遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

冷し素麺

2020-08-20 16:28:13 | 日記

令和2年8月20日(木)

冷し素麺 : 索 麺

素麺は、小麦粉を食塩水で捏ね、胡麻油や菜種油を

付けて細かく引き伸ばし、天日で干して作る。

これを茹でて、冷水または氷水で冷やしたものが

冷し素麺である。 山葵、生姜、葱、みょうが等

の薬味を添え、煮汁を冷やしたものに浸けて食べる。

一気に啜るのが、極上の夏の味覚。

素麺流しは、竹で作った樋(とい)に冷水と伴に、

素麺を流し、自分の目の前に流れてきたところを

箸で掬いあげて食べる。

夏の野外での清涼感溢れる趣向で人気が在るが、

今年は新型コロナの影響で各地で中止されている。

素麺の産地は、奈良県桜井市の三輪素麺、兵庫県

龍野市の揖保乃糸や香川県小豆島等が有名である。

 

今日は歯の診療の日である。出がけにカミさんから

「今晩は何がイイ、、、」 即座に「素麺、、、」

我が家の定番は、冷素麺を浸けて食べるのではなく、

冷し中華風に、皿に麺を乗せて具を盛り付ける。

錦糸卵、胡瓜、貝割れ、オクラ、ハム、蟹(缶詰め、

蟹もどきの蟹蒲鉾)等を盛り、辛子を添えて麺つゆ

で頂く。具沢山でさっぱりして、食欲のない夏向き

の定番である。

 

今日の1句

診療日冷素麺を所望せり     ヤギ爺