して歌子に告白しようとやってきたシーンで、暢子が「約束の豆腐」を持っ
てこなかったとサトルを責め立てる所とか、その後告白して二人が向き合っている所に、又
も暢子が間に割って入って「オメデトウ!!」と我さきに喜ぶシーンとか、もう笑うしかな
いシーンの連続で、最後の最後まで演者の黒島さんが可哀想に感じるほどでした。

朝ドラで主人公を演じた女優さんは、その後しばらくはそのイメージがついて回るだろうし。
それにしても、今期のドラマの子役さんにはなぜか個人的に親しみがわくんだけど、それは
多分、お顔が孫のふうちゃんに似ているからかな。

 
↓は二年前の写真だそうだけど、こちらもよく似ているかも。


快方に向かった頃から、少しずつ夏じまいに取り掛かりました。まずは薄い羽毛の夏掛け洗い。


それから酷使したエアコンのフィルターはもちろん、見える部分の拭き掃除をしました。
 

 

そうしたら、こんなに汚れが@@;冬前に気づいて良かった;
でもフラップ部分を拭くときに力を入れ過ぎて、プラスティックのネジが外れてしまい・・
掃除よりも、このネジを留める方に時間がかかってしまいました。

やっぱり、あまりエアコンの中の方は自分でやらない方がイイって本当ですねぇ(反省)
 

それから、これ夏じまいとは関係ないけど、入浴後に浴室の壁などを拭く専用タオルが、
拭いている時に端の方が床に着いてしまって無駄に濡れるので、「輪っか状」にしました。
二枚とも手縫いで返し縫いに。

 



先週の日曜は「コスモスを観に行く?」と二番目の姉夫婦に誘われ、グリーンパークへ。
生憎コスモスはまだ少し早かったですが、コキアが綺麗に色づいていました。姉が美味し
いお弁当を作ってきてくれていて、久しぶりに外の空気に触れることが出来ました☆

 

 

お留守番の福太郎は最近お通じがよく、とてもよく食べるので体重が増加☆
私は少しずつ、絵などを描いています。↓はピーターパンに見立てた、若かりしマイケル。
昔描いた絵のやり直しで、未だ途中ですが色塗りしようかと。

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