いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

伝説のテレビドラマ

2014年06月10日 | エッセイ

俺にとってのテレビドラマベスト3は「お荷物小荷物」、「天下御免」、「快刀乱麻」である。

「天下御免」と「快刀乱麻」は以前のブログに書いた。

 

「お荷物小荷物」は一応喜劇であるが、沖縄の領土問題や自衛隊、憲法第九条などを絡めた硬派なものだった。

沖縄出身のお手伝いさん(中山千夏)が、姉の復讐のため、運送会社を経営する男7人の家族に潜り込み、7人の男たちを手玉に取るという内容。

俺が小学生5,6年の頃のドラマだが、そのころは土曜日は半ドン。そしてこのドラマは(福島では)土曜の午後にやっていたので、一番うきうきしているときに見ているわけだ。3割増位の面白さになっていたんだろう。オープニングのタイヤがぐるぐる回る映像を見ていると、気分が妙に高まった記憶がある。

で、何が面白かったかと言えば、真面目に演技していた出演者がいきなり、テレビを見ている人に話しかけたりする。テレビを見ている人だけでなく、ドラマを撮影している人や見学している人に突然話しかける。子供心にアバンギャルドを感じたものだった。

 

冒頭のベスト3の内、二つ(「お荷物小荷物」と「天下御免」)に出演していたのが林隆三さん。

どちらも憎めない2枚目役だった。

林さんは今月4日に亡くなられた。

花の15期生の地位武男さん、原田芳雄さん、太地喜和子さんと天国で一杯飲るのもいいかもね、林さん。

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