遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

立 秋

2020-08-08 15:59:30 | 日記

令和2年8月8日(土)

立 秋 : 秋立つ、今朝の秋

昨日(8月7日)は立秋である

二十四節気の一つで、暦の上ではこの日から秋に入る

とされるが、実際には北日本や山岳地帯を除き暑さが

最も厳しい頃である。

然しながら、朝夕には秋に向かう気配が何処となく

感じられる頃ともいわれている。

今年は梅雨の時期が長かった所為もあり、暑さはこれ

からが本番の様である。

街に出て、秋の気配をと、散策してみる、、、、、

 

彼方此方に酔芙蓉が咲いている。 雑草が伸び放題の

中に狗尾草(えのころくさ、猫じゃらし)が揺れ、、

朝顔はと、、中々みつからない、、、年々見かけなく

なっている。

私の子供の頃、先生から「朝顔を育てて見よう」と、

クラスごとに競う様に種を蒔く、、教室の窓辺、花壇

そして、各自の家で小さな鉢に種を蒔き、日々観察の

絵日記を付けた、、、、夏休みの宿題になっていた。

夏休みの今、小学校を覗いて見ると、校庭の奥の方に

鉢が見えた。 校舎の裏手に在るお宅の前にも、やっと

朝顔を見つけた。

昨年の今頃、徳川園へ吟行に出掛けた折り、、

池の畔の四阿(あずまや)の前に、芒が揺れていた、

確かに秋の気配を感じていたが、、、、

今年は、出かけられず、、、未だ残暑が厳しそうである。

今日の1句

秋立てと庭に催促してをりぬ      ヤギ爺