目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

地産地消スイーツ・中川製パン所の佐渡島カスタードケーキ

2013年02月15日 | 地産なおやつ
地産地消ばやりです。
地元の野菜が、果物が、米が、お肉が売れて欲しい!

佐渡の業者さん、生産者さんの切なる願いです。

佐渡市も色々と掛け声をかけ、かつイベントも大々的に行われたりします。

そんな中、こんな菓子パンが販売されました。

「佐渡島カスタードケーキ」

地産地消フェスタのスイーツコンテストで優勝した地元高校生のレシピを
佐渡の地元パン屋さんのドン・中川製パン所さんが商品化した、というのです



中川製パン所で働く知人さんから知り、即買いしました。
販売開始からすでに2ヶ月以上たっていますから、もうすでに購入された方もいらっしゃるかもしれませんね。


販売当時は、まだ安定していなかったせいか品切れが多く、何度もお店に足を運びました。

ようやく買えた時は
1個の菓子パンを手に、
なんか、すごい嬉しい気持ちになりました。


これまで、地産地消を目的とした食べ物のコンテストは佐渡市や観光協会主催で
何度かありましたが、
それが「商品化」という流れに結びついたケースはありませんでした。

コンテストに応募した人、あるいはそのコンテスト受賞を知った人から
食べたいのに食べられないという
もっともな意見(笑)があり、しかしそれが
かなえられない状況が続いていました。


そんな中での、このスイーツパン販売は、ものすごく嬉しい!ものでした。

製造している中川製パン所さんは、
非常に一生懸命なパン屋さんで、
今ほど米粉が盛んに売り出されていなかった頃から
「米粉パン」を種類も豊富に販売していましたし、
新商品も開発しています。


この商品は、地元高校生のレシピと、中川製パン所のレシピの2通りで造られていて、

実際に2商品、販売されています。
シールが貼られているほうが高校生レシピ(いちじくクリーム)で
貼られていないほうが中川製パン所レシピです。
見た目はどちらも一緒なんですけどね(笑)



なんでも、地元高校生のレシピは「面倒で時間がかかる」
らしくて(笑)
入荷も夜遅くになってから(なんと夜の7時頃!)になるそうです。

中川製パン所レシピのほうも決して楽ではないそうですが。

私がはじめてこの商品を購入したのは、12月頃でしたが
次回入荷を聞いたら、「クリスマス時期は面倒すぎるから入荷できないって」と、
のんびり、というか地元っぽい回答で笑えました。

現在、佐和田のマツヤと、畑野のセーブオンだけの限定販売。
それすら、品切れ状態が続いています。
(私が行く時だけ売り切れなのかもしれませんが)



味、とっても美味しいです。

外側がカステラのようなふんわり生地で(この生地に佐渡産米粉を使っているようです)
佐渡産りんごを練りいれたカスタードクリームを包み込んだ

やさしい味わいです。

中央に、佐渡の島の形がついていますが、これも抹茶の味がふんわり香っています。
生地をくりぬいて埋め込んだのかな?
こっていますよね♪



お客さんが来た時のお茶うけとしても、十分にその役目を果たすと思います。


原材料のラベルを見ると、
りんごの所には「西三川産」と書いてあり、
米粉の所には「さどっ粉」と書いてあるところがおもしろいし、安心できます。

1個158円というお値段も良心的です。


今回のこの菓子パンの販売には、中川製パン所さんの尽力がなくては
とても叶わなかったと思います。

コンクールなどの大きなイベントももちろん大事だけれども、
地元の人たちの、地道な努力は何よりも必要なことを実感します。



消費者として、買い支えたいなあ、と思いつつ、
たま~にセーブオンに足を運んでいます。











中川製パン所さんは、地元では「なかぱん」という愛称で呼ばれているそうです。
私が高校生の頃は、そう呼んだ記憶がないのですが畑野限定?と思ったら
別の地域でもそう呼んでいるようですが、あなたはどうですか?













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