ついに原発全基停止!
5月6日、北海道の泊原発を最後に、日本の54基全ての原発がとまりました!
快挙です!ものすごいことです。
(どこかでお祝いパレードでもやっているのではないかしら、と思うのですが、
マスコミが報道を自粛しているのかしら。)
現時点では稼動停止であり、廃炉になったわけではありませんが、
自治体の議員さん達を「再稼動」に向かわせなかった、市民の人たちの大きな「声」が
全基停止の結果を生んだことは間違いありません。
市民の声って、強いんだ。
実は強いんだ~、と初めて実感することができる記念すべき日だと思います。
さて、この動きに対し、
マスコミがどんな報道をしているのかは、非常に興味深いところですが、
やはりマスコミの報道に、誤解を生じるようなものが含まれているように思います。
「この夏、電力が何%足りなくなる」という報道が多く、これは違うのではないか、と感じます。
これでは「電力の節電をしなくては停電してしまう、不足してしまう」という
意識を、読む人にうえつけてしまいます。
もちろん節電は大事ですが、これは言葉のトリックです。
何故、これまでずっと「原発がなければ電気がたりなくなる」と言い続けていたのに、
今回の動きで
「何故、停電がおこらないのか」
「(原発が全部停止してもなお)電気が足りているのか」
それは、原発の仕組みの問題で、
原発は、出力電力と同量の、火力電力もいっしょにつくっているからです。
イメージできるでしょうか。
例えば、100万KWの原発を作るときには、100万kWの火力もいっしょにつくっているのです。
この電力をバックアップ発電というそうで、
原発の稼動の際に必要とされる処置なのだそうです。
(なまえのない新聞より)
原発の非効率さについては、ウラン発掘のコストや、
電力輸送のコストといった点(100の電力を作っても、都心に運ぶ時点で30の電力しか使えない)
で、無駄になるところが非常に多いですが、
こうした点でも、さらに無駄さが浮き彫りになっています。
無駄を通り越して、笑ってしまうほど意味のない行為ですよね。
それならば、火力だけでいいではないか、という話です。
別のアングルから、原発をとらえてみると、この技術に未来がないことが
浮き彫りになります。
原子力工学系の学生数は、
1995年までは、全国で1600名ほどいたそうですが、
チェルノブイリ事故をきっかけに、
1999年には1000名に減少したそうです。
2004年にはなんと、原子力高額の学部数自体がゼロになり、
2008年には学生数は89名にまで落ち込んでいます。
全大学の、学生数256万人のうちのたった0.013%という数字には、
この学問の未来のなさに、若い人たちが気づいているということではないでしょうか。
原子力政策をおしすすめてきた学者や研究者もやがて、退職してしまうでしょう。
そうなったとき、放射能に汚染され、腐食されてしまった原子炉の処理を
誰が研究し、処理の指示をとるのか。
そうした問題に、ようやく目をむけるべき時がきたのではないか、と
感じます。
さて、
ささやかにでも、放射能問題に気づいてもらうためにシールをつくりました。
訳語には、すでに原発を捨てたドイツ国民に敬意を表し、ドイツ語をつかわせてもらいました。
(ドイツに住む友人に訳してもらいました。Mちゃんありがとう!)
手紙にでも手帳にでもなんにでもはってもらえたら、と思います。
何気に目立ちますね・・・
当初は「放射能測定の資金調達」のために作ったのですが、
目的を「放射能問題にちまっとでも気づいてもらうため、忘れないため」に変えました。
なので、お値段は安価に設定しました。
でも、使っていただくことが条件です(笑)
1シート100円で、2シートで180円に値下がりさせてもらいます。
1シート増やすごとに10円値引きにさせてもらいます。
んでもって、半額を放射能測定や、廃炉にむけて活動している団体に寄付させてもらいます。
(左の「メッセージをおくる」からご住所とお名前、必要シート枚数をお知らせください。
即お送りします)
全部ボランティアで、
こんなことを趣味にしてしまっていいのかしら、とも言われてしまいましたが、
早く問題がひと段落して、本当の趣味に没頭できるまで、もう少し頑張ろうと思います。
一緒に「PKO法 雑則の会」さんが行っている、
再稼動しないよう求める署名にも協力させてもらっています。
今回の署名は再稼動反対に対する「ひとこと」付署名です。
なので、それぞれの「ひとこと」に、それぞれの想いがこもっていて、励まされます。
「原子力にエネルギーを依存すること自体がおかしい。もうやめにしてほしい」というお母さんの声。
「再稼動は人類の恥だ」というお父さんの声。
「原子力を阻止したときに、新しい歴史が生まれるはず。新しい自然エネルギーの創造を!」という希望を託したお父さんの声もあれば、
「原発を動かさなくても電気が足りることはすでに多くの人が知っています。
雇用のことも、廃炉のために人手がたくさんいるでしょうから心配ありません」と
妙に冷静な、我が家のお父さんの声もあります。
今日明日中に、提出予定です。
ちまちまと地道に色々やって、「フクシマ」を忘れないようにしたいと思います。
署名って頼むの、ものすごく勇気が必要で、体力消耗しちゃいます。
何かいい言い方とか方法とかないですかね。
気弱な母ちゃんに1クリックを↓
5月6日、北海道の泊原発を最後に、日本の54基全ての原発がとまりました!
快挙です!ものすごいことです。
(どこかでお祝いパレードでもやっているのではないかしら、と思うのですが、
マスコミが報道を自粛しているのかしら。)
現時点では稼動停止であり、廃炉になったわけではありませんが、
自治体の議員さん達を「再稼動」に向かわせなかった、市民の人たちの大きな「声」が
全基停止の結果を生んだことは間違いありません。
市民の声って、強いんだ。
実は強いんだ~、と初めて実感することができる記念すべき日だと思います。
さて、この動きに対し、
マスコミがどんな報道をしているのかは、非常に興味深いところですが、
やはりマスコミの報道に、誤解を生じるようなものが含まれているように思います。
「この夏、電力が何%足りなくなる」という報道が多く、これは違うのではないか、と感じます。
これでは「電力の節電をしなくては停電してしまう、不足してしまう」という
意識を、読む人にうえつけてしまいます。
もちろん節電は大事ですが、これは言葉のトリックです。
何故、これまでずっと「原発がなければ電気がたりなくなる」と言い続けていたのに、
今回の動きで
「何故、停電がおこらないのか」
「(原発が全部停止してもなお)電気が足りているのか」
それは、原発の仕組みの問題で、
原発は、出力電力と同量の、火力電力もいっしょにつくっているからです。
イメージできるでしょうか。
例えば、100万KWの原発を作るときには、100万kWの火力もいっしょにつくっているのです。
この電力をバックアップ発電というそうで、
原発の稼動の際に必要とされる処置なのだそうです。
(なまえのない新聞より)
原発の非効率さについては、ウラン発掘のコストや、
電力輸送のコストといった点(100の電力を作っても、都心に運ぶ時点で30の電力しか使えない)
で、無駄になるところが非常に多いですが、
こうした点でも、さらに無駄さが浮き彫りになっています。
無駄を通り越して、笑ってしまうほど意味のない行為ですよね。
それならば、火力だけでいいではないか、という話です。
別のアングルから、原発をとらえてみると、この技術に未来がないことが
浮き彫りになります。
原子力工学系の学生数は、
1995年までは、全国で1600名ほどいたそうですが、
チェルノブイリ事故をきっかけに、
1999年には1000名に減少したそうです。
2004年にはなんと、原子力高額の学部数自体がゼロになり、
2008年には学生数は89名にまで落ち込んでいます。
全大学の、学生数256万人のうちのたった0.013%という数字には、
この学問の未来のなさに、若い人たちが気づいているということではないでしょうか。
原子力政策をおしすすめてきた学者や研究者もやがて、退職してしまうでしょう。
そうなったとき、放射能に汚染され、腐食されてしまった原子炉の処理を
誰が研究し、処理の指示をとるのか。
そうした問題に、ようやく目をむけるべき時がきたのではないか、と
感じます。
さて、
ささやかにでも、放射能問題に気づいてもらうためにシールをつくりました。
訳語には、すでに原発を捨てたドイツ国民に敬意を表し、ドイツ語をつかわせてもらいました。
(ドイツに住む友人に訳してもらいました。Mちゃんありがとう!)
手紙にでも手帳にでもなんにでもはってもらえたら、と思います。
何気に目立ちますね・・・
当初は「放射能測定の資金調達」のために作ったのですが、
目的を「放射能問題にちまっとでも気づいてもらうため、忘れないため」に変えました。
なので、お値段は安価に設定しました。
でも、使っていただくことが条件です(笑)
1シート100円で、2シートで180円に値下がりさせてもらいます。
1シート増やすごとに10円値引きにさせてもらいます。
んでもって、半額を放射能測定や、廃炉にむけて活動している団体に寄付させてもらいます。
(左の「メッセージをおくる」からご住所とお名前、必要シート枚数をお知らせください。
即お送りします)
全部ボランティアで、
こんなことを趣味にしてしまっていいのかしら、とも言われてしまいましたが、
早く問題がひと段落して、本当の趣味に没頭できるまで、もう少し頑張ろうと思います。
一緒に「PKO法 雑則の会」さんが行っている、
再稼動しないよう求める署名にも協力させてもらっています。
今回の署名は再稼動反対に対する「ひとこと」付署名です。
なので、それぞれの「ひとこと」に、それぞれの想いがこもっていて、励まされます。
「原子力にエネルギーを依存すること自体がおかしい。もうやめにしてほしい」というお母さんの声。
「再稼動は人類の恥だ」というお父さんの声。
「原子力を阻止したときに、新しい歴史が生まれるはず。新しい自然エネルギーの創造を!」という希望を託したお父さんの声もあれば、
「原発を動かさなくても電気が足りることはすでに多くの人が知っています。
雇用のことも、廃炉のために人手がたくさんいるでしょうから心配ありません」と
妙に冷静な、我が家のお父さんの声もあります。
今日明日中に、提出予定です。
ちまちまと地道に色々やって、「フクシマ」を忘れないようにしたいと思います。
署名って頼むの、ものすごく勇気が必要で、体力消耗しちゃいます。
何かいい言い方とか方法とかないですかね。
気弱な母ちゃんに1クリックを↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます