【 樹間から覗く『瑞籬山』(みずがきやま)山頂の岩峰 】
【2014年10月9日~12日】
いつもなら、Yさんとともに出かける山行きであるが、どうしても日程が合わず、ひとりで出かけることにした。週初めの5日の日曜日から翌日にかけて、台風18号が日本列島を縦断するかたちで通過し、各地で崖崩れの被害を出した。山に入る前後に台風が来ると、登山口までの道路がよく通行止めになる。いつだったか南アルプスの『鳳凰三山』から『甲斐齣』までの縦走で、『夜叉神峠』から入山したとき、やはり崖崩れだったのか、本来車で行けるところを、かなりの距離を歩かされた。
今回のコースも2日目は、2360mの大弛峠までの林道を行く予定である。通れなかったら計画を変更しなければいけない。
インターネットによると6日の日の時点で通行止めになっていた林道がどうなっているのか気になって、地元の林道を管理する営林署に尋ねたら、「開通してます」という、7日の返事だった。まずは安心する。
『瑞籬山』と『金峰山』という山は、関西ではあまり馴染みがない。もちろん100名山だから名前くらいは聞いたことがあるが、もともと100名山をことごとく制覇しようなどという気はなく、気に入った山に何度でも行けばいいと思っていたが、横浜にいる弟がよく日帰りで行ってくる山に、この2つの山の名前が挙がっていた。何しろ車で、2360m地点まで行けるので、そこから尾根道を3時間ばかし歩けば、《気軽に》に頂上に立てる山と聞いていた。『瑞籬山』もその近くにあるという。折しも、横浜に帰る《ついで》もあり、どうせ行くなら《足をのばし『甲武信岳』も行ってしまえ》と計画を立てた。
そもそも、今回行く山がどの辺にあるのか、漠然としかわからない。北アルプスや南アルプスなら概念図は頭のな中に入っているのだが、甲府の北方向あたりだと理解しても、周辺がどう繋がっているかさっぱりわからない。地図で位置を確認する。
入山と下山口が離れた縦走をするには電車で行った方がいいようだが、登山口までの交通と、あとの行動を考えて車で行くことにした。あとは、高速道路の降り口と宿の予約を取って、当日を迎える。(通常、山小屋に予約は不要だが、秋も深まり入山者が少なくなるこの時期は、予約を入れた方が無難なようだ。)
【第1日目】
am3:00起床-3:25自宅出発-3:50名神東IC-6:25駒ヶ岳SA-7:35須玉IC着
-am8:30瑞籬山荘前駐車場着-9:35出発-10:35富士見山荘前-13:00瑞籬山
山頂到着-14:00山頂出発-17:00瑞籬山荘着
名神を《深夜割引時間帯》に通行することと、第一日目に『瑞籬山』を往復して『瑞籬山荘』まで戻ってくる計算を逆算すると、午前3時半には自宅を出発する必要があった。前日、仕事から戻り、晩のうちにパッキングを急いですませ、夜明け前に予定通りに出発する。
【 「駒ヶ岳SA」にて朝食を調達する 】 【須玉ICを出たところのコンビニで食料を最終調達 】
名神から中央道に入っても車は多くなく、空いている。駒ヶ岳SAで買った朝飯を車の中でほおばる。須玉ICで高速を降り、昼飯と飲料水を補給し、いよいよ山の中に入る。
甲府まで来たら、目的地は間近と思うと気がはやる。入り組んだ一般道を、ナビを頼りに先を急ぐ。どうやら、登山口には時間通りは入れそうだ。
山の中に入ってきたと思う。湖水を右に見てからしばらく走ると、ようやく遠くに「瑞籬山」らしき奇岩の影が見える。
【 ようやく、遠くに「瑞籬山」の姿が 】
それから15分あまり、午前8時30分、ようやく登山口の「瑞籬山荘」前の駐車場に到着する。
【第1日目・前半、終わり-第1日目後半につづく】
【2014年10月奥秩父・瑞籬山へ】フォト・チャンネル
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【2014年10月9日~12日】
いつもなら、Yさんとともに出かける山行きであるが、どうしても日程が合わず、ひとりで出かけることにした。週初めの5日の日曜日から翌日にかけて、台風18号が日本列島を縦断するかたちで通過し、各地で崖崩れの被害を出した。山に入る前後に台風が来ると、登山口までの道路がよく通行止めになる。いつだったか南アルプスの『鳳凰三山』から『甲斐齣』までの縦走で、『夜叉神峠』から入山したとき、やはり崖崩れだったのか、本来車で行けるところを、かなりの距離を歩かされた。
今回のコースも2日目は、2360mの大弛峠までの林道を行く予定である。通れなかったら計画を変更しなければいけない。
インターネットによると6日の日の時点で通行止めになっていた林道がどうなっているのか気になって、地元の林道を管理する営林署に尋ねたら、「開通してます」という、7日の返事だった。まずは安心する。
『瑞籬山』と『金峰山』という山は、関西ではあまり馴染みがない。もちろん100名山だから名前くらいは聞いたことがあるが、もともと100名山をことごとく制覇しようなどという気はなく、気に入った山に何度でも行けばいいと思っていたが、横浜にいる弟がよく日帰りで行ってくる山に、この2つの山の名前が挙がっていた。何しろ車で、2360m地点まで行けるので、そこから尾根道を3時間ばかし歩けば、《気軽に》に頂上に立てる山と聞いていた。『瑞籬山』もその近くにあるという。折しも、横浜に帰る《ついで》もあり、どうせ行くなら《足をのばし『甲武信岳』も行ってしまえ》と計画を立てた。
そもそも、今回行く山がどの辺にあるのか、漠然としかわからない。北アルプスや南アルプスなら概念図は頭のな中に入っているのだが、甲府の北方向あたりだと理解しても、周辺がどう繋がっているかさっぱりわからない。地図で位置を確認する。
入山と下山口が離れた縦走をするには電車で行った方がいいようだが、登山口までの交通と、あとの行動を考えて車で行くことにした。あとは、高速道路の降り口と宿の予約を取って、当日を迎える。(通常、山小屋に予約は不要だが、秋も深まり入山者が少なくなるこの時期は、予約を入れた方が無難なようだ。)
【第1日目】
am3:00起床-3:25自宅出発-3:50名神東IC-6:25駒ヶ岳SA-7:35須玉IC着
-am8:30瑞籬山荘前駐車場着-9:35出発-10:35富士見山荘前-13:00瑞籬山
山頂到着-14:00山頂出発-17:00瑞籬山荘着
名神を《深夜割引時間帯》に通行することと、第一日目に『瑞籬山』を往復して『瑞籬山荘』まで戻ってくる計算を逆算すると、午前3時半には自宅を出発する必要があった。前日、仕事から戻り、晩のうちにパッキングを急いですませ、夜明け前に予定通りに出発する。
【 「駒ヶ岳SA」にて朝食を調達する 】 【須玉ICを出たところのコンビニで食料を最終調達 】
名神から中央道に入っても車は多くなく、空いている。駒ヶ岳SAで買った朝飯を車の中でほおばる。須玉ICで高速を降り、昼飯と飲料水を補給し、いよいよ山の中に入る。
甲府まで来たら、目的地は間近と思うと気がはやる。入り組んだ一般道を、ナビを頼りに先を急ぐ。どうやら、登山口には時間通りは入れそうだ。
山の中に入ってきたと思う。湖水を右に見てからしばらく走ると、ようやく遠くに「瑞籬山」らしき奇岩の影が見える。
【 ようやく、遠くに「瑞籬山」の姿が 】
それから15分あまり、午前8時30分、ようやく登山口の「瑞籬山荘」前の駐車場に到着する。
【第1日目・前半、終わり-第1日目後半につづく】
【2014年10月奥秩父・瑞籬山へ】フォト・チャンネル
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