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おめでとう!14万筆突破!あと一息だ! がんばれ!今!新潟県刈羽柏崎原発再稼働を県民投票で決めようとしている方たち!

2025年02月02日 | 核のこといろいろ
10数年前、福島県の原発がメルトダウンにあい、多くの被害をだし続けていた頃、
日本中に脱原発の動きが広がりました。
世界で一番大きな発電量を持つ、刈羽柏崎原発を持つ新潟県もまた同じように
刈羽柏崎原発の廃炉を求めて動き続けていました。

日本中に54基の原発が存在します。

もちろん、原発全ての廃炉(つまりは脱原発)を求めていますが、
何よりも地元に建つ原発、足元をまずは見ています。

(かつては、ドキュメンタリー映画を見た影響で、
青森県の六ヶ所村まで足を向けたことがありました。今そこまでの元気はないなあ…)

10数年前に立ち上げられた「刈羽柏崎原発再稼働を県民投票で決めよう!」運動には
知人の誘いを受け、
乳飲み子である娘を抱っこしながら、街頭で声をあげました。
夜には看板描いて、ポスターかいて、
でも、県民投票は実現しませんでした。

だけど、今、再び!
再び!刈羽柏崎原発の再稼働を、県民投票で問う!
運動が起きています。

すごい!すごいことだ!と思いました。

新潟県民、すごい!と。

何がすごいって、もう一回やろうっていう、ネバーギブアップ精神!
この10年に落ち込むどころか、盛り上がっているかのような脱原発精神!

だって、この県民投票を行うのって、めちゃくちゃ面倒で、手間がかかるんですよ。

①短時間で(署名集める期間はたったの1ヶ月)
②何万もの署名を集めなくちゃいけないし、
③さらに県民限定で
④有権者限定

(どれもこれも)痛い!
いつもの署名のように、日本全国から知人友人を頼って、家族の子どもさんの署名も一緒に
というわけにもいかない。

私は友達少ないから、めちゃくちゃ困る!

短期間で集めなくちゃいけない分だけ、周知するためには
⑤お金もいる。
カンパ、カンパの手弁当である。

三重苦、四重苦なのである。

その10年前の苦悩、再び!!

しかししかし、

県民投票をしようという、その気合いあっぱれ!
大拍手拍手である。

理由など、聞くまでもない!

原発はおそろしく危険!その一言に尽きる。
自分の死だけではすまない。
本能的な部分で、自らに問わないといけないレベル、で危険なのだ。
言葉の力では、正直足りない。


気のせいだろうか。新潟県民は原発アレルギーが、ちゃんとある。

正常なバイアスを持っていると思う。
なぜだろう?と思う。
頼もしいし、嬉しいし、ありがたい。


世界一の発電量を原発を持っているのだから、
すぐにでも動かしたいのは経済の論理、
だが、その経済論理で動かないのが新潟県民だとするならば、
それは誇らしい。

お金では動かないのだ。
(その代わり、別のものでも動かないというデメリットもあるが、それはまあ別の話)

見栄っ張りの県民性ではあるが、おそらくそれだけではないんだろう。
見栄だけじゃない精神性で、原発を動かしちゃならぬ、と思う心。
それってすごい「もの」じゃないか?
いつか考察してみたい。


何はともあれ、危機感を持ち続けてくれている
署名を書いてくださった新潟県民の皆さんには、感謝しかない。

昨年の12月半ばまでの署名集めには、ちょこっとだけ私も頑張らせてもらいました。

集計活動中は、積雪がすごかったこともあってかね、
1年の疲れかね?

ものすごい風邪ひきました。
40度の熱でました。
のどが完全にやられました。
声が恐ろしいほど、でなくなりました。
子供達にこわい、と言われました。
病院嫌いなのに、都合3回いきました。
(ちなみに、コロナもインフルエンザも陰性でした)
薬を食事みたいに食べました。


執念で書名簿1冊分、埋まりました!嬉しい!
意地!ここでやらなきゃ女がすたる!
ブログに書かなかったのは、地元で奮戦していたから、とでも言わせてください。
知らない人にも声かけましたよ。このダミ声で。


そしてそして、先日届いた
集計結果は、なんと!14万筆!!!
NHKでも放送されました→こちら

法廷必要数の4倍もの署名数!

知った時には泣きました!本当に泣きました!!!
ぼろぼろ、おいおい、泣きました。
涙ってでるんですね、こんなことでも。不覚。


この10年、風化していたわけじゃなかったんだ。
ちゃんと積み重なっていたんだ。
見えなくても、聞こえなくても。ちゃんと、蓄積されてたんだ。

ねえねえ、見てよ。すごいんだよ!

誰に問うわけなく、語りかけたい。

今!新潟県刈羽柏崎原発再稼働を県民投票で決めようとしている人たちが
14万筆も署名を集めたんだよ。

ここで、イデオロギー持ち出すのは、よくないかもしれない。
でも、それでも言いたい。

日本人は決して、ばかじゃない。
ちゃんと未来を見る力を持っている、と一瞬でも信じられた。

どうかどうか、この声をつぶさないで。
どうかどうか、この声を昇華させて。
そうすれば、絶対、日本は再生できる!
それも経済大国としてではなく、もっと次元の違う高度な国民性へともっていける。
それも巨大な政治家じゃなくて、市井の人々が。
作り出していける。




●柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会
〒950-2028 新潟市西区小新南1丁目3-5
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