パディントン・マーマレード

息子が突然聞いてきました。
「マーマレードって、どうやって作るの？」

「あのね、まず夏みかんの皮をむいてね・・・」「うん」
それから細かく刻んで、水につけてね・・・」「うん」

質問魔はいつものことだけれども、
この日は珍しく（本当に珍しく）
しっかりとその答えを聞いていました。


その質問のゆえんは・・・

パディントンベア。
イギリスのブラウンさん家に、
ペルーからやってきたクマのパディントンの
とんでもないいたずらの数々がおもしろい、イギリスの名作絵本。


このパディントンが常食しているのが「マーマレードサンド」。


ベッドの上でも、外出先でも、レストランの中でも
マーマレードサンドをほうばっては、満足そうな顔をしています。


息子はまだマーマレードは食べたことがありません。


そのせいもあって、友人から無農薬の夏みかんをもらった時、
「マーマレードを作ってあげよう」なんて、殊勝なことを思ってしまいました。




夏みかん3個につき、砂糖は300ｇ。
皮をむいて、細かくみじん切りにし、水につけてアク抜きします。
（2回ほど水をかえて、もみ洗いすると効果的です）


そして、２度ほどゆでこぼしします。
この辺をしっかりしておくと、苦味の少ないマーマレードになります。



そして、3カップの水を入れ、40分ほど煮て、水が少なくなったら、砂糖を入れて、さらに煮ます。



そして、できあがり。




さて、息子の反応はといえば・・・



「ぼく、マーマレードいらない。はちみつぬって～」・・・だそうです。
そんなもんよね。






でもイギリスの方は、どうしてそんなにマーマレード好きなのでしょう？
トーマスにでてくるトップハム爵もお好きですよね。
ご存知の方、教えてくださいませ。
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