目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

おひつデビュー

2010年09月08日 | いただきます!
夏の宿泊客が一番多い時期、食事作りをちょっとだけ手伝います。

食事のレパートリーが増えること

それから「おばあちゃんの知恵」的ミニ知識が増えることは得したな~と感じます。


今年も、姑・・・ではなく、アドバイザーの方達の教えを受け、
ついに、「おひつの使い方」を習うことができました。



おひつを使ったご飯は美味しい、と聞き、純粋に憧れ、
先月、入手したまではよいのですが、
使い方がイマイチわからず、
台所で展示品として、眺めるだけになってしまっていました(汗)

きっと、ただお米をいれるだけじゃダメだろうなあ、と漠然と思っていました。


今回、夕食の稲荷ご飯を作る時にかこつけて、
「使い方を教えてください」と申し出て、指南してもらいました。

聞いてみて、一人で見よう見まねでやらなくてよかったな、と思いました。

簡単にまとまると・・・

1,おひつの内側を軽く水でぬらす。

2,その後、酢を適量入れてまわしかける。
(この時は、梅酢を使っていました)
 殺菌の意味合いもありますが、お米への風味付けもあるそうです。

3,炊きたてご飯を入れる。

4,うちわなどではあおがない。(お米がねばってしまうそうです)

5,切るように混ぜる。


てな感じです。

2番や4番など、何気ないことかもしれませんが、きっと重要なことなんでしょうね。
怠ると、木肌に米粒がはりついて嫌になってしまい、二度とおひつを使いたがらないかもしれません(笑)

そして、酢を使うと、おひつの木肌に米粒がおもしろいほど、つきません!


さて、おひつを使った感想ですが、「米の味が劇的に味が変化する!」・・・というわけではありませんが、
やはり微妙な味の変化を感じます。

何よりも米の香りに、ほんのわずかですが木の香りがするというのはいいものです。
この猛暑の間、「腐っていないかな・・・?」と、おそるおそるジャーに鼻を近づけていましたが、

おひつに入れたお米には、その恐怖心が解消されるような
さわやかな香りを味わうことができました。

特に、炊きたてよりも、冷めて時間がたったほうが、違いを感じます。

本で読んだような「無駄な水分がきれいにぬけて米の味が格段にアップする!」とまで
言うと、ちょっと誇張表現かもしれません。(あくまで私の場合です)

しかし「ちょっとだけ味があがりますよ」と言いたげな、
日本っぽい控えめな主張が気に入りました(笑)

以来、毎回使っています。

かなりいい感じです。
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