田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

非情の「エラー99」

2020-01-03 | 日々の暮し
愛用している「デジ・イチ」が非情にも「エラー99」を表示して動かなくなった。
捨ててしまったレンズの時もそれはあったが、マニュアル書には「その他の原因」と記してあったと記憶する。
「その他」では範囲が広すぎて分からない。

とりあえず写せるようにしたい(分解などは手に余る)。
ボディとレンズユニット間の電子接点を清掃するもやはり変化なし。
他のレンズを試すなどした結果、レンズ側「絞り」の不都合と推測する。
ならば、ボディとレンズ間の連絡を絶てばシャッターが切れるはずと判断。

レンズの電子接点を養生テープで覆ってみる(乱暴)。
スイッチを入れると絞り値が「ゼロ」表示になっている。
シャッターが切れる!(どう映るかは不明)。
但し、レンズの制御ができないのでオートフォーカスが効かず手動のピントを合わせとなる。
当然、合焦ランプは点灯しない。
視力が衰えているので合焦の判断が難しいことになる。
ええい!ままよ!感でいけ!と法起寺(小さくても世界遺産)の試し撮りに行く。

結果、やはりピントが・・・。
露出具合も素人にはよく分からない。
ま、写っているだけでもいいわいと妥協する。
そんなことで正月三日目の午後を費やした。

以下は試し撮り写真です(撮影は夕刻)。
ご笑覧下さい。

(もっといい方法を今思いついたので追記します)
要は本体からレンズの絞り羽根の制御ができないわけですから、羽根を動かす必要のない絞り設定にすればいいのではないか、電子接点を遮断せずにそれができればオートフォーカス機能は普通に使えるわけです。そこで、カメラを「絞り優先撮影」に設定し、本体から指示する絞り値をそのレンズの最も開いている数値に設定すれば、もはや絞り羽根を動かす必要がなくなりエラーの原因が消滅するわけです。それに応じたシャッタースピードは自動的にボディ側で設定してくれます。電子接点が繋がっているのでオートフォーカスも機能します。明日、試してみます。ただし、その場合、被写界深度が最も浅くなるのは覚悟しなければなりませんが。今回のやり方とどちらに軍配が上がるか・・・一長一短かも、ですね。


中央右側に見える赤いのはピラカンサス(画像クリックで拡大)


ピラカンの赤色を入れて(画像クリックで拡大)


敬意を表して単独の一枚(画像クリックで拡大)


この組み合わせは田舎ならでは(画像クリックで拡大)


愛用の自転車も。だが、ピントが、、、(画像クリックで拡大)