先日、ちょっと時間が空いたので、いわき駅の近くをぶらぶらしていたら、フットエステ、つまり足揉みの店があった。
最近ふくらはぎが張っているし、去年「長生きしたけりゃふくらはぎを揉みなさい」みたいなタイトルの本がベストセラーになったし、
値段は「お試しコース10分1000円」とちょっと高いがやってみることにした。
待合室にいると、推定年齢38歳のスレンダーな美人が説明してくれた。
「40分ですと4000円ですが、いかがいたしましょうか?」
それは入口の看板で分かっていたのだが、4000円は高いし、割安にもなっていないし…。
と思ったのだが、口から出たのは「じゃぁそれでお願いします」
全くもって女性には弱い。特に美人に見つめられると心とは裏腹の言動をするから困る。
挙句の果てに「1000円プラスしますとアロマオイルを塗るサービスが付きますが、いかがいたしましょうか?」
と来たもんだから、「じゃぁそれもお願いします」
なんて口走ってしまったのだった。
40分のマッサージは痛いと言えば痛いが、気持ちいいと言えば気持ちいい。いわゆる「痛気持ちいい」という絶妙の手わざで、さすがプロだなと感心したのだった。
すっかり足のむくみ、重み、だるさが消え、爽快になった。
そして今日、また行ってしまった。
当然アロマオイル付きで。
優雅だ。