いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

モルゴーア・クァルテット

2012年06月25日 | エッセイ

モルゴーア・クァルテットは、ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏を演奏するために20年前に結成されたグループ。毎年初夏に福島で演奏会をやっている。

 

そのモルゴーア・クァルテットがプログレッシヴ・ロックを演奏しているCDを出した。

その名も「21世紀の精神異常者たち」。

21世紀の精神正常者たち
 
日本コロムビア

 

当然キング・クリムゾンの名盤「クリムゾン・キングの宮殿」を意識している。

クリムゾン・キングの宮殿
 
ポニーキャニオン

 

モルゴーア・クァルテットの演奏曲はキング・クリムゾンの他にもジェネシス、ELP、ピンク・フロイド、イエスといったプログレッシヴ・ロックの大御所たちのものが並ぶが、例えばピンク・フロイドの曲は「太陽讃歌」と「マネー」。

「マネー」はともかく、「太陽讃歌」なんて渋い曲をよく選んだと思う。

受け狙いじゃないな、これは。

 

第1ヴァイオリンの荒井英治さん曰く、「クラシックはロックに学ぶものがありはしないか」とのこと。

「ロックが内包するスピリットは人間が人間らしくありたいための叫び」という言葉には共感を覚える。

そしてどの演奏も素晴らしい。

この手のアルバムは、クラシックファンにもロックファンにも受け入れられないものも多いが、これはいい

コメント
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