美浜原発をとめたい！なパブコメをだそう

老朽化した原発はとめたい。誰もが思うところですが、
美浜原発は現在、再稼働にむけて動き出しています。

ぜひ、パブリックコメントをだして、反対を意志を伝えてください。

再稼働をした川内原発も、新しく就任した県知事は見直しを検討するよう
電力会社に要請することを公約にかかげて、当選しました。


さらに、廃炉になっても、突然経営が大赤字にならないよう
法律も整備されてきました。
（実際、これらの法律が整備されてから、他原発の廃炉が突然決まった例もあるのです）

４０年使い、老朽化した原発をこれ以上使う理由はないはずです。
しかも、一度再稼働したら、老朽化した原発をさらに２０年！も使わなくてはいけません。


でもね、一番危険！と感じるのは
田中俊一原子力規制委員長の発言です。


7月20日の記者会見で

「５人だけの委員ですから、それで全ての分野を全部、
そういう細かいところまでカバーするというのは、
はっきり申し上げて、ああいう細かい話になると、
十分に理解するというわけにはいかないというところはありますので、
そういうことを申さ れるのであれば、能力不足だったということです」

と言っていることです。


一番上の人が、「理解できないよ」と言っているんですね。

わからない話ではないけれども、
公の場で言うことじゃないでしょーと思いますし、
こんなことドイツで言おうものなら即退任ですよ。
でもね、公の場で言ってしまうほど、
本当に難しい科学の問題で、別の部署からやってきた人の
手に負える問題でもないんですよね、きっと。


パブリックコメントの締切は９月２日です。



科学的なパブコメを求めると書いてありますが、臆することはありません。
自分の想いのたけをそのまま書いていいのです。
提出されたパブコメはちゃんとカウントされますし、
それが反対意見であれば、世論にもなります。

私が書いたパブコメは決して科学的な数字はありませんが、
「反対意見」です。

あなたも是非反対意見を伝えてください。


以下、私の反対意見パブコメです。

関西電力株式会社美浜発電所３号炉の廃炉を強く希望します。
その理由は、炉の耐久性が使用年数を考えても大変もろくなっていることが考えられること。また再開を決定となるとさらに２０年という年数を使用「しなくてはならない」からです。
耐久性の計算の根拠を規制委員会は「わからない」ものとしてかたづけていますが、これは刈羽柏崎原発でも政府側の見解として見せたもので、到底許し難い発言、意志です。

さらに田中俊一原子力規制委員長の７月２０日の発言は、使用耐久性について何も知識を持ち合わせていないことを露呈しています。これは大変に危険な発言であると同時に、ご自身も責任を何ら負うことはない、と断言しています。
あまりに原発事故を全く教訓としていないものと思われます。

耐久性について、専門知識がないから、というあまりにもぞんざいな理由で原発を動かさないでください。それならば、専門知識を持つ人を招くなりする必要があるはずです。市民の中でも、専門知識であるにも関わらず、懸命に勉強してこの問題と向き合っている人もいます。
どうか原発事故の教訓を忘れずに、今一度原発の危険性としっかりと向き合った上での対処、決断、再考をお願いいたします。