令和2年8月21日(金)
藤井棋士最年少二冠
中日新聞朝刊より、
藤井棋士の地元、愛知県春日井市では相次ぐ朗報に
街中が、いや日本中が大騒ぎ、、歓喜の嵐、、、、
コロナ騒ぎや猛暑を吹っ飛ばしてくれ、号外も出た。
第六十一期王位戦の第四局が行われ、藤井聡太棋聖
が、木村一基王位に4連勝をして、史上最年少(18
歳1ヵ月)王位となった。これで7月の棋聖に続き、
2冠を獲得、同時に8段へ昇進した。
藤井棋士はこれ迄にも、数々の最年少記録を更新
14歳でプロ入りし、15歳で初の棋戦優勝をする。
1918年5月に7段昇進、「朝日杯将棋オープン
戦」を18、19年連続優勝。
今年(20年7月)第91期棋聖戦(5番勝負)を
3勝1敗で、渡辺明棋聖(当時4冠)を破り、史上
最年少(17歳11カ月)で棋聖のタイトル獲得。
そして今回の王位のタイトルで堂々の2冠となる。
戦後の将棋界では、1960年代の故大山泰晴十五
世名人が君臨。1970~80年代は中原誠十六世
名人(72歳)。1990~2010年代は、羽生
善治九段の全盛期で、25歳で史上初の7冠達成。
(当時は7冠、現在はプロ棋士と人口知能(AI)と
の「叡王」が新しく加わり8冠)
羽生九段はが獲得して来たタイトルは99に達する。
その羽生九段が2冠達成は22歳直前であった。
羽生九段は「藤井八段は、正に空前絶後の大記録だと
思います。今後も将棋界のフロント・ランナーとして
の活躍が期待されます」と談話された。
藤井時代の到来であろう、、、
中盤での読みの速さと正確さ、、これはプロ入り以前
から「詰将棋」の難題に挑戦し、自らも難問を出題、
挑戦をし続けている。更にはAI(人工知能)を駆使
して、瞬時に読み切る能力を高めている様だ。
今後のタイトル挑戦は、永瀬拓矢(27歳)「王座」、
「叡王」。渡辺明(36歳)「名人」「王将」「棋王」。
豊島将之(30歳)「竜王」の3人である。
中でも。豊島竜王には、過去4度対戦し、全敗中。
同じ地元(愛知県一宮市)出身でやり難いのか、相性
が悪い様であるが、、、、、対局が楽しみである。
今日の1句
秋暑し天才棋士のとどまらず ヤギ爺