目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

うまい味噌汁を作るぞ

2008年05月13日 | いただきます!
ついに購入しました!
かつお節削り器&かつお節!

「きちんと」とったダシで作った味噌汁。憧れだったんです~。
(エコといいながらも、実はこういう肝心なところが抜けているんです)

以前、古道具屋でかつお節削り器を買ったことがあるのですが、
歯がガチガチに、さびてしまってうまく削れませんでした。
研ぎをしてもらったりもしたのですが、こびりついたサビがどうしても上手くいかず、そのままお蔵入りになってしまっていました。

そのことを通信で漫画にして載せたら、反響がよく、
「かつお節削り器」がまだ過去の遺物ではないことがうかがえました。
「私も自分の子どもにかつお節削りを手伝わせようかな~」なんて
手紙は結構嬉しかったりしました。

それから数年、またかつお節削り器に執心しだしたのは、
日本の食文化の喪失をおもしろおかしく嘆いている雁屋哲氏のエッセイを
読んだからです。

「かつお節削り器でかつお節を削ると時間がかかる、お金がかかる、
と言うけれど1回の味噌汁で使うかつお節の量は3分程度で削れる。
そして、よいかつお節は1本で2000円程度と確かに高く感じるが、1本で2ヶ月は
もつ。そう考えれば1食でかかるお金も割ってみれば、大した金額ではあるまい。

そう考えると、日本の食文化がこれだけ僅かな時間とお金のために失われていくのは、余りに勿体無い」というようなことが書かれていて、大きく納得し(←単純)
購入に至りました~。

さすが!新しいかつお節削り器は、削りやすい~。
料理本を見ながら、昆布と一緒に一番ダシをとり、味噌汁を作ったら…
そのうまいこと、うまいこと!

今までのお味噌汁は何だったのかしら~、というくらいの美味しさでした!
自分の食習慣にない作業なので、面倒といえば面倒な部分もありますが、
美味しいので、できるだけ続けようと思っています。
何より、連れ合いのうまそう~に味噌汁を飲む表情は見ていて嬉しいです。

母も子どもの頃は、毎朝のようにかつお節削り器で、かつお節を作らされていた
そうです。(でも何故か母の作る味噌汁は「味の素」がベースでした…)

そんな話を聞くと、つい「私も…」と思ってしまう、ノリやすい私です。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やすらぎ)
2008-05-13 20:11:08
 カツ節削りで削った鰹節は匂いも素晴らしいです。

 おかゆにお醤油を一寸垂らした鰹節、白いご飯に鰹節、おむすびに鰹節、

 出汁だけに使うのは勿体ないです。
返信する
私もほしいです♪ (つれづれなるままヨ)
2008-05-13 22:08:06
真剣にお出汁をとると、ちょっと違いますよね。
でも、TVなんかでよく耳にする「これだけでも美味しい!」というお出汁はまだ出せません。
私も鰹節から削ったお出汁をとってみたいです。

でも・・・削られる前の鰹節って見たことないです。
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Unknown (やすらぎさんへ)
2008-05-14 09:29:26
かつお節がこんなに美味しいなんて、いや~知りませんでした。ぼちぼちと、レパートリー増やしていこうと思います。今はダシをとった後のカス(でも旨味はまだある)を冷奴の上にのせて食べています。
返信する
Unknown (つれづれさんへ)
2008-05-14 09:32:25
コメントありがとうございます。
確かに私もこの島で削る前のかつお節を見たことがありません(笑)ネットで調べて購入したんですよ~。
できれば自分の目で見れたら、と思ったのですが仕方ないかな~。かつお節削り器の刃の研ぎもやってくれるお店なのでここにしました。
http://www.e-dashi.com/kezuriki/kezuriki.html
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