医学博士の菱川良夫氏のセミナーを聴きに行って来た。途中睡眠学習をしてしまった。すみません。
「闘わない」というから、がんになったら自然のまま、自分の治癒力に任せ、一切治療をしない話かと思って行ったら、「闘わないがん治療」だからそうでは無かった。
がん治療と言うと外科療法(手術)、放射線療法、化学療法(抗がん剤を使うこと)が一般的だが、「闘わない治療」は粒子線治療という先進医療である。
手術しないから体にやさしく、治癒率も高い。入院の必要が無い。また、放射線は使えない胃がんや大腸がん、小腸がんにも適用できる。欠点は高いこと(288万円ぐらい)と、全国で粒子線治療ができる施設が9ヶ所しか無いこと。
でもこれは良いな。がんは治る、発見が早ければ。
おまけの話で、トマトが前立腺にいいらしい。
トマトは先日、酒を飲むときに食べるといいってテレビでもやってた。
トマトのリコピンがアルコール分解を助けてくれるらしい。
これからがトマトがうまい季節。
どんどん食べよう!
ところでそのトマト。
福島県にはデルモンテやカゴメのトマト工場があったのだが、原発事故でとっとと撤退してしまった。
2社とも安全性が確認できれば再開すると言っているが再開していない(もっともデルモンテは震災前から撤退の意志があった)。
福島産のトマトは国の安全基準値をはるかに下回っているし、原発から30数キロの「とまとランドいわき」は震災後も生産し続けているが、放射線量に問題は無く売れている。
2社はそもそも安全性を確認しないまま撤退しているので何だかなぁと思う。
玄侑宗久さんも言っていたが、「安全と安心は違う」。
安全基準値を下回っていれば安全と考えるのが普通なのだ。
大きな会社だけに、この2社が撤退したのも風評被害の一因になったと思うぞ。