書庫での仕事

農作業や編集の仕事などなどいろいろ仕事している私めですが、
普段は小さい図書館（文庫）の管理の仕事がメインです。

こちらでの仕事のことはあまりブログで紹介したことはありませんでしたね。
何故なら掃除が主の仕事だからです（笑）
山の中に建つ建物は砂ほこりがよく舞うのだと教わりました。
掃除が大の苦手の私めは、いつも誰かさんに注意されながら
掃除仕事をしております。

こちらに設立者より時々新たな本が送られてきます。
その本にラベル付けをしたり、分類したりするのも仕事のひとつ。

画像は、能の謡（うたい）の本に分類ラベルを貼り、その上にセメダインの
ような補強材を筆で塗って乾燥させている所です。
糸でとじられた謡本がなんだかかっこよくて、つい撮ってしまいました。

現在の図書館などでは、もうこんなに古風な（笑）やり方はせずに
透明なシールをぺたりんと貼っているようです。
当館はあまりお金がありませんので（笑）時間はかかっても
お金のかからない方法を選んでいます。

場所をとる作業なので、開館時間が終わってからの作業。
机の上に並べて、明日の開館時間前にしまいます。

私も連れ合いも本を読むことが大好きな人間なのですが、
書庫の仕事をするようになってからは
本を読む時間がめっきり、なくなっちゃいました（笑）

「本しか読めない生活よりはいいよね」と言いつつも…
本も読みたいよ～
と（笑）