▲蘇鉄の実ということにする
朝から寺の庭木の剪定をしたが蘇鉄(そてつ)の葉を切っている時、天辺に赤い実状ものもを見つけた。
鳥の巣の中の卵のような状態だ。
これは花なのか実なのか。
年長の一人が田端義夫の歌にあるから実だろうと言った。
そんな昔の歌を知らない者が多い。
▲遠くからでは実の存在に気付けない
歌の一節はこうだ。
「赤い蘇鉄(そてつ)の 実も熟れる頃
加那(かな)も年頃 加那も年頃
大島育ち」
一応の根拠があるから「実」ということにした。
剪定参加で得たどうでもいい知識である。
ところで加那ちゃんとはどんな女性だったのか。(下線部訂正あり)
これもどうでもいいことだが。
昼から溜池の草焼きに行ったが若者の動きにはついていけなかった。
当然といえば当然だがやはりなあ。
体中に煙の臭いを染みつかせて帰ってきた。
(訂正)「加那」は女性の名ではなく、奄美の方言で「愛しい人、恋人」のことでした。