お腹を壊した時のお薬

軽い病気（風邪や腹下しなど）の時に役に立つ薬草をご紹介しましょう。
ゲンノショウコという白い花をもつ草です。

「現の証拠」とも言われるほどに、効き目抜群らしく
佐渡の植物学者でもある伊藤氏の本の中では
「幼心にもこれほどまで聞く植物はないと思っていた」と書かれるくらい。

それを読んだせいもあってお腹痛を起こした時「飲まなくちゃ」と即思いました。

しかし、お腹が痛くてあんまり活動できない私。
「行きたいけれど、お腹痛いよう」とうんうん言っていたら
夕方に草刈を終えた連れ合いが持ってきてくれた花束が
ゲンノショウコの花束でした。

ちょっと嬉しい出来事でした。


さて、銅鍋に10分ほど煮てみたところ、さわやかな緑色で一見緑茶のようでした。
味もくどくなく、飲みやすく、普通にお茶としてもいけそうです。

翌日…
うん、なんかお腹いい感じです。
治ったようです。　すごおい。
自然（と連れ合いの）の有難さをこんなところで感じられるとは、と感嘆。

知人に聞くところによると、つわりや冷え性にもいいそうで、
本を読むと、江戸時代にチフスが流行した時に味噌汁の中に入れて飲んだ、とも。

とっても効き目があったので、
冬用に少しつんで乾燥させておこうと思います。
「来年のために、根っこごと採らないように」とも書いてありました（笑）


薬も自前のこの生活。
健康保険料が（収入増減いかん問わず）
１万円もアップしたので（驚）必要な知恵かもしれません。


自然も体も大切に。