残り食材でどうぞ「バナナ酒かす・きびクル・ケーキ」

冷蔵庫の中のお野菜を整理したい時に、カレーを作って、
具に残り野菜を入れちゃうっていうのは
よく聞く話ですよね。

我が家の場合、パウンドケーキで、それをやります。


冷蔵庫や棚の中など、使えそうな食材を集めてブレンドします。


今回の材料は、
佐渡の地酒・金鶴の酒かす。
小木の特産品売り場で売っていたきび粉。
集落でとったクルミを煎って実をとって冷凍保存しておいたクルミ。


全部一緒に入れたパウンドケーキです。

どんな味になるかは、焼きあがるまでわからない。
なかなかスリリングなケーキです。



酒かすからは、独特の日本酒の香りがし、
きび粉を入れたら、まるでココアを入れたような色がつき、
クルミで香ばしさがプラスされ、


あ、なんだかフランス菓子っぽい、リッチな味わいが楽しめました（笑）





どんな材料を入れても、それなりな味になる
パウンドケーキというケーキは、なかなか懐の大きいケーキです。


繊細な味わいのシフォンケーキではこうはいきません。


例えるならば、ヨーロッパなんかで農場を支える
肝っ玉母さんみたいなイメージのケーキです。


しゅわしゅわした上品なケーキも大好きですが、
ずっしりと味に重みのあるパウンドケーキは、自分の生活にあっているのか
しょっ中作る定番ケーキです。





自分で作った裂き織りコースターが、棚の奥からでてきました。
気に入っていた青いTシャツでつくったものです。

ケーキも裂き織りも、できあがった表情は皆偶然の産物。
そんな偶然を、いつでも楽しめたらいいなあ、と思います。







分量はどれも適当ですが、
酒かすはあまり多くいれると、酒かすの強烈なくさみがでますから、
バター分量の10％程度が適当です。
バターは、佐渡バターが適当です。これは外せません。
是非お試しください。