佐和田の定期市で新しいお店を発見しました。
昔からやっている定期市場で新しいお店が入ることは珍しいことです。
のぞいてみたら、ご自身で育てた「自然卵」を売っていていました。
「へえ~、卵だけなんて珍しいですね~」と話しかけてみました。
するとその方は、すごいすごい、卵の魅力、鶏の魅力について、飼い方について、
実にとめどなくお話されました。
ものすごく、ものすご~く、思いが詰まっている方なのでした。
その方は、羽茂で鶏を280羽(!)も、自宅の敷地で放し飼いで育てていて、
猟犬を番犬に、天敵のテンや猫や狸を追い払っているのだとか。
オオタカもいるらしく、たびたびやられているそうです。
(南佐渡は自然が豊かだなあ)
「280羽もいると、フンの始末が大変じゃないですか」というと、
「いや、こういう方法があるんだ」と
神奈川で発行されている「自然卵通信」というのをとりだして、さらに語ります。
その方は、柿農家でもあるらしいのですが
「こいつら(鶏)を飼い始めてから、農薬の影響が気になり始めて…」
「まけなくなりましたね~」
とおっしゃるのです。
これにはびっくりしました。
「ああ、少量にしたのですか?」と聞いたら
「いえ、全くです」と言う。
「柿に、農薬を、まったく、まかずに、ですか」(つい、くぎってしまう)
「そう。だから農協の人にひきとってもらえなくなってしまいました」と
さらに笑って語られる…、なんともいえない強さを感じました。
果樹に農薬をまかずに、なんて簡単にできることではありません。
思わず、その柿が欲しくなりました(笑)
こんな独特のことをされているならば、と思い
「島外の方ですか?」と聞くと、「いや、佐渡の人間です」とおっしゃる。
いや~、やるね~佐渡人
と思ってしまいました。
苦労に苦労を重ねて作り上げた自然卵は10個で500円。
相場でいえば文句なく「高い」値段なのですが、
労働量を考えれば、むしろ「安い」んですよね。
その価値に買う人が気付けば、こういう「かっこいい」食べ物は
もっと増えるかもしれませんね。
鶏のことをどんどん話しながら、そっと1つ余計に卵を袋に入れてくれました。
昔からやっている定期市場で新しいお店が入ることは珍しいことです。
のぞいてみたら、ご自身で育てた「自然卵」を売っていていました。
「へえ~、卵だけなんて珍しいですね~」と話しかけてみました。
するとその方は、すごいすごい、卵の魅力、鶏の魅力について、飼い方について、
実にとめどなくお話されました。
ものすごく、ものすご~く、思いが詰まっている方なのでした。
その方は、羽茂で鶏を280羽(!)も、自宅の敷地で放し飼いで育てていて、
猟犬を番犬に、天敵のテンや猫や狸を追い払っているのだとか。
オオタカもいるらしく、たびたびやられているそうです。
(南佐渡は自然が豊かだなあ)
「280羽もいると、フンの始末が大変じゃないですか」というと、
「いや、こういう方法があるんだ」と
神奈川で発行されている「自然卵通信」というのをとりだして、さらに語ります。
その方は、柿農家でもあるらしいのですが
「こいつら(鶏)を飼い始めてから、農薬の影響が気になり始めて…」
「まけなくなりましたね~」
とおっしゃるのです。
これにはびっくりしました。
「ああ、少量にしたのですか?」と聞いたら
「いえ、全くです」と言う。
「柿に、農薬を、まったく、まかずに、ですか」(つい、くぎってしまう)
「そう。だから農協の人にひきとってもらえなくなってしまいました」と
さらに笑って語られる…、なんともいえない強さを感じました。
果樹に農薬をまかずに、なんて簡単にできることではありません。
思わず、その柿が欲しくなりました(笑)
こんな独特のことをされているならば、と思い
「島外の方ですか?」と聞くと、「いや、佐渡の人間です」とおっしゃる。
いや~、やるね~佐渡人
と思ってしまいました。
苦労に苦労を重ねて作り上げた自然卵は10個で500円。
相場でいえば文句なく「高い」値段なのですが、
労働量を考えれば、むしろ「安い」んですよね。
その価値に買う人が気付けば、こういう「かっこいい」食べ物は
もっと増えるかもしれませんね。
鶏のことをどんどん話しながら、そっと1つ余計に卵を袋に入れてくれました。
もちろん買います!という気持ちになります。
佐渡の人というのが うれしく感じました。
顔が見える関係になる、というやつでしょうか。
がんばれ、の意味もこめてのお値段でしょうね。
普段200円くらいの卵しか買わないからなあ。