令和2年8月8日(土)
立 秋 : 秋立つ、今朝の秋
昨日(8月7日)は立秋である
二十四節気の一つで、暦の上ではこの日から秋に入る
とされるが、実際には北日本や山岳地帯を除き暑さが
最も厳しい頃である。
然しながら、朝夕には秋に向かう気配が何処となく
感じられる頃ともいわれている。
今年は梅雨の時期が長かった所為もあり、暑さはこれ
からが本番の様である。
街に出て、秋の気配をと、散策してみる、、、、、
彼方此方に酔芙蓉が咲いている。 雑草が伸び放題の
中に狗尾草(えのころくさ、猫じゃらし)が揺れ、、
朝顔はと、、中々みつからない、、、年々見かけなく
なっている。
私の子供の頃、先生から「朝顔を育てて見よう」と、
クラスごとに競う様に種を蒔く、、教室の窓辺、花壇
そして、各自の家で小さな鉢に種を蒔き、日々観察の
絵日記を付けた、、、、夏休みの宿題になっていた。
夏休みの今、小学校を覗いて見ると、校庭の奥の方に
鉢が見えた。 校舎の裏手に在るお宅の前にも、やっと
朝顔を見つけた。
昨年の今頃、徳川園へ吟行に出掛けた折り、、
池の畔の四阿(あずまや)の前に、芒が揺れていた、
確かに秋の気配を感じていたが、、、、
今年は、出かけられず、、、未だ残暑が厳しそうである。
今日の1句
秋立てと庭に催促してをりぬ ヤギ爺