
昨年からやらせていただいている図書ボランティア。
ついに蔵書の修繕作業へとコマをすすめることになりました!
長い道のりだっただけに、とにかく嬉しいです。
本のラベル貼りや、蔵書番号ふり、整理や、修繕が必要な本の仕分け、別の棚への移動などなど、、、
これまで全部一人でやってらっしゃったことを、ささやかに手伝いさせてもらっているのですが、
つくづく、図書空間の中に人が必要であることを痛感しました。
これまで司書さんは6年間くらい、いなかった状態だった図書室なのですが、
その間に、修繕が必要とされて隔離されている図書は、
なんと棚4段分!

人気図書のゾロリシリーズや忍たまシリーズが多かったです。
本の背中が剥がれていたり、中のページが抜け落ちていたりしています。

妖怪本やホラーシリーズも人気なのだそうです。
これは、どの学校でも同じ傾向なのだとか。
すでに修繕が必要な状態のまま、ずっと貸し出されていたから、余計に痛みも激しくなります。
ひどいものになると、もう廃棄するしかないのでは?というほどボロボロになっている本もあります。
こういう本は大手術が必要で、1冊を治すのに、何時間もかかっていました。
そして、そういう本は大抵が人気本です。
(「ミッケ!」とか、「しごとば」とかがそんな感じですね。)
皆が読みたいと思う本だからこそ、1日も早く、書棚に返して、読ませてあげたい。
そんな風に思います。
1冊1冊を丁寧に、ページの端っこを接着剤で塗る作業は、時間がかかりますが、
再生作業に関わっている喜びがあります。
そして、2、3週間かかって、修復された本を、もう一度書棚に入れた時の喜びは例えようもありません。
つい「よかったなー。また皆に読まれてね。」と小声で声をかけ、
何度も手のひらで、なでてから、棚に入れてしまいます。
大げさな、と自分でも思うのですが。
図鑑などもボロボロになっているものもあります。
動物の図鑑など、ボロボロになっているのを見ると、「動物が好きな子が夢中になってみたのかな」とか思ったり
意外なことに「蛇の図鑑」なんかの背表紙が激しく壊れているのを見ると
「こんな読まれなそうな本でも、読んでくれる子もいるんだな」と思って、
余計丁寧に修理作業をしたりなどします。
郷土資料関係も、かなりの痛みようです。
やはり学校ですから調べ物に使うんだろうなあ、と推測できます。
「できれば新書のうちに、保護シールを貼りたい」とおっしゃる司書さんの言葉の意味もよくわかります。
個人蔵書でなく、何千回と読まれる本がいかに早く痛みがくるのか、ということを身をもって知りました。
(実は、図書館の蔵書もそんなに痛みは早くないと思っていました)
そして、今回はじめて知ったこと
はがれてしまったページを、セロテープで貼ってしまうと本の劣化がより激しくなってしまい、
その後の修繕作業がより困難になってしまうので、
決してセロテープで貼ってはいけないのだそうです。
結構、善意でこれをやってしまう人が多いらしく(実際多かった)
困ってしまう司書さんが多いのだとか。
司書さん、いつもありがとう。
ついに蔵書の修繕作業へとコマをすすめることになりました!
長い道のりだっただけに、とにかく嬉しいです。
本のラベル貼りや、蔵書番号ふり、整理や、修繕が必要な本の仕分け、別の棚への移動などなど、、、
これまで全部一人でやってらっしゃったことを、ささやかに手伝いさせてもらっているのですが、
つくづく、図書空間の中に人が必要であることを痛感しました。
これまで司書さんは6年間くらい、いなかった状態だった図書室なのですが、
その間に、修繕が必要とされて隔離されている図書は、
なんと棚4段分!

人気図書のゾロリシリーズや忍たまシリーズが多かったです。
本の背中が剥がれていたり、中のページが抜け落ちていたりしています。

妖怪本やホラーシリーズも人気なのだそうです。
これは、どの学校でも同じ傾向なのだとか。
すでに修繕が必要な状態のまま、ずっと貸し出されていたから、余計に痛みも激しくなります。
ひどいものになると、もう廃棄するしかないのでは?というほどボロボロになっている本もあります。
こういう本は大手術が必要で、1冊を治すのに、何時間もかかっていました。
そして、そういう本は大抵が人気本です。
(「ミッケ!」とか、「しごとば」とかがそんな感じですね。)
皆が読みたいと思う本だからこそ、1日も早く、書棚に返して、読ませてあげたい。
そんな風に思います。
1冊1冊を丁寧に、ページの端っこを接着剤で塗る作業は、時間がかかりますが、
再生作業に関わっている喜びがあります。
そして、2、3週間かかって、修復された本を、もう一度書棚に入れた時の喜びは例えようもありません。
つい「よかったなー。また皆に読まれてね。」と小声で声をかけ、
何度も手のひらで、なでてから、棚に入れてしまいます。
大げさな、と自分でも思うのですが。
図鑑などもボロボロになっているものもあります。
動物の図鑑など、ボロボロになっているのを見ると、「動物が好きな子が夢中になってみたのかな」とか思ったり
意外なことに「蛇の図鑑」なんかの背表紙が激しく壊れているのを見ると
「こんな読まれなそうな本でも、読んでくれる子もいるんだな」と思って、
余計丁寧に修理作業をしたりなどします。
郷土資料関係も、かなりの痛みようです。
やはり学校ですから調べ物に使うんだろうなあ、と推測できます。
「できれば新書のうちに、保護シールを貼りたい」とおっしゃる司書さんの言葉の意味もよくわかります。
個人蔵書でなく、何千回と読まれる本がいかに早く痛みがくるのか、ということを身をもって知りました。
(実は、図書館の蔵書もそんなに痛みは早くないと思っていました)
そして、今回はじめて知ったこと
はがれてしまったページを、セロテープで貼ってしまうと本の劣化がより激しくなってしまい、
その後の修繕作業がより困難になってしまうので、
決してセロテープで貼ってはいけないのだそうです。
結構、善意でこれをやってしまう人が多いらしく(実際多かった)
困ってしまう司書さんが多いのだとか。
司書さん、いつもありがとう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます