森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

発達障害

2011-09-06 | 環境・健康
今朝のと●ダネで、このテーマを取り上げていた。
この番組は、取り上げるテーマやニュース報道が偏っている気がして
もともと好きな番組ではないが、竹田圭吾さんがコメントする日は
なるべく観る様にしている(近頃忙しくて殆ど観られないけど)

最近、この「発達障害」について書かれた本が多く出版されているが、
私が幾つか目にした中でも、行動パターンの認識が微妙に違うものや
そこに隠れた精神面の見解が食い違っていたりで、その診断や
対処の難しさが垣間見える。
まだ研究段階にあり、未知の部分も多い分野なのかもしれない。

今日の番組は、その対処法の一つとして増える傾向にある「投薬治療」について。
薬の過剰摂取などによる副作用に苦しむ子供と、その家族の苦悩が主な内容だったが、
その診断における問題点についても、少しだけ触れられていた。

「社会に適応する能力を早い段階から身に着けることが可能になる」と、
近年は自治体などが率先して早期発見に努める傾向にあるが、
「病気や障害の一つ」にくくる事により、学校などが責任から一部逃れられるという
面もあり、教育によってはかなり改善されるはずの注意欠陥でさえもそれと診断され
てしまう可能性を、指摘していた(と●ダネだから、そこに深く切り込むなどは
期待薄;




さて、私が気になるのは「大人の発達障害」
これまでその人の欠点だと思っていた部分が、この障害によるものかもしれないと
それらの本の多くに書かれている。

ではあの嫌な上司の「他人を傷つける物言い」も、想像力の極端な欠如のせい?

時々、人前で不躾な質問をしたり、悪意に満ちているとしか思えない言葉を、
悪びれず会話中に差し挟む人も?

夫だった人のように、意味もなく突然怒ったり、ヒステリーを起こす人も?

何かのきっかけで突然会話を途切れさせて、こちらが(何か傷つけることでも
言ったの)かと、必死で自分の言葉を反すうするように仕向ける人も?

自分本位だということも気付かず、当然のことのように権利を主張する人も?

何度注意されても同じ失敗を繰り返し、皆に迷惑をかける人も?

その多くが、今まで「社会性の欠如」だと片付けていたものだが
障害の為に、いつもと違うことを言われたりされたりすることでパニックになり
想像力が働かないために、他人のことを考える余裕を持たないことで生じたこと
だとしたら、納得できる。

そういう時にこちらも傷つくことが多かったりするが、もし相手の
障害だと知っていたなら、こと細かく説明してやることで理解してもらうことが
可能だったり、たとえ悪意がない言葉であってもこういう表現は止めて欲しいと
こちらから伝えることで、改善できることもある。



そういう意味では、この診断を受けて正しく対処できれば
その人も周囲も、穏やかな気持ちで居られる気がする。



障害などではなく、単なる「意地悪な人」だったとしても、
そう思ってやり過ごすと意外とストレスが溜まらずいいかもしれないvv
実は「意地悪な人」こそ、良い人材を潰してしまう「社会の障害」だと私は思うけど・・。 

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