遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

墓参り

2020-08-09 16:06:59 | 日記

令和2年8月9日(日)

墓参り : 墓洗う

盂蘭盆に祖先の墓に参って、香花を手向けること。

墓参は春秋の彼岸、年末年始、故人の忌日などにも

行い、必ずしも盆の行事とは限らないが、俳句では

盆が供養日であることから、古くから秋の季語とな

っている。

亦、帰省は月遅れの盆の時期が多いので、この時に

故郷に帰り祖先の墓に詣でる事が多い。

(今年はコロナの影響で帰省を控える方が多い様だが)

「墓洗う」季語の他に、やや古い言い方で「展墓」や

「掃苔」などの季語もある。

展墓(てんぼ)は、墓参りのこと。

掃苔(そうたい)は、墓の苔を綺麗にとる、から墓参り。

 

我が家では毎年、盆前に墓参りをする。

今朝(8時前)、息子が迎えに来て、車で名古屋市内の

3ヵ所の墓を廻る。

 

最初に「平和公園」に在る、我が家の墓を詣でる。

次にこの場から近い「覚王山」に在る本家の墓所に参る。

今年は私共が一番早かった様で、雑草を取る事となった。

昔から此処には「ドクダミ」が生えて居り、手に付いた

匂いが中々落ちない。

その後、名古屋駅裏(西側)に在る寺の境内の墓所に参る。

今年は寺の行事「施餓鬼」が10月に延期となる「掲示」

が在った。  (ここにもコロナの影響が、、、)

墓参の後、食事に立ち寄るのだが、今年は孫が中学受験の

為の「夏期講習」があり、午後一で送迎するのでと、、、、

「ン、中学受験、何だか可哀そうな、、、、」 息子曰く、

「お父さんの時代とは違うんだ、」との一言、、、

モノ申せば、揉めそうなので、グッと堪える、、、、、

 

今日の1句(俳人の名句)

物言えば唇寒し秋の風    松尾 芭蕉

 

今日の1句(ヤギ爺の拙句)

片影を拾ひひろいて墓詣で      ヤギ爺