森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

30人のランナーコーチ

2023-03-25 | 番組
ここ数日、何度も日記を更新しようとPCを開くのですが、目に飛び込んでくるWBC関連の
記事をつい読み、その数があまりに多すぎて時間切れとなる毎日でした。
それほど、今回のWBCは日本人にとって大きな歓びと元気をもたらすニュースとなりまし
たね。

帰国後の会見で、白井ヘッドコーチがメキシコ戦でのあの劇的なラストで「ベンチに30人の
ランナーコーチがいたので」ランナーに「行け」と言うまでもなかったと、笑顔で話してい
ましたね。確かに村上の一打で周東選手が本塁に生還したのは、足の速いご本人にとっても
当然だったかと思いますが、ベンチで選手全員が腕グルグル回して「行けー!」って感じで
叫んでましたよね(笑)まるで高校野球を観ているようでした。

そして大谷さんの活躍は言うまでもなく、世界中にその力を知らしめましたが、特に印象的
だったのはベンチスタートの前に「今日だけは(米国のスター選手に)憧れるのをやめまし
ょう」の言葉でした。毎回円陣を組んでの掛け声とその主は違っても、最後に「さぁ行こう!」
でスタートを切るのも、さわやかで印象的でした。(マイケルもコンサート毎に円陣を組んで
スタッフに声掛けしていたことが思い出されます・涙)

最後の二試合は特に、作られたドラマよりドラマチックでした。選手と関係者の方々の皆さ
ん全員に有難うと言いたいです☆ 

私など、野球中継なんてほぼ何年も観ることはなかったのに、今回の7試合の放送は、全て
観てしまいました(笑)小学生くらいから、年の離れた中学生や高校生の姉たちと一緒に
「高校野球」の中継を観るのが、春夏の習慣になっていましたが、地元の高校が出場した時
などは本当に盛り上がりました。

以来、高校野球だけは観ていましたが、結婚して子供を持った頃からは、そういう時間もな
かった気がします。今回、四姉妹全員で(lineでやり取りしながらですが)一緒に観戦した感
覚になったのが、本当に楽しかったです。

あれから近所の公園や空き地では、子供たちがキャッチボールなどをしている姿が毎日見受
けられます。大谷さんや栗山監督の願いは成就していますね。微笑ましい限りです。



 ピンクの桜も綺麗ですが、白い桜が大好きです☆

昨日はいつものウォーキングコースより少し足を延ばして、桜の公園まで行きました。
この場所に来ると、4年前にここで観た猫の死体を思い出します。
(以下2019年9月の日記より)
今年の春のこと。近くの山の麓の公園に、散歩がてら姉と桜を観に行った。
私が小学生の頃には春には必ずそこに遠足に来ていたけれど、今は手入れも
行き届かずかなり廃れていて、そのせいで人もほとんど見かけなくなった。

車の通る高架橋から雑木林化した桜を見下ろす場所で、降り積もった桜の花
びらの中心に、何か薄茶色の丸い物体が見えた。  
橋の上から身を乗り出し10メートルほど下にあるその場所を目を凝らして
観ると、それは紛れもない「猫の死体」だった。

最初はあまりにも綺麗にまぁるくなっていたので、眠っているのかと思った
けど、やはりよく観ると死んでいるのが判った。身体の上に幾重にも重なった
桜の花びらに包まれて、不謹慎かもしれないけどまるで絵画のような、本当に
「美しい死体」だった。私は姉に気付かれないように目を閉じ「寒かったね・・」
と呟いてその場を後にした。

その話はあれ以来誰にもしなかった。何でだろう・・できなかった。
誰かに飼われていた迷いネコだったかもしれないけれど、そのまま誰にも気
づかれず、土になるのも良いかもしれないと思った。願わくば、私自身もそ
うありたいと、心の何処かで思っているのだ・・。


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