いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

プラチナデータ

2013年04月03日 | エッセイ

前のブログに書いたが、月に1冊の本を決め、家族全員でそれを読み、居酒屋で感想を語り合うということを7ヶ月続けて来た。

先月のお題は東野圭吾の「プラチナデータ」。

プラチナデータ (幻冬舎文庫)
 
幻冬舎

息子が選んだものである。

これがなかなか面白かった。

DNAで国民を管理し、犯罪者を捕まえるのに役立てようと言う近未来の話である。

そういえば伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」もちょっと雰囲気は似ていたな。

自分が作ったシステムに自分が追われるという設定は、安部公房の「第四間氷期」にも通じるところがあるかも。

 

昨夜いわきの「だんだん」という居酒屋で語り合い、今日水戸内原のTOHOシネマに映画を観に行った。

小説を読んだ後に映画を見るとがっかりすることが多いが、この映画はよくできている。

小説を巧みにアレンジし、むしろ小説より面白かった。

小説の複雑な部分が簡略化され分かりやすくなっていたし、結末は小説と大きく違っていて「おぉっ!そう来たか!」って唸った。

今の日本映画は面白い!

コメント
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